『錯覚の法則』

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西田文郎

人は自分にないものを持っている人を尊敬します。
他人を敬うこと自体は素晴らしいことです。

ところが、自分が持っていないものだけに
意識を向けていると、
「あれもない、これもない」と
マイナスの錯覚を起こしてしまいます。

そうした考えから脱するには、
「有無・無有の思考法」が役に立ちます。

つまり、「相手にあって、自分にない」
という思考を逆転して、
「相手になくて、自分にある」ことを考えてみるのです。

私は企業の社員教育にいくと、
物事を逆から見るという訓練をさせます。

たとえば、支店に勤めている人は、
本店に対してコンプレックスを抱いている人が多い。
どうせ、支店では大したことができないと思っている
傾向にあります。

そういう場合には、
「本店にあって支店にないものは何ですか」と
一方思考で考えさせると、
「やっぱり本店はすごい」と思って勝てなくなってしまう。

ところが、逆から見てもらうと
「支店にはあれもある、これもある」と
どんどんアイデアが出てくるのです。

人間がすごいのは弱いからです。
像やライオンより強いからではありません。

人間は弱いからこそ、自分にあって相手にないものを
常に脳に問いかけてきた。
だからこそ、人類はここまで発展してきました。

そもそも、世の中に絶対ということはありません。

いままでこうだと決めつけていたことも、
逆の立場になってみると、違った側面が見えてきます。

この逆からの発想が、いつの間にか
自分が絶対と決めつけている「正しさ」に
拘泥していることに気づくための、
もっとも有効な方法です。

一つひとつ逆から見る癖をつけておくと、
自分と反対意見を持った人がいても
「そういう考え方もあるよね」と
受け入れられるようになります。

そうすると、世の中から喧嘩や争い事がなくなるはずです。

自分だけが正しいと思ったら、破滅が始まります。
自分の「正しい」をやめる勇気を持ちましょう。

それが悪い錯覚を外すためのもっとも重要なポイントです。
そして、それが進歩や進化につながっていくのです。

錯覚に気づき、行為を改めましょう。
これは、エンジンオイル、OEM、アルコール、除菌剤にも
生きてきます。

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『君は、どう生きるのか 心の持ち方で人生は変えられる』

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富士フイルムホールディングス会長、古森重隆
20代の若手社員のころ、忘れられない経験がある。印刷材料の営業担当だった
時のことだ。
当時は当社にも品質競争力の低い製品があり、市場で競合に売り負けていた。
ある大手の印刷会社に営業活動に行ったとき、その会社の技術系の常務から、「君の会社の印刷用製版フィルムは性能が良くない。
だからうちはコダックを使っているんだ」と
さんざんに批判されたことがあった。
当然、商談は成立しなかった。そのとき私は思った。
「開発部門や生産部門が良い製品を作ってくれないことには、
営業マンは勝負のしようがない。これではコダックに負けても仕方がない」と。
そんなある日、当時の平田九州男社長と話が出来る機会が訪れた。
社長とある会合で同席することになった時、若輩にもかかわらず私は、
平田社長に訴えた。
「我が部の製品はコダックに比べて明らかに劣っています。
なかなか勝てません。
研究所や工場の人間に、もっと製品の品質を上げるように
社長から言っていただけませんか」
すると社長は、「分かった。それは研究所や工場の人間に言っておこう」と
答えたあと、こうつけ加えた。
「ただ、君はそのために何をしたのかね?」ハッとさせられるひと言だった。
社長の問いに対して、私は何も答えることが出来なかった。
私は、自分の立場で何が出来るのか突き詰める前に、
「製品が悪い」「研究所や工場の人間が悪い」と、人のせいにしていたからだ。
そんな私の姿勢を、ずばりと突いたひと言だった。
私はこのとき、オーナーシップとは何かが、本当の意味でわかった。
製品が売れないときに、「工場が悪い」「品質が悪い」と文句を言うのは
簡単だ。しかし文句を言ったところで、状況は何も変わらない。
それなら状況を変えるべく、自ら動けばいいのだ。誰が悪いのではなく、
自分がそれを解決する努力をしないのが悪いのだ。
お客さまが会社の製品のどこに不満を抱いているのかを
いちばん知っているのは、現場で働いている営業マンである。
そこで営業マンは、研究所や工場の技術者に営業現場の状況をしっかりと伝え、
「私もお客さまからニーズを聞き出してくるから、
ぜひお客さまに満足していただける製品を一緒に作っていこう」と、
彼らに訴えかけることが大事になる。
また技術者にも営業の現場に同行してもらい、
お客さまの声を直に聞いてもらう機会を作ることも重要だろう。
先程の印刷会社の技術常務のところに、すぐ技術者を連れていった。
常務からこてんぱんに批判された技術者は、人材を集め、
それから改良に本腰を入れるようになった。
出来ることは、たくさんあるはずなのだ。
つまり製品が売れなかったのは、
「製品が悪い」からだけでも
「研究所や工場の人間が悪い」からだけでもなかった。
自分の立場で出来ることを考え抜けば、私自身にやるべきことがあったのだ。
社長のひと言で、私はそのことに気づいたのである。

