f食事制限をしないダイエット法

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摂取カロリーを一気に減らすと、体がエネルギー消費を抑えて体脂肪を維持しようとする適応現象が生じる。すると食事制限をしているにもかかわらず体重が減らない停滞期が訪れる。この方法は低栄養状態になりやすく、脂肪のみならず筋肉などの蛋白質も燃焼されるため、体型のメリハリが無くなってしまう。基礎代謝や活動代謝も低下してしまう。するとモチベーションも低下し、我慢できずに元の食事量に戻ったり、過食したりすることになり、リバウンドに繋がる。

太るとは、体脂肪が増えるということ。同じ体重でも、体脂肪率が低く筋肉量が多い人はダイエットは不要だ。
体脂肪は脂肪細胞に脂肪滴が蓄積されることで増えていく。その役割を担うのがインスリンで、血糖値が急上昇すると過剰に分泌される。つまり、同じ食事であっても、あるいは多少食事を増やして摂取カロリーが増えても血糖値が急上昇しなければ太りにくい。血糖値を上げない食事をする。食材にはGI値という食後血糖の上昇度を示す指数がある。GI値が高い食材を食べると血糖値が上昇し、GI値が低い食材を食べると、血糖値の上昇は穏やかになる。

■低GI食品を選ぶポイント
主食は無精製に近く色が濃い(茶色・黒色)ものを選ぶ

白米→玄米
食パン→全粒子パン・ライ麦パン
うどん→蕎麦
野菜はでんぷんが少なく、食物繊維が多いものをじゃがいも、にんじんはGI値が高い
低GI値食品であっても、砂糖を使った煮物はGI値が高くなるため、素材をそのまま食べられる食材を選んだり、みりんや酢、香辛料、ハーブなどを使って味付けや風味を整える。

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『マナーを身に着ける』

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中谷彰宏

「自分らしさ」を出したいと思うなら、まずそのベースとなるマナーを身につけることです。サラリーマンは、どうしたら人に嫌われないようにできるかを考えて行動することがマナーです。落語家の世界は、前座→二つ目→真打と昇進します。前座の間に覚えなければならないことは、噺ではありません。マナーです。

学生時代と社会では、人とのつきあい方が違います。学生時代は、好きな相手とだけ一緒に過ごせます。社会に出ると、そりが合わない人、話が通じない人、価値観の違う人、文化的なバックグラウンドがまったく違う人と、好きにならならくても、嫌われないようにつきあわなければなりません。人から嫌われないために必要なのがマナーです。最低限のマナーがあることが大切です。

マナーがないまま「自分らしさ」を押し出していくと、ただの嫌われ者になってしまいます。それが我を張るということです。「私が、私が」と行くのは、マナーを教わっていない人です。マナーとは、ひと言で言うと、いかに「私が」を抑えられるかです。お辞儀の角度が何度ということではありません。みんなそれぞれ「私が」と押し出したい気持ちはあります。それをマナーでグッとオブラートに包む技を持っておかないと、本当の自分のよさを見せる前に「なんが頑張ってイタイよな」と言われます。「あいつは、あれがなければいいのにな」と言われる存在になってしまうのです。

よく「紹介してください」と言う人がいます。マナーの悪い人は紹介できません。少なくとも最低限のマナーを持っている人でないと、「なんて人を紹介したんだ」と、紹介した人間は信頼をなくします。
チャンスをつかめる人は、紹介してもらえる人です。ワンステージ上の人と出会うことでチャンスはつかんでいけます。紹介してもらえるかどうかの差は大きいのです。そのためには、ワンステージ上の人に失礼がない、嫌われないマナーを身につける必要があります。

頑張っているのにうまくいかない人は、マナーを身につけていないのです。嫌われないマナーのいい人は、何かしくじった時でもまわりがみんな安全テントになって助けてくれます。50代になっても、マナーを知らない人がいます。マナーを身につけることが、おむつが取れるということなのです。

スポーツの世界で言えば、監督に好かれなければ、どんなに技術があろうが、パフォーマンスで目立とうが、試合では使ってはもらえない。これは、会社や社会においての、上司や社長、先輩などにたいしても同じだ。
マナーとは、行儀や作法のことをいうが、これは人から嫌われないための礼儀作法。そして人から嫌われないために、この礼儀作法と同時に大事なのは、笑顔や、愛ある言葉(愛語)、そして愛嬌。
いくらマナーがよくても、仏頂面だったり、不愛想だったり、不機嫌だったら、誰も相手にしてくれない。

人から好かれれば運がついてくる。マナーを身につけて、運を呼びよせる。

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『自己変革』

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ジェフ・ケラー

現代社会には悪しき風潮が蔓延している。

私たちはそれを認識し、自分が少しでもあてはまるなら
謙虚に反省して、それにかわる3つの新しい価値観を
確立しなければならない。

1. 言い訳や責任転嫁ではなく自己責任

間違った選択をしたら、その結果は自分で責任をとろう。
言い訳をしたり人のせいにしたりしているかぎり、
決して成功しないし、幸せにもなれない。

私たちは自分の人生の主導権を握っている。
自己責任を受け入れるとポジティブな変化を
起こすことができる。
それに対し人のせいにしているかぎり、
進歩せずに現状にとどまる。

2. 対決の姿勢ではなく寛容な精神

人と意見が合わなくても、うまくやっていくことができる。
ところが多くの場合、意見が分かれると口論になりやすい。
私たちは自分と異なる意見に対して寛容な精神で接するべきだ。
多くの場合、真理は双方の意見の中間にあることを
覚えておこう。

3. ネガティブな意識でなくポジティブな意識

メディアの情報の何割がポジティブだろうか?
せいぜい1割くらいだろう。

だが、それはメディアのせいではない。
人びとがネガティブな情報を求めるのをやめれば、
メディアはそれを提供するのをやめる。

メディアのネガティブな報道に関係なく、
私たちはポジティブなニュースキャスターになる必要がある。

自分が持っていないものについて不平を言うのではなく、
自分が持っているものに感謝しよう。
他の人の欠点を批判するのではなく、
その人の長所を称賛しよう。

以上の3つの新しい価値観を確立すれば、
仕事と人生で成功をおさめ、
有意義な人生を送るための基礎が出来上がる。

テレビの記者会見等をみていても、
潔く自分の非や責任を認め役職を去る人もいるが、
そうでない人も多い。
自分をかばって、人のせいにする、往生際の悪い人だ。

「出処進退」という言葉があるが、
中でも、辞めて職を辞するという、身の処し方が一番難しい。
たいていは、自らが辞めると言わない限り、
いつまでもその席に居座り続けることになってしまう。

辞めるには、自ら己を滅するという無私の心と、
それを肚に落とし込む覚悟が必要だ。

寛容な精神は、多くは言葉の使いかたで決まる。
相手を思いやる言葉、愛のある言葉、感謝の言葉、
等々を多用することだ。

ポジティブな心がまえとは、
「よいところを見る習慣を身につける」ということに尽きる。
事実は一つでも、それを見る人によって
考え方は180度変わってしまう。
無いことを嘆くのではなく、あるものに感謝するという姿勢。

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