『非常識な成功法則』

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神田昌典

大成功した経営者に話を聞くと「経営はセンスであって、それは後天的に得られるものではない」という。ぶっちゃけた話「凡人は努力してもムダ」ということだ。
ところがその経営者たちに「あなたの場合、どのようにそのセンスが磨かれたのか」と聞いていくと、ひとつの共通点が浮かび上がってくる。それは「大量に本を読んでいる」ということだ。

ワクワク系マーケティングの小坂裕司先生によれば「感性(センス)は情報量に比例するということが、最近の感性工学の研究でわかっている」という。
言い換えれば、大量の情報を浴びるように吸収する習慣を持てば、凡人でもセンスを磨けるということだ。

うん、たしかに私にも思い当たるフシがある。私はもともと役人だったから、以前は、経営者的なセンスはまったくなかった。ところが、あるときから次々と発想が湧き、行動力が高まった。
いまから考えると、それは、入手する情報量を増やしたとき…すなわち勉強量を増やしたときから始まっていた。

それでは、どうすれば発想力そして行動力に直結するような情報収集ができるのだろうか?私自身の経験から言うと、これには三つの方法がある。

ひとつめは、さきほどの経営者のような「本との出会い」。二つめは「人との出会い」である。あたなも思い出してみて欲しい。「自分が一皮むけたな」と感じる際には、優れた本、もしくは尊敬する師と出会っているでしょう?こうしたときに、まるでコンピュータをクリックしたかのように、新しい現実が目の前に開かれる。そして、

三つ目の方法。これはほとんど知られていないが、極めて効果的な情報入手法だ。それは「テープ(CDやデータファイル)との出会い」である。もちろん、楽しみのために音楽のテープを聴くんじゃないよ。成功した経営者や優れたコンサルタントの話のテープ、いわゆるビジネス・テープを聴くのである。優れた経営者がやってきた数十年の経験を、ほんの1~2時間で学べる。成功だけでなく、失敗からも学ぶことができる。顧問契約すれば非常に高価なコンサルタントが、その方法論を惜しげもなく公開している。しかも肉声を聞くことができるので、本では伝わりきれない、細かなニュアンスを把握できる。このような様々なメリットを考えると、テープを聴く習慣のない人は、大変なハンデを背負っているとしか思えない。

グッドデザインカンパニー代表の水野学さんの『センスは知識からはじまる』という本の中にこんな言葉がある。『「センスがよくなりたいのなら、普通を知る方がいい」と述べました。そして、普通を知る唯一の方法は、知識を得ることです。センスとは知識の集積である。これが僕の考えです。』
知識が増えると、想像もつかないようなところで、ある事象と事象が関連づけられることが多くなる。ある言葉や、情報や現象、がまったく関係ないと思われるようなところで、パチッと火花をちらしたように、「ああ、これって同じだ」と思える瞬間がいくつも出てくる。それは、創造力が高まったということであり、センスが豊かになったということ。

センスのいい人は、例え話が上手だ。知識が豊富で、さまざまな情報に関するフックが研ぎ澄まされている。多くの読書をして、たくさんの人と会い、様々な講師の講演やテープを聴く…

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ウェルビーイングって何だ

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〇成長や成功ばかりが人生のゴールではない。成長や成功について過剰な評価をせず、そこにいる人をあるがままに受け入れる。自分から見ても合わないと感じる人がいても、避けるよりも慣れる。人の弱さや嫌な部分も許容する。変化があっても、最初の地点に戻っていい。成長できなかった自分も、受け入れる。

〇良い事も悪い事も訪れるのが人生。人生も、あるがままに受け入れる。ハプニングも素直に受け入れる。

〇自分の恵まれた環境に気づく今日も御飯が食べられるという日常のありがたさに気づく。

〇安心感や感謝の気持ちが長い人生の軸になる上ばかり見ていると目の前の事や、今日一日の事を疎かにしてしまいがち。これを当たり前ではなく、ありがたいと思う人は良い状態で一日を終えられる。

〇周囲の他者とつながり、困った時に助け合える誰かのために大切なものを手放すことで、運命が好転する。誰かを助ければ、自分も助けてもらえる。どう生きるかを自分で選んで決める困った時に助けてくれる人がいるこれが必須条件

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『西洋美術史 世界のビジネスエリートが身につける教養』

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木村泰司 

欧米エリートと渡り合うためにも、語彙と教養は必須。なかでも、美術に関する教養は、知らないと思わぬ恥をかくことがあります。

紀元前6世紀末以降、アテネでは守護神アテナに捧げられたパンアテナイア祭の際に、定期的に美男コンテストが開催されていました。美しいということは神に近づくことであり、また神もそれを喜ぶという考え方が浸透していた。「美男=神への捧げもの」という考え方です。「男は顔じゃない」ではなく、美しいか否かが人格までを決めるほど、美しさが重要だったのです

