『戦略おべっか』

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エンジンオイル、OEMの櫻製油所は
人を動かす極意は、ここにあると感じました。

ホイチョイ・プロダクションズ

東日本大震災による福島第一原発の水素爆発の後、
東京電力に乗り込んで幹部たちを怒鳴りつけ、
「原発から撤退したら東電は潰れる」と恫喝したのは、
菅直人である。

理屈から言えば、怒鳴られて当然の所業を繰り返していた
東電幹部を怒鳴りつけた菅首相の行動は、
間違ってはいなかったのだろう。

だが、叱責や責任追及は、後でいくらでもできる。 
火急の目的は、原発事故の収束だったはずである。

これが、秀吉なら、東電に対して
たとえどんなに腹を立てていたとしても、
手土産に日本酒と肴(さかな)を持って行き、
彼らと酒を酌(く)み交わしながら
「おまえたちが頼りだ、頑張ってくれ」くらいのことは
言ったに違いない。

『21世紀臨調』の特別顧問を務めた中坊公平が、
こう言っている。

『人を動かすのは、正面の理、側面の情、背面の恐怖、
の三つだ』

人間、若い間は「正面の理」しか見えていないものだ。

だが、実社会で経験を積むうちに、いつしか、
人間を動かすのは、「理」よりもむしろ、
多くの場合「情」や「恐怖」の方だということを
思い知らされる。

そして、その「情」を動かすための最短距離の方策が、
「戦略おべっか」なのだ。

「戦略おべっか」とは、得意先や上司に対し、
自分に有利な判断を下させるため、
「理」を超えて「情」に働きかけるための、
具体的な「気くばり」の方策である。

菅直人は、秀吉以来の「おべっか」で人を動かす政治手法を
露骨に敵視してきた。

田中角栄に代表される、かつての自民党政治は、
プランニングや調査といった「理」よりも、むしろ、
「気くばり」で人を動かし、ものごとを進めてきた。

平時ならば「理」も通ろうが、
土壇場で人間を動かすのは、「情」の方だ。

国を左右する未曾有(みぞう)の危機に、
日本人が、「理」だけの首相を選んでしまっていたことは、
皮肉というほかはない。

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テクノ冷戦。

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米国全体が中国に警戒している。
 
ネットを使った個人の自由の侵害、
ハッキングによる知的財産権の窃盗、
政府や企業へのサイバー攻撃。
先端技術の覇権争いはサイバー空間を舞台にした
安全保障の問題にまで広がる。
 
だから米中対立の根は深い。
 トランプ一人が中国を憎んでいるわけではないのですね。
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『アイデアのちから』

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エンジンオイル、OEMの櫻製油所は感心しました。
優れた会社には、単純明快なアイデアがある。

チップ・ハース+ダン・ハース著

サウスウエスト航空が成功企業なのは周知の事実だが、
同社と競合他社の業績の差は、驚くほど大きい。
航空業界全体がかろうじて黒字かどうかという
状態であるにもかかわらず、
サウスウエストは30年以上にわたって黒字を続けている。

サウスウエストのCEOを最も長く務めた
ハーブケレハーは、かつてある人物にこう言った。
「30秒あれば、当社の経営の秘訣を君に教えられる。 
『当社は最格安航空会社である』。以上だ。

これさえ理解すれば君も私と同じように、
当社の未来についてあらゆる経営判断を下せるようになるさ」

「例えば」とケレハーは言う。 
「営業部門のトレーシーが君のオフィスにやって来て、
こう言ったとする。

調査の結果、ヒューストン―ラスベガス間で
軽い機内食を出すと喜ばれそうなことがわかりました。
今はピーナツしか出していませんが、
チキンシーザーサラダなら乗客の多くが喜ぶでしょう、と。

