コロナのインチキが世界的にバレていく

Pocket

田中宇 
米政府の上層部に近い権威ある新型コロナの専門家が匿名で、NYタイムスなど英米の大手マスコミに対し、米国(や世界)で行われている新型コロナのPCR検査が感度を過剰に上げて行われており、PCRで陽性になった人の9割がコロナに感染していない誤判定であることをリークし、報道させている。
新型コロナは、ウイルスが咽頭に100万から1億個ぐらいの単位で付着していないと感染しない。ウイルスの発祥から何か月も経ち、世界に普遍的にウイルスが存在している状態だ。咽頭にウイルスが10個とか千個ぐらい付着するのはよくあることだが、この程度の数だと免疫力が落ちている人でも感染せずに終わる。
PCR検査は、検査対象者の咽頭からぬぐいとった体液に含まれている遺伝子類を何回も増幅して増やし、検出しやすい状態にして染色する。この増幅をやりすぎると、決して感染に至らないごく少数のウイルスの付着でも検知して陽性の結果を出してしまう。感染者だけを陽性者と判定するには、増幅回数を30回未満にするのが良い。だが、米国でのPCR検査の多くは37-40回の増幅をしている。
1回の増幅で2倍になるので、25回の増幅で3300万倍になる。
30回の増幅で10億倍、40回の増幅で1兆倍になる。30回と40回では千倍違う。25回と40回では3万倍違う。


倍率を上げすぎると、ウイルスの遺伝子の破片だけの存在でも陽性反応が出る。NY州の検査施設で行われたPCR検査では今年7月、794人が陽性になったが、これは40回の増幅の結果だった。同じ対象者に対し、増幅を35回にすると陽性者数が半分に減り、増幅を30回にすると陽性者の数は3割に減るのがわかった。
またマサチューセッツ州の検査施設の計算によると、40回の増幅で陽性になった人の85-90%は、増幅を30回にすると陰性と判断される。
米政府(CDC)は、米国内のPCR検査で何回の増幅をしているか発表していない。増幅回数は、検査キットのメーカーや各地の検査施設に任せているという。実際は、PCR検査の増幅回数が検査キットメーカーや検査施設によってバラバラなはずがない。CDCは、増幅しすぎがバレないよう、増幅回数を隠している。
NYタイムスなどにリークした専門家は、米国での増幅回数を「37から40回」と明らかにしている。35回以上は過剰だとの指摘も載っている。
米政府は、過剰に増幅することでコロナ陽性者の数を数倍から10倍に膨らませている。過大な増幅が「枯れすすき」を怪物に仕立てている。

日本の政府も、PCR検査の増幅回数を明らかにしていない。マスコミも問題にしない。世界は米国のやり方に準じることが多いので、日本など他の諸国、とくにコロナをことさら深刻な問題と誇張してきた先進諸国は、米国と同じ過剰な増幅回数だろう。
先進諸国は、米国主導でPCR検査で過剰な増幅を行い、そのことを全く発表しないことで、統計上のコロナの感染者を何倍にも水増ししてきた。日本では徳島大学の大橋眞・名誉教授が以前から、PCR検査の増幅回数が明らかにされていないことを指摘し、過剰な増幅で陽性者を水増ししていると疑ってきた。

PCR検査の過剰な増幅と並んで、コロナ以外の持病などで死んだ人の死因をコロナにしてしまうインチキについても最近、米政府のCDCが認め始めている。CDCが発表したデータを、米元下院議員のロン・ポールの研究所が調べたところ、米国の統計上の「コロナによる死者」16万5千人のうち、コロナが主たる死因だった人は6%の1万人にすぎなかった。残りの人々は他の重篤な持病をいくつも持っていて、平均すると一人あたり2.6個の持病を持っており、しかもほとんどがとても高齢の人々であり、加齢と持病による死だった。
これまで現場の医師などの話を総合する形で、コロナの死者のほとんどは他の持病を持ったとても高齢な人々であり、コロナ死者統計の中でコロナが主たる死因の人はごくわずかだと言われてきた。その事を8月27日にCDCが統計として初めて発表した。これまでマスコミ以外のオルタナティブメディアの人々が指摘してきたコロナ危機を誇張する手口について最近、米当局者自身が間接的に認めるようになっている。

もともと少数の発症すべき人が発症して獲得免疫を得る。残りの人類は自生の自然免疫によって新型コロナに感染しないかたちで、全人類が集団免疫をほぼ達成する。
実際にはコロナの感染者がほとんどいない状態になっても、PCR検査で過剰な増幅をし、病院に補助金を与えたりして死因をごまかせば、コロナの統計を何倍にも水増しできる。実際の感染者がゼロになっても、感染者や重症者や死者がどんどん出ているかのような構図を維持し、危機を永続化できる。
ワクチンが作られて全人類に強制的に接種されても、コロナ危機自体が実際の感染者の多寡と関係なく永続化される構図なので、統計上のコロナ感染者は減らない。このワクチンは効かない、次のワクチンが必要という話になる。笑えない笑い話の状態が続く。