エンジンオイル、OEM、アルコール、除菌剤にも必要ですね。
肝に銘じなければ・・

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『ずっとうまくいく人の習慣』

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本田健

「無病息災」という言葉もありますが、
それは無理というものです。
なぜなら、私たちはみな、いつか必ず死ぬ運命にあります。
この世に生まれてきた以上、それは避けられないことです。

ということは、考えたくないことですが、
その途中で病気になったり、
事故にあったりもするでしょう。

でも、その病気や事故を経験することで、
初めて家族の絆ができたりします。

「問題だ」と思うことがあったからこそ、
うまくいくこともあるわけです。

そういう意味では、
事故にあったり病気になったりしている人が
必ずしも不運だとは言えない。

幸せとは、人生で起きてしまう不運に見えるものを、
どれだけリカバーしていくかだとも言えます。
つまり、「幸せの復元力」を持てるかどうかなのです。

それに加えて、たとえどこかに流されたとしても、
流された先で幸せを見つけられる能力も大切です。

人生は、「私はここに行きたい」と願っても、
必ずしもそこへ行ける訳ではありません。

むしろ流れ流れて、思ってもみなかったところに行く
可能性の方が高い。

すると流されていった先が、
最初に思っていたような場所でなくても、
その場所で幸せを見出せれば、
その人の人生はうまくいっていると言える。

人生においては、「幸せの見つけ方」はとても大事です。
幸せも不幸せも、人生の過程にしかないからです。


子どもの頃からの夢が、
寸分たがわず大人になって実現できた、という人が
もし仮にいたとしても、
それも偶然という運やご縁の積み重ね。

その運やご縁に感謝しなかったとしたら、
どんな成功も一瞬にして崩壊する。

ほとんどの人は、自分が思ってもみなかった人生を歩んでいる。
流され、流されてたどり着いた人生。

たとえそれがどんな人生であろうと、
その場を楽しめるかどうか、
その中に幸せを感じることができるかどうか。

流された先で、幸せを見つけられなければ
幸せにはなれない。

この考え方は幸せな人生に必要不可欠なものですね。
エンジンオイル、OEM、アルコール、除菌の際にも活かしましょう。

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『笑う人には福来る』

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一般社団法人おせっかい協会会長、高橋恵

私はこの何十年、風邪をひいた記憶がありません。
そんな気配もありません。
真冬でも、年中半袖・素足です。

「なんでそんなに元気なの?」と
よく周りから不思議がられるのですが、
何か運動をしているわけでも、
特別な食事法や健康法があるわけでもありません。

「元気の秘訣」を強いて挙げるとすれば、
それは「誰かの喜ぶ姿」だと思うのです。

作ったご飯を美味しいと喜んで食べてくれた、
家に来てくれた人が
「楽しかった、また来るね」と言って帰ってくれた、
友人に嬉しいことがあった時、
それをみんなで分かち合えた…
そんな瞬間が、私を元気にしてくれます。

「孫育て」も一段落した70歳のとき、
「おせっかい協会」という社団法人を立ち上げましたが、
おせっかいというのは、
「他人に余計な世話を焼くこと」などと辞書にあるように、
一般的にはあまりいい意味では捉えられていません。

けれど、私なりに解釈しているおせっかいとは、
「見返りを求めない、立場も人種も関係ない、
ただただ相手のことを思った親切な行動」です。

英語では「randome act of kindness」、
ランダムに(相手や場所は関係なく)行う親切な行動です。
そんなに難しく考えなくてもいいですし、
仰々しいものではありません。
つまりは、「人のために何かしてみよう」ということです。

困っていそうな人がいれば声をかける、
仕事や恋愛で悩んでいるなら誰かを紹介してあげる、
美味しいものがあれば分けてあげる…
もちろん、何かをあげることなく、
職場などで元気よく声をかけて、
場の雰囲気を良くしようとすることだって
立派なおせっかいです。

