スタンフォードの教授が教える職場のアホと戦わない技術

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ロバート・I・サットン

アホは自分の会社にも取引先にも学校にも何処にもいる。アホとは、暴言を吐くヤツ、仲間をいたぶるヤツ、他人を苛めて楽しむヤツのことなどを定義する。これは組織行動論や組織管理論に基づいて大真面目に研究した対処法である。

世の中には残念だが、アホでありながら出世しているヤツも一部いる。そのアホは、組織に長期的にダメージを与え、他人のパフォーマンスも大きく低下させる。自分の置かれた状況を的確に把握して効果的な対処法をとろう。

まず、逃げる、そして関わらない事。それは、辞表を叩きつけて過激に逃げるのではない、賢く逃げる。
ネットで他人を誹謗中傷するヤツとは関わらない。
戦略的にアホをかわす。そのために、避ける、かわすという方法も有効である。例えば、できるだけ会わないように距離をとったり、近くに座ったり、同じエレベーターに乗ったりしない。

アホのぶしつけな電話やメールには直ぐに反応せず、あえてゆっくり反応する。自分だけの避難場所を確保しておくことも重要だ。

見方を変えて違う角度からアホに接触する事で、自分の心を守ることも重要だ。悪い方に考え過ぎない。アホと同じレベルでは戦わない。時にはヤマアラシのようにトゲを立てて撃退するのも有効だ。アホをのさばらさせないようにするには、初期の内から芽を摘み、必要なルールはアホにもきちんと適用することが重要だ。

何よりも大切なのは、自分自身がアホにならないように気を付け、耳の痛い忠告であっても聞く素直さが必要だ。しっかりと自分を見つめることが大切だ。

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