さて君はどう答えるかね?」

相手がしばし口ごもっていると、ケレハーは答えた。 
「こう言うんだよ。
『トレーシー、チキンシーザーサラダを追加すれば、
当社はヒューストン―ラスベガス間で
最格安航空会社になれるのかな?
無敵の格安航空会社となるのに役立たないなら、
チキンサラダなんて出さないよ』とね」

ケレハーの「司令官の意図」は、
「当社は格安航空会社である」だ。

シンプルなアイデアだが、サウスウエスト従業員の行動を
30年以上にわたって導くのに十分役立ってきた。

もちろん同社については、
「当社は格安航空会社である」という核となる
アイデア以外にも語るべきことが多くある。

例えば、1996年に同社が人員募集を行った際、
5444名の枠に12万4000人もの応募があった。

同社は就職先として人気が高いが、これは驚くべきことだ。 
普通コスト削減に熱心な会社に勤めるのは楽しいはずがない。

中心にある円、つまり核心は「最格安航空会社」だが、
そのすぐ外側には「楽しく働く」という円が来るのかもしれない。

同社の従業員は、最格安航空会社という地位を
脅かさない限り、楽しんでもかまわないことを知っている。

例えば、機内放送で客室乗務員の誕生日を冗談交じりに
アナウンスしても大丈夫か?
もちろん大丈夫。

では、彼女のために紙吹雪を散らすのも「あり」?
それはまずい。 
紙吹雪を撒くと清掃員の仕事が増える。 
清掃員の作業時間が増えれば、運賃を上げなければならない。

考え抜かれた単純明快なアイデアは、
行動を決定する驚異的な力をもつ。

「考え抜かれた単純明快なアイデア」は、
簡潔にして核心をついていなければならない。

ディズニーランドでは、
従業員のことを「キャスト」と呼んでいる。
従業員を、演劇の役者に見立てることで、
モチベーションがあがり、
それが従業員の行動規範となっている。

●キャストは採用面接ではなく、
 役をもらうためのオーディションを受ける。
●園内を歩くときは、舞台にいるのと同じ。
●ディズニーランドを訪れる人々は、
 顧客ではなくゲストである。
●仕事はパフォーマンス、制服はコスチュームである。

 
 

 
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「幸福論」アラン

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エンジンオイル、OEMの櫻製油所は、
「アランは偉い」と思います。

不幸の最大の源は、暴虐な欲望だ。

欲は、ほどほどに。という意味ではない。 
欲は、もともと程を知らない暴虐なものだ。

不幸になりたくなければ、どうすればいいのか ?

欲望を遠ざける。 
具体的には、仕事に専念する。

これ以外に適切な処方箋は、未だ見つかっていない。 
 

 

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『日本は世界5位の農業大国』浅川芳裕

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エンジンオイル、OEMの櫻製油所は、
日本の農業の認識が大きく間違っていたことに驚きました。