これをしたら、喜んでくれるかもしれない。
こんな事をしたら、もっと喜んでくれるかもしれない。
そんなことをワクワク考えながら、
自分でできそうな事はすぐにやる。

そうしてその人がちょっとでも笑顔になってくれると、
「しめしめ」という感じで、
心も体も満たされていくような感動を得られます。

そうすると、身体がカッカと燃えてくるのです。
ちょっとくらいの体調の悪さや眠気は吹き飛んでいきます。
それが、私の元気の秘訣です。

では、なぜ私がおせっかいを人に勧めるのか。
「幸福はじっと待っていたらやってこない!」からです。
人のために何かをしてあげたいと思う気持ち。
そして、その気持ちから生まれた行動が
人生に転機を与えてくれます。

人のために何かしてあげたい、と
起こした行動が積み重なっていくと、
だんだんと向こうから自分の方にやってくる。
そんな瞬間が訪れるのです。
もちろん、自分がしたことのすべてが
相手のためになるわけではありません。

相手に伝わらないことだってありますし、
時には迷惑に思われてしまうこともあるでしょう。

しかし、それでいい!
それがいいのです。

一つひとつのことに一喜一憂せず、
自分の気持ちを外に分けてあげる。

そんなことを続けていると、
どこかのタイミングで面白いことが起きてきます。

久しぶりに会いたいなぁと思っている人がいると、
思いがけない場所でその人と出会う。
行ってみたいなぁと思っていた場所に、
誰かが急に誘ってくれる。
久々に食べたいなぁと思っていたものを、
誰かが差し入れしてくれる
(しかも、そういう時は
みんなが同じものを持ってくる!)。

そんなことが連日のように起こるのです。

どんな時も心に何を思うかが大事で、
人に笑顔を与えていれば、
自然と幸運に恵まれるようになります。

この考え方、行動に激しく賛成します。
エンジンオイル、OEM、アルコール、除菌剤など。
仕事をするときだけではなく、生活の中にも生かしたいですね。

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『仕事は、最高に楽しい。』

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中谷彰宏

リーダーになるのは、1人です。
でも、「リーダー意識」は、全員が持つことができます。

リーダー意識を持つと、仕事はがぜん、面白くなります。
リーダーでなくても、
リーダー意識のある人は、仕事を楽しめます。

リーダーであっても、
リーダー意識のない人は、仕事が面白くなくなります。

リーダー意識というのは、他人のせいにできないことです。

たとえば、店長はリーダーです。

店長が、何か問題があると
「社長が古いので」と、人のせいにする。
この店長は、この時点で、
リーダー意識を放棄してしまっています。

リーダー意識は伝染します。
リーダー意識がないことも、伝染します。

店長にリーダー意識がなくなると、
現場のスタッフも「店長さんが言っているから」と言って
逃げるようになります。

新入社員も「上の人がみんな言っているから」と
言うようになります。

新入社員であっても、アルバイトを引き連れていく
リーダーにならなければいけないのです。

誰かのせいにしているうちは、
リーダー意識があるとは言えません。
誰かのせいにすると、一見、楽なようですが、
同時に、楽しさがなくなります。

誰かのせいにしないで、結果を自分で引き受ける時、
仕事は楽しくなります。

誰かに責任転嫁した時点で、その人はリーダー失格です。
そういう会社は当然つぶれます。

細かい問題以前に、「自分はリーダーだ。最終責任者だ。
すべての問題は自分が引き受ける。ここがデッドエンドだ。
オレがここで踏ん張る」となると、仕事は面白くなるのです。

エンジンオイル、OEM、除菌剤。
どれもリーダー意識を持って、楽しくやろう。

でも、リーダー意識と言うのが最適なのかな。
独りで終結するのなら、責任感を持つ。こっちの方がピッタシだ。
プロ意識を持つ。プロになる。これも、いいな。
仕事を楽しくやりたいのなら、プロ意識を持ってやる。

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『松下幸之助 パワーワード』

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小宮一慶

《十のサービスを受けたら、十一を返す。 
その余分の一のプラスがなければ、
社会は繁栄していかない。》
(松下幸之助)

仕事というのは「創造」の世界です。

お客さまからいただいた対価以上の価値を
お客さまが見いだしていけば、
世の中がどんどん良くなっていきます。

そういった意味で、仕事をお引き受けしたら、
「何を価値として対価以上のものを
お客さまに差し上げられるか」を
考えなくてはいけません。

これは会社全体でもそうですが、
働いている人も一人ひとりが報酬以上の仕事をすれば、
「創造」の世界にいることになります。

幸之助さんは、宇宙の原理について、
専門家を交えて徹底的に考えられました。

その結果、宇宙万物を支える大きな理法にのっとり、
人間が繁栄していくことを讃えています。

いただいたものを、さらに大きくして
社会に返していくのが人間の役目であり、
いつまでも続いていく人類全体の幸福でもある。

十をもらって十返すだけだと、
世の中は良くなっていかない。
十もらったら、十一。
十一もらったら十二を返す。

それを重ねていくことで少しずつ、
世の中は良くなっていくというのが「生成発展」です。

相手の幸せが自分の幸せになっていくことを考えたら、
自然と「生成発展」に行き着くはず。

成功したければ、もらった以上のものを奉仕する。
これで社会も自分も成長し、幸せになるのです。

一方、私の師匠、藤本幸邦老師は、
「十をあげたら十二欲しいと言う人には、
八しかあげたくない。
でも八で結構ですという人には十二あげたくなる。
それが人情だ」と説かれました。