「ペロポネソス戦争(前431~前404年)」以降、社会と美術の雰囲気が一変していきます。粛清が行われるなど恐怖政治がアテネを支配する中で、美術における嗜好はその反動から享楽的なものを求めるようになります
その結果、紀元前5世紀の崇高で荘重な様式ではなく、紀元前4世紀のものは優美さを漂わせたものが多くなりました。たとえば、古代ギリシャの彫刻家プラクシテレスによる「ヘルメス」は、オリンピックの勝者の体をモデルに制作されてはいますが叙情性が漂う優美な彫像になっています

ヘレニズム時代にギリシャ文化圏が一気に広がったことで、それまで通用していたギリシャ人特有の価値観以外の表現が見られるようになります。大王の後継者たちによって支配された地域とギリシャの文化が融合された「ヘレニズム文化」が生まれ、美術の様式も変化していったのです。具体的には、ギリシャ的な思想ではなく、より個人的な感覚や、理想主義ではなく個性を重視した写実主義へと変化しました。神ではなく君主や特定の人物を表すようになった結果、写実性の強い描写が発展したのです

ゴシック様式の大聖堂は、民衆の意識を地上から天井へと促し、宗教的高揚感を高める効果がありました
ステンドグラスは文字が読めない人々にキリスト教の教えを伝えると同時に、窓から取り入れられる光をより美しく効果的に演出しました。「光」はキリスト教徒にとって「神」であり、ゴシック建築では視覚的に神の存在を意識することができたのです

マニエリスム特有の混沌とした、当時の社会情勢から来る不安感を表す、見るものに不安気な印象を与える作風へと変貌しています。マニエリスムの特徴として、とくに絵画においては画家の個性や特有の技法が強調されている点があります

レンブラントに限らず、17世紀のオランダの画家たちは、市民社会になったがゆえに、同時代の他国と違う、現代的な経済的苦労を抱えることになります。つまり、王侯貴族や教会といった圧倒的な富を誇る大パトロンではなく、市場を対象にする不安定さです。そのため、多くのオランダ人画家は副業を持っていました17世紀のフランス文化が「王の時代」で男性的なものだとするならば、18世紀のロココ文化は「貴族の時代」であり、女性的な文化と言っても過言ではないでしょう

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『運のいい人の法則』

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リチャード・ワイズマン

私はたくさんの実験を行い、数百人にインタビューをして、数えきれないほどのアンケートを集計した。そして、ついに、幸運の秘密を突き止めた。運は魔法の力でも、神様からの贈り物でもない。そうではなく、心の持ちようなのだ。どのように考え、どのように振る舞うかなのだ。

私たちは「運のいい人」「運の悪い人」として生まれてくるのではない。幸運や不運の大半は、自分の考え方や行動によってつくりだすことができる。
さらに、一連の研究を通じて、幸運な人生には四つのシンプルな法則があることもわかった。

第一の法則は、チャンスを最大限に広げること。運のいい人に共通する性格は偶然のチャンスをつくりだし、チャンスの存在に気づかせて、チャンスに基づいて行動させる。
第二の法則は、虫の知らせを聞き逃さないこと。運のいい人は直感と本能を信じて、心の声に耳を傾け、正しい判断をする。
第三の法則は、幸運を期待すること。運のいい人は将来に対する期待度が高く、予言が当たるかのように「思っていたとおり」になって、夢や目標の実現をうながす。
第四の法則は、不運を幸運に変えることだ。運のいい人は立ちなおりが早く、不運に見舞われても、それを幸運に変える力を持っている。
運の悪い人は、チャンスに気づかない。チャンスは誰にでも訪れているにも関わらず、それを見逃してしまう。日頃、否定的な見方をしているような人だ。否定するのがクセになっているから、反射的に「できない」とか「無理」と言って否定する。それは、日常の中に小さな幸せを見つけることが上手な人と、下手な人がいるのと同じだ。下手な人は、嫌なことばかりみて、不平不満、愚痴、悪口、泣き言ばかり言っている。しかし、上手な人は、いいところばかり見て、楽しい、幸せ、うれしい、ありがとう、感謝、という言葉がたくさん出てくる。

