米中貿易戦争の真因

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中国の産業政策「中国製造2025」だ。

次世代技術ロボットなど10の重点産業を指定、
基幹部品などの国産化比率目標まで掲げて
計画経済そのものだ。
国家の野心が見え見えで、米国を身構えさせた。

この貿易戦争に限れば、米国は経済学よりも
安全保障を優先している。
中国にハイテク覇権を許せば、
軍事覇権も奪われかねないからだ。

大統領がトランプでなくとも貿易戦争は起こった。
エンジンオイルをOEMする私は、そう思います。

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格差が諸悪の根源

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ベンジャミン・フリードマン(ハーバード大学教授)

人々が寛容で道徳的なのは、経済が成長し
社会が前進している時代だ。
経済成長の時代には、人々は豊かさや満足度を
他人ではなく過去の自分と比べる。
だから、幸福な気持ちになれる。

ところが、成長が停滞し所得が伸びなくなると
他人と比較するようになる。
そうなると利他主義が後退し、
寛容な社会でなくなってしまう。

経済成長の果実がかつてのように
人々全般にに広くいき渡らなくなった。
一握りの高額所得者が豊かになり、
大部分の中間所得層の所得は増えない。
所得格差の拡大は、諸悪の根源となる。

エンジンオイルのOEMをする中でも、
この諸悪の根源は排除せねばなりません。

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『一読、十笑、百吸、千字、万歩』

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内科医、杏林大学名誉教授、石川恭三

近ごろ、情けないことには、
何かしようという気力が俄然衰えてきた。

今さらそんなことをしてもどうしようもないとか、
もうそんなことはできそうにないとか、
いずれそのうちに、
などとすっかり怠け癖がついてしまったように感じられる。

それでもときどきは、こんなことではいけないと
気を引き立てようとするのだが、
結局、しばらくは何もしないでこのままいたら
どうかという怠惰の甘い誘いに乗ってしまうのである。

この気力の衰えにつられて、物忘れが増し、
さらには、理解力も低下してきたようにさえ
感じられるようになった。

さすがにここまでになると、
感度の悪い私の脳信号も黄から赤に変わって、
滞りがちになっている
「一読、十笑、百吸、千字、万歩」を強化せよと
大号令を発してくる。

一読とは、一日に一度はまとまった文章を読むこと。

十笑とは、一日に十回くらいは笑うこと。

百吸とは、一日に百回くらいは深呼吸する。

千字とは、一日に千字くらいは文字を書くこと。

万歩とは、一日に一万歩を目指して歩くこと。

これは、高齢者の生活習慣の改善のために
私がもう三十年以上も前から提唱していることである。

大脳からのこの大号令を受けて、何はともあれ、
気合いをいれなおして、
「一読、十笑、百吸、千字、万歩」を実行することにした。

するとどうだろう、不思議なことに、
体の張りが少しずつ甦ってくるように
感じられてきたのである。

どうやらこれでひとまず「やる気」が取り戻せそうである。

エンジンオイルのOEMをするシニアの仲間も健康は大切。
これを参考にしてもらいたい。

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日本を守る

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専守防衛は武道で言うと「後の先」。
先に攻撃してきた相手の動きを見切り、かわし、
逆にこちらが制する。
当然、高い技量や経験が必要だ。
正直、敵のミサイル攻撃には通用しにくい。
そもそも敵ミサイルの発射を正確に察知できないからだ。

敵が発射する前に、敵の基地を叩いてしまう方が確実だ。
これは武道で言うと「先の先」。
相手が動く直前に動いて制する。

武道の極意は「戦わず鎮める」にある。
しかし、これは戦いが招く結果を理解する能力が
相手に無いと不可能だ。

日本守るのは現実の問題。
夢や理想では守れない。

エンジンオイルのOEMをしている、この会社を守るには
「先の先」しかない。
先の事を予想して、ヨソより先に動く。

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プラシーボ効果は、手術でもあった。

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「数年前、テキサス州の医師団が複数の患者を対象に、
膝の治療法の効果を比較しました。

具体的には、①関節を削る、②関節を洗浄する、③とくに何もしない、の
3つです。

③の「とくに何もしない」治療の最中、医師団は患者たちに麻酔をし、
膝に3か所の「手術痕」をつくりました。

すると2年後、その患者たちは実際に治療を受けた患者たちと同じ効果を得たと報告したのです。
彼らの脳は、手術が膝をよくしてくれると予想し、手術を受けていないのに実際にそういう結果を得たのです」

信念や思い込みの力は偉大だ。
人間は自分が思った通りの人間になるからだ。
できると思えばできるし、できないと思えば永久にできない。

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