差し上げるものは多く、
もらうほうは、ほどほどの気持ちが大切ですね。

エンジンオイルのOEM、除菌剤だけでなく、生きていく中で
活かしていきたい考え方です。

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『幸福への原点回帰』

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伊那食品工場会長、塚越寛

掃除によって共感の輪が広がり、
理解者が増えていくことを、私も日々感じています。

掃除をしている姿は美しく、感動を呼びますものね。

朝、社員たちが庭掃除している姿を、
車で行き交う人や訪れた人たちは毎日見ています。

土地の借用や購入などで「あなたの会社なら、いいですよ」と
好意的な対応をしてもらえることが多くなってきた
気がするのは、
おそらく掃除のおかげです。

きれいにすること、美しくすることは、
商売繁盛のコツだと思います。
美しいところには人が集まるのです。

新宿や銀座の土地が、金銀を採取できるわけでもないのに
高価なのは、
そこが人の集まる土地だからでしょう。

つまり、「人が集まる」ことが一つの価値を生むのですね。
それなら会社も、人が集まる場所にしたらいいでしょう。
都会でも、田舎でも、その道理に違いはありません。

きれいなところに人は集まり、
人の集まるところに価値が生まれる。
つまり、会社をきれいにしていくことで、
会社の価値が高まるということです。

掃除はもちろん、花を植え、環境整備をすることも、
すべてがイメージアップや価値創出につながります。

これこそが商売の基本ではないでしょうか。

かつては設備も、資金も、人材にも乏しかった当社ですが、
いまや本社のある「かんてんぱぱガーデン」は、
年間25万人ものお客様がが観光や視察に訪れる
オープンスペースになっています。

豊かな木立と季節の花々に包まれた庭は、
いつも美しく清められ、
その中に立つレストランやショップは
年間10億円という売上をもたらしています。

掃除を続けることは会社にとって、
いわば「もの言わぬ営業マン」なのです。

こうした場は偶然にできあがったものではありません。

もともとこの土地は、誰一人見向きもしない
ありふれた松林でした。
20年前、その3万坪の土地の一角に工場を建てたとき、
私は「できるだけ多く木を残そう」と思いました。

これからの時代は工場にも緑があったほうがいい。
緑の多いすがすがしい場所で働いたほうが、
社員もうれしいだろう。
そう考えました。

松の木だけでは風情に欠けるので、
社員たちと協力していろいろな木や花を植えはじめました。

色とりどりの花が咲く庭に、
少しずつ人が訪れるようになりました。

当社のガーデンは、そんなふうに育ってきたものです。

いつも美しく整えられた会社があると、
周囲にも「ああなりたい」「うちも負けられない」と
掃除や花植えをする人が現れます。

その波が広がれば、町がきれいになり、地域がきれいになり、
いずれ国もきれいになっていきます。
すると外国から観光に訪れる人も増えていくでしょう。

結果的に、会社と直接に、あるいは間接的に縁を結ぶ
すべての人の幸福感が高まります。

これこそ、私の思い描く「いい会社」の姿です。

掃除をはじめ、環境整備に意欲的に取り組みはじめてから、
すべてが良い方向へ動いてきました。

掃除という一番の基本がしっかりできようになると、
業務上の規則や約束事もきちんとできる社員が育ち、
また目的や目標に向かって心を一つにし、
意欲的に取り組むような社風が醸成されていきます。

また、きれいに掃除された社屋や工場を見れば、
お客様も安心し、
製品の品質についても信頼してくださいます。

掃除というのは、人間の営みの基本中の基本なのですね。

人間の営みとして除菌剤を作りました。市場は競争過多のレッドオーシャンです。

でたらめな商品が多くて見ていられないのですね。
市場の半分が次亜塩素酸の製品でコロナに対応できないなんて。
こんな出鱈目な業界が他にありますか。

エタノールアルコール体積比65%です。
政府はアルコールはコロナを不活性化できると発表しています。
65%なら十分効果があります。
消防法の危険物にも 当たりません。
withコロナのグッズには安全性も欠かせません。

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