幸せ探しが上手な人は、運がいい。また、直感がするどい人は、素直な人だ。素直な人には子ども心がある。子ども心がある人は、好奇心があり、驚いたリ、笑ったり、感動したりする。子どものように感性が豊かだから、直感が降りてきやすい。
何かを始めようとするとき、「それは面白いやってみよう」と挑戦する人と、「これとこれの問題があるから難しい」と足を引っ張る人の二つのタイプの人がいる。難しいからやめようという人は、永遠に挑戦することはない。失敗を恐れて何もやらなければ、運はやってこない。未来を信じ、未来への期待度の高い人だ。

プラスをマイナスに変えることが上手な人は、いつもポジティブな気持ちでいられる。オセロのゲームのように、ずっとマイナスであっても、いつかどこかでひっくり返せると思っていれば、いつも機嫌よくいられる。

「幸運は不運の顔をして現われる」と言われる。不運な出来事も、後から考えると、「それがあったから今の自分がある」、「あのおかげで助かった」、ということは枚挙にいとまがない。

「運は心の持ちよう」とは、中村天風師のいう、「人生は心一つの置きどころ」。

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『日本の極みプロジェクト』

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秋元司

商売では、客層にしろエリアにしろ、「絞り込むこと」が大事ですが、今の日本は焦りと悲観論ばかりが先行していて、肝心の「商売の絞り込み」がなされていない。

『世界から大富豪が訪れる国へ 日本の極みプロジェクト』日本は、東京都知事が1泊10万円程度のホテルに泊まったぐらいでギャアギャア言うお国柄。果たして富裕層ビジネスが成り立つのか、と不安にはなりますが、実際には、アメリカ、中国、インド、東南アジアに近い、富裕層ビジネスにはこれ以上ない好立地であり、やり方次第でどんどん伸びると思っています。
そんな日本がどうすれば、世界の大富豪を惹き付ける魅力的な国に変わるのか、統計を引きながら、ビジネスの可能性を論じた株の世界では、「国策に売りなし」と言いますが、このプロジェクトがもし本格化したら、民間企業にとってもチャンスがたくさん生じる

超富裕層を惹き付けるために必要な要素は、彼らにとって、ゆっくりとプライベートな時間が過ごせる滞在型施設と移動手段があるということ超富裕層の多くは、プライベートジェットやヘリコプター、クルーザーなど、既存の一般的な交通インフラとは一線を画する移動手段を好みます
モナコの最高級レジデンスTour Odeon(トゥール・オデオン)は約470億円、ニューヨークのOne57(ワン57)は約120億円、アジアでは香港のティンウィが約92億円、シンガポールのClermontResidence(クラモント・レジデンス)で約55億円といったように、世界では、日本とは桁違いの「ハコ」が提供されています
自分に合った、自分だけの「一品もの」を求めているのです。多様な個別オーダーにいつでも対応できるように、人的・物的ネットワークを確保しておくことが重要になるでしょう

超富裕層を顧客とするスイスの金融機関UBSでは、顧客に対して、ルネサンス文化を育んだイタリアのメディチ家の末裔などを講師に招きます。また、彼らの後継者向けには、米国三大財閥の一つで3世紀にわたって栄えるロックフェラー家の子女などを講師に招いたセミナーを開催しています

超富裕層がこうした商品・サービスを求める背景には、ファミリーの永続的な存続への欲求があります。具体的には、資産保全、良好な環境を次世代に引き継ぐための社会貢献という、彼らに共通する行動原理とも呼べるものが存在するのです

超富裕層の投資対象資産としては、不動産(投資用)が最大の割合
近年の代表的なラグジュアリー・レジデンス開発事例の多くが、高級ホテルブランドと提携しています

日本での平均宿泊日数5.75日に対して、米国には9.9日、タイには9.47日滞在しています

極みプロジェクトの実現における交通インフラの課題は、第一にビジネスジェットの発着枠不足

平成30年度税制改正で、国税の新税としては1992年の地価税以来27年ぶりに「国際観光旅客税」を創設することが決定しました。日本人、外国人ともに1回の出国につき1000円を徴収する方針で、2019年1月の導入が予定されています

日本版ナイトライフの提供たとえば、伝統芸能の深夜公演、エンターテインメントショーの深夜営業、美術館や劇場などの開館時間延長などが想定されます

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『20歳の自分に受けさせたい文章講義』

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古賀史健

素材が一流であればあるほど、料理人の腕が問われる。同じことが、今、ビジネス書の世界でも起こっています。
アドラー心理学を書いてベストセラーとなった、『嫌われる勇気』、名著を漫画化して大ヒットとなった、『君たちはどう生きるか』。

編集者が腕を振るうことで、古い知恵が再評価され、空前の大ヒットとなっているのです。文章本の「スキマ」をきちんと埋めてくれることにあります。

文体とはリズムである「1行の間に必ず句読点をひとつは入れる」

カメラは、
(1)導入……客観のカメラ(遠景)
(2)本編……主観のカメラ(近景)
(3)結末……客観のカメラ(遠景)と
視点を切り替えることで観客・視聴者の理解を促している