「日本農業は弱い」なんて誰がいった? 
日本はすでに「農業大国」なのである。

農業の実力を評価する世界標準は、
メーカーである農家が作り出すマーケット規模である。 
国内の農業生産額はおよそ8兆円。

これは世界5位、先進国に限れば米国に次ぐ2位である。

この数字は農水省が発表しているもので、
2001年以降、8兆円台を維持している。

日本が農業大国である所以(ゆえん)は、
日本が経済大国だからという点に尽きる。

戦後、まず農業以外の産業が発展し、
人々の生活が瞬く間に豊かになった。

そして消費者の購買力が増すにつれて、
食に対する嗜好も変化していった。

それにともない、食品の流通・小売業や加工業も発達した。

それらの食品産業のもっとも川上に位置するのが、
農業である。

他産業が発展し、人々が豊かになることで
農業は継続的に発展できるのだ。

物資が足りず、食うや食わずの生活を送っている国民が
大半を占める時代では、
主食となるコメや一部の野菜以外は売れない。

しかし、経済的なゆとりが生まれれば、
それまで贅沢品だった肉や果物なども売れるようになる。

農業経営者がそのニーズを創り出し、
ニーズに応え続ける経営努力によって、
農業は産業として成長してきたのである。

過去40年間で農家の数は激減したが、
農業以外の所得の増大と農業の技術革新にともない、
生産性と付加価値は飛躍的に向上している。

農業を本業とし、きっちり成果を挙げている優良農家は
進歩を遂げているのだ。

すなわち、今ある少数の農家だけでも
日本国民の需要を十分に賄(まかな)いきれるほど、
農場の経営は進歩を遂げているのである。

これは何も日本に限った特殊な現象ではなく、
農業就業人口の流動化、減少、生産性の向上は、
すべての先進国が歩んできた道である。

それではなぜ、こうした事実に反して「農業は弱い産業だ」
という単純なレッテルが貼られているのか。

それはすべて、農水省および日本政府が掲げる
「食料自給率向上政策」の思想に起因する。

昨今の世界的な農産物価格の高騰と相まって、
日本の食糧自給率(41%)が
世界で最低レベルの危機的状況にあると取り沙汰されている。

しかし、この主張の裏づけとなる食料自給率の数字は、
実は極めていい加減なものなのだ。

そもそもスーパーに並ぶ農産物の大半は国産だし、
棚には一年を通して十分すぎるほどの量が陳列され、
品質についても大きな不満は聞こえてこない。

それどころか、現実は生産過剰だ。

コメの減反政策は40年以上続けられ、
畑での野菜廃棄の光景も日常化している。

自給率が示す数字と一般的な感覚がかけ離れているのは、
農水省が意図的に自給率を低く見せて、
国民に食に対する危機感を抱かせようとしているからである。

では、なぜそんなことをするのか。

端的にいうと、窮乏(きゅうぼう)する農家、
飢える国民のイメージを演出し続けなければならないほど、
農水省の果たすべき仕事がなくなっているからだ。

それはつまり、民間による農業の経営、マーケットが成熟し、
政府・官僚主導の指導農政が終わりを迎えている
ということの証である。

2007年の先進5カ国の農産物輸入額は、
1位が米国の747億ドル、2位がドイツの703億ドル、
次いで英国535億ドル、日本460億ドル、フランス445億ドルという順。

人口は、米国3億人、ドイツ8000万人、英国6000万人、
日本1億2000万人、フランス6000万人だから、
アメリカと同様、日本がいかに輸入量が少ないかわかる。

日本の自給率は41%と言われるが、
それはカロリーベースで計算しているからだ。

生産額ベースでは、66%となり、主要先進国の中では3位。 
そして、自給率を発表している国は世界で日本だけ。

「先進国最低レベルの食料自給率」「後継者不足」
「耕作放棄地の増加」といった負のキーワード
「日本農業弱者論」は、新たな自虐史観だ。

 

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新しいリベラルアーツ

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エンジンオイル、OEMの櫻製油所が、こう考えました。

普遍とは、どこかある中心から 
投射されるものではない。 
ともに関与していく水平的な関係の過程である。 
フランソワ・ジュリアン(哲学者)