自分の文章のなかに“主張”“理由”“事実”の3つがあるか、そしてその3つはしっかりと連動しているか、いつも意識するようにしよう

文章は“面倒くさい細部”を描いてこそ、リアリティを獲得する

映画に置き換えていうなら、文章は脚本や俳優の演技であり、構成はカメラ割りと編集である

論理展開におかしなところがある場合は、矢印がうまくつながってくれない

結局、われわれが本当の意味でその「椅子」に座れる読者は、世の中に2人しかいないと思っている。次の2人だ。
(1)10年前の自分
(2)特定の“あの人”

専門性に溺れた文章は、往々にして“遠景”を描かず、いきなり対象にクローズアップする

真剣に読んでもらうにはどうすればいいのだろうか? ぼくの答えはひとつ、「読者の“姿勢”を変えること」だ
主張のどこかに「これは他人事じゃない!」と思わせる要素が含まれていないと、われわれの心は動かない。当事者意識を芽生えさせ、他人事を「自分事」に変換してくれる、なんらかの仕掛けが必要なのである

文章の「起“転”承結」を成立させるためには、冒頭に「自らの主張と真逆の一般論」を持ってくる必要がある。なぜなら、そうしないとあなたの主張が“転”の役目を果たさないからだ

「目からウロコが落ちる」要素は、全体の3割で十分

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『定年前後の「やってはいけないこと』

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郡山史郎

定年後のキャリア、お金について

45歳を過ぎると、新しい能力はほとんど身につかない。だから再就職支援の一環で、50歳を過ぎた人に新しいスキルを習得させるのは間違いだと私は考えている。その代わりに、いまある能力を磨いたり熟成させたりはできる

経験的にいっても、第1ハーフで抜群に活躍した人が、第2ハーフでも成功するとは限らない。むしろ、第1ハーフではハットトリックを達成したのに、それで燃え尽きたのか、第2ハーフに入ったとたんに存在感がなくなる人もいる。ハーフタイムで戦い方をチェンジできなかったのだろう。だから、定年退職に向けての準備は45歳前後ではじめるといい

第1ハーフの特徴をひと言であらわすなら「競争社会」だろう。ところが、第2ハーフに入ると、その競争意識がだんだん薄れてくる。健康状態や家庭環境などの諸条件が大きく違えば、そもそも競争関係にならない

私の会社にある求人募集のリストを一覧すると、定年後の再就職で設定される“初任給”は15万~20万円が一般的な相場である。
その代わり「毎日出社しなくてもよい」「時短勤務で構わない」といった時間拘束の緩い条件になっているケースが多い

定年後のキャリア形成において、ブランク期間はデメリットでしかない

理想は、雇用延長の話などまったくあてにせず、55歳前後で次の仕事を決めて退職し、定年後の人生にさっさと突入しまうこと
(給料は)「定年前の5~7割」がボリュームゾーン

肉体的にきつい仕事は選択肢から外したほうが賢明

起業だけは「やってはいけない」高齢者は退職金というまとまったお金を持っている。だから、起業を志す場合、自己資金を投入してしまうケースが多いのだ

「選手」から「コーチ」に変わる

定年後の人材に企業が期待している特有の要件がある。それが「安い」「やめない」「休まない」という“3つのY”だ

第2ハーフの生活に必要な金額は夫婦で月27万円

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『WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE.』

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佐渡島庸平

「自由」を追求した結果、われわれの社会は「孤独」の問題に直面したわけですが、そこでキーワードになるのが「コミュニティ」です。

「安心と自由」
「わかりにくさとは参加するための余白」
「集めて・削って・並べ替えて・補足する」
「拡大するたびに、新旧両方の安全・安心の確保をする」
「納品主義」と「アップデート主義」

「安心と自由」どちらが重要か? コミュニティについて考えるとき、この二つがキーワードになるファンコミュニティを持っていれば、いいものを作ることを最優先できるけれど、それがないと、目の前で話題になることを追いかけて、自転車操業から抜け出せない一番、成功しているコミュニティは何か? と考えたときに、僕はキリスト教を思い浮かべた。聖書は、最も売れている本である。
聖書がわかりやすいかというとそんなことはない。逆に、わかりにくくて何度も読まないといけない。物語性が高くないから、一気に読むことは逆に難しい。
だからこそ、誰もがそれについて語る。自分なりに理解して、語り合うからこそ、理解が深まる。もしも、わかりやすければ、語り合いが起きない。わかりにくさとは参加するための余白ともいえる

文化が発達するとは、どういうことか。多様性があるとか、いろいろな説明がありえるが、「作り手が増えること」という定義も可能だ。そして、ネット時代、弱者を作り手にするのをサポートするサービスが力を持っている

安全は、場所やモノに紐付くことが多い

編集とはどんな仕事か? 究極的にシンプルにいうと「集めて・削って・並べ替えて・補足する」、この4つの作業を延々と繰り返して、情報を伝えやすくする行為だ。コミュニティに対しても、この4つを繰り返すことが重要だコミュニティは、拡大するたびに、新旧両方のメンバーの安全・安心が必ず脅かされる。そのことを理解して、拡大するたびに、新旧両方の安全・安心の確保をする。それだけで、コミュニティは拡大しても崩壊せず、熱狂を維持しやすくなる

「納品主義」と「アップデート主義」という考え方があります。一度で完璧な情報を伝えるのが「納品主義」だとすれば、不完全でもまずは伝達し、そこから修正を加えていくのが「アップデート主義」完成品を求めない分、「未完成でも発信していいのだ」という雰囲気が生まれ、サロンメンバー全体の自己肯定感が高まる孤独であることを人間の性として受け入れ、その上で一人とは違うコミュニティを作るほうが人を救うのかもしれない

ニューヨークは、世界最大級のアルゼンチン・タンゴのダンス人口だそうですが、その背後には「孤独」があります。人々が孤独になって、独自に活動を始めると、必ずそこには心の拠り所、ビジネスのサポート拠点としてのコミュニティのニーズが立ち上がってきます。これからのコンテンツビジネス、

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哲学を知れば人生が変わる

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鹿島茂

デカルトの「方法序説」より考える為の4つの原則
1.すべてを疑う独自の考えを巡らせる為には、明確な証拠で「真である」と認められない限り、まずは、通念を疑うことから始める。
2.分けて考え比較するどんなに複雑な問題でも、分割・分類すれば考えやすくなる。また、複数を比較することで思考が深まる。
3.簡単なモノから、複雑なモノへ思考を進める際には、順序に従って進める事。単純で分かり易い所から始め、難しい問題の解を導き出そう。
4.可能性を列挙しよう最後は、可能性を列挙した上で全体を見直してみる。そうすることで、見落としが無いということを確信できる。

哲学書は1年間かけてじっくりと読む。簡単に理解できるようなモノでは、読み終えた瞬間に忘れてしまう。哲学書を読んで考えるには、1冊読んだだけでは、駄目である。1冊だけでは、比較できないからだ。考える為には、比較が必要だ。同じ本を異なる翻訳者で読む事も含めてまずは、何冊かの哲学書をじっくりと読んでみる。

僕は考える事が好きだ。なにより、思考はお金が掛からないのが良い。幸せになれるかどうか分からないけれど、考える習慣があれば、少なくとも人生に飽きる事は無い。

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スタンフォードの教授が教える職場のアホと戦わない技術

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ロバート・I・サットン

アホは自分の会社にも取引先にも学校にも何処にもいる。アホとは、暴言を吐くヤツ、仲間をいたぶるヤツ、他人を苛めて楽しむヤツのことなどを定義する。これは組織行動論や組織管理論に基づいて大真面目に研究した対処法である。

世の中には残念だが、アホでありながら出世しているヤツも一部いる。そのアホは、組織に長期的にダメージを与え、他人のパフォーマンスも大きく低下させる。自分の置かれた状況を的確に把握して効果的な対処法をとろう。

まず、逃げる、そして関わらない事。それは、辞表を叩きつけて過激に逃げるのではない、賢く逃げる。
ネットで他人を誹謗中傷するヤツとは関わらない。
戦略的にアホをかわす。そのために、避ける、かわすという方法も有効である。例えば、できるだけ会わないように距離をとったり、近くに座ったり、同じエレベーターに乗ったりしない。

アホのぶしつけな電話やメールには直ぐに反応せず、あえてゆっくり反応する。自分だけの避難場所を確保しておくことも重要だ。

見方を変えて違う角度からアホに接触する事で、自分の心を守ることも重要だ。悪い方に考え過ぎない。アホと同じレベルでは戦わない。時にはヤマアラシのようにトゲを立てて撃退するのも有効だ。アホをのさばらさせないようにするには、初期の内から芽を摘み、必要なルールはアホにもきちんと適用することが重要だ。

何よりも大切なのは、自分自身がアホにならないように気を付け、耳の痛い忠告であっても聞く素直さが必要だ。しっかりと自分を見つめることが大切だ。

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