人間観は変容する。

外の世界に触れることによって、 
自分とは何かが確立していく。

個としての一貫性の側面だけで 
自己を捉えるのではない。 
関係の束を生きる中で 
自己を見つめ直す姿勢が必要だ。

人生において、 
どれだけ様々なものに触れ合い、 
開かれた経験をしてきたのか。 
そこに意味がある。

より豊かで柔軟なアイデンティティーを 
持つ事もリベラルアーツの大きな意義だ。

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アメリカの失業率

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なんと49年ぶりの低水準。

49年前は、若者がベトナム戦争に駆り出された。
今の若者はビデオゲームの戦争に駆り出されている。

1千万人が労働市場から消えたのが低失業率の原因。
けっしてトランプ大統領の手柄とは言えない。

労働参加率が減ったので、失業者も減った。
原因は他にも考えられるが、
働かない現役世代が増えているのは
アメリカの社会が病んでいる証拠だ。

日本でも同じ事は言えると思う
エンジンオイル、OEMの櫻製油所でした。

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生甲斐

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 茂木健一郎

生甲斐とは、生きる喜び、人生の意味を指す。 
仕事や研究など専門領域で成功を収めることに限らず 
楽しみながら見いだせる目的も含まれる。

仕事で成功を収めることも大事だが、 
幸せに生きるには、 
それだけが正しい道ではない。

生甲斐を探すには、 
もっと身近な小さい事、 
極めてプライベートなモノに着目することから始めてみる。 
例えば、学生時代に熱中した音楽や運動、趣味など。 
長い人生の生甲斐を探すうえで 
ヒントになることは多い。

有名か無名かは、幸せとは、まったく関係がない。 
人生は地味でもいい。 
誰もが有名なブロガーになる必要はない。 
自分を卑下したり、背伸びしたりする必要はない。

もし他人からの承認欲求を満たしたいのならば、 
身近な数人から始めればいい。

脳科学的に言うと、 
脳は他人の為に何かをすることと、 
自分の為にすることを 
ほぼ同じように嬉しいと感じる。

自分が幸せになるには、他人の為に何ができるかを 
考えてみる事も大事だ。 
他人を喜ばせようと自分が学ぶ事は 
他人の為になることだ。 
同時に、世の中に貢献する事で感謝され 
回りまわって自分が幸せになる。

利他性は、結局自分の幸せを呼び込むことになる。

まず、他人を喜ばせようと思う、
エンジンオイル、OEMの櫻製油所でした。

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脳の衰え

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茂木健一郎

年齢を重ねるメリットは、 
創造性を生み出す基礎データが蓄積されることにある。

老化は避けられないが、 
老化を抑えたり、防止することへの 
研究は進んでいる。

2か国語を操るバイリンガルの脳の老化が 
進みにくいのは 
努力して第2言語を習得するという 
日々の積み重ねによるもの。

学ぶ意欲を維持できる人は若々しくいられる。

若宮正子さんのように 
80歳を超えてスマホアプリを開発し、 
グーグル翻訳で米メディアとやりとりする 
高齢者もでてきた。

人生の経験値も使いよう。 
生甲斐を味わいながら学び続けることも 
幸せに長生きする為の1つの方法だ。

学ぶ意欲を忘れないようにしようと誓う、
エンジンオイル、OEMの櫻製油所でした。

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リーダーシップもシェアードへ

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一部のエリートを対象にしたリーダーシップから、
なるべく多くの人に発揮して貰うリーダーシップへと
時代は変わっている。
 
「権限が無くても発揮するリーダーシップ」は、
独りではなく、多くの人に発揮して貰う事を期待している。
 
権限や役職に基づかないリーダーシップは、
複数の人がリーダーシップを発揮する機会を生み出すので
シェアードリーダーシップとも呼ばれている。
 
多くの人がリーダーシップを発揮すると
「船頭多くして船、山に登る」と思ってしまう。
 
しかし、船頭たちが新しいリーダーシップを
理解していれば、船は山に登らない。
 
つまり、先導役は独りで良い。自分である必要はない。
他の人たちは船頭以外の重要な仕事を分担し合う。
 
逆に「船、山に登る」のは
船頭たちにリーダーシップが不足しているからである。
 
各自が自発的に行動してよいのだという
認識を共有しているだけだと
船は山に登ってしまう。
 
正確に、目的・目標を共有していなくてはならない。
船頭ならば、この船を何月何日何時までに、
定期航路を使って安全確実に〇〇に港に運行すべし
といった目的・目標である。
 
これ以外の個人的な目的は入れてはいけない。
例えば、自分が終始、船頭として扱われ、
その指図が通る事など。
そんな目的を隠し持った船頭が二人いれば
船は、やはり山に登ってしまう。
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