だが最近、歪曲の構造を米当局自身が認め始め、コロナ危機のインチキが世界的にバレていく流れになっている。コロナ危機のインチキを米当局自身が間接的に認める流れは今後も続くと私は予測している。それがトランプと共和党を優勢にするからだ。
米国では、民主党がコロナ危機の歪曲を真に受けて都市閉鎖やマスクの義務化を積極的にやる傾向が強い。民主党は「大きな政府」を好み、コロナ危機に合致している。実際に米当局を握っているのは共和党のトランプであり、民主党だけがコロナ危機を誇張したがってもトランプの協力がなければ具現化しない。
世界的にコロナ危機を誇張して永続化させる策略を最初に考案したのは多分、トランプ以前に世界を支配していた米英の軍産複合体・諜報界だ。バイデンら民主党の中道派もそこに属している。軍産は以前から、世界を変えるパンデミックの話をしていた。
軍産はトランプの敵だが、彼はコロナ危機の誇張と長期化をいったん認め、今のような状況になってから、コロナ危機が誇張されたインチキである事がばれる流れを誘発し、民主党と軍産を自滅させる策をとっている。トランプは、自分の傘下にあるCDCなどにコロナのインチキをやらせる一方で、共和党の草の根勢力に対しては、インチキなコロナ危機に負けずに乗り越えろと扇動している。

米国全体では、コロナ対策をインチキだと言って反対する市民運動がまだ強くない。欧州の方が強い。米国の市民運動は民主党系の方が強く、民主党はコロナの歪曲を飲み込んでしまう方針だからだ。欧州では最近、ドイツや英国で、都市閉鎖が愚策であるとして反対し、マスク義務化もコロナを抑止する効果がないのにやっていると反対する市民運動が急拡大している。
欧州の運動の主流は今は、コロナ自体をインチキと言わず、コロナを重篤な感染病として認めた上で、都市閉鎖やマスク義務化などの対策を愚策で間違っていると主張している。
トランプが今後さらにコロナ危機の歪曲構造を隠然と暴露していく策略を続けると、欧州のコロナに関する市民運動はコロナ自体のインチキ性に気づき始め、コロナの重篤性を真に受ける状態から脱し、コロナ自体の歪曲性を批判するようになる。
欧州の反コロナの市民運動はいずれ米国にも飛び火していく。この変化が日本や韓国まで来るかどうかはわからない。マスコミは世界的に今後もコロナ危機を誇張し続けるので、これらの展開を知らないままの人も多くなる。

エンジンオイル、OEM、アルコール、除菌、マスクに関わる時も、この情報に対する対処法を考えて動かねばならない。軍産複合体が世界を変えるためにやったことである。その影響は予想外に大きいはずだ。

Pocket

『養老孟司の人生論 』

Pocket

解剖学者、東京大学名誉教授

人生であれ、ビジネスであれ、受験であれ、意味ある時間の過ごし方をしようと思ったら、ゴールから「逆算」してみること。
「死」から逆算して人生を語るという、一風変わった人生論。

「自分の死はどうでもいい」
死ぬことを考えているのは、今の元気な私です。
でも「現に死にそうな私」は、「今の元気な私」じゃない。
そんなこと、あたりまえです。だからその二人は別人なんですよ。

理屈で解決しないから、人間は具体的に人生を生きるんですよ。
理屈で人生が全部わかるんだったら、わざわざ生きてみる必要も、
死んでみる必要もないじゃないですか。
今の人は長生きがいいことだと思っています。
だからこの「憂き目」なんて言葉は、思い出さないでしょ。
源平から戦国までの時代なら、そんなこと、よく分かってましたよ。
うっかり長生きしたばかりに、年寄りが一族滅亡の場に立ち会う羽目になる。

物質的に考えたって、去年の私と今年の自分では、体を作っている物質は、
ほとんど入れ替わっているんですからね。
現代人は「客観的な」人たちなんでしょ。
客観的ということは、科学的ということで、それなら自分がどんどん変わるということは、物質的には認めなけりゃいけません。
それなら「同じ私」なんて、ない。

私の性格はネアカかネクラか。
人はどっちにもなるんですよ、状況や頭の具合しだいで。


どんなに独創的と言われる仕事でも、
他人が理解しなかったら意味がないんです。
ところが、他人が理解するということは、
「同じことを考えてる」ということですからね。

おかげさまで、ずいぶん幸せになりました。ということは、
それまで我慢してたってことです。

すでにやってしまった以上は、その結果がよいほうに向かうように、
あとの人生を動かすしかない。

「あたりまえの極限が美人」
ふつうの女性の顔写真を百人分集めて、コンピュータで重ね合わせます。
そうすると、むろんいささかピンボケ顔になりますが、
それでも美人になるんです。

いわゆる常識では、「その人が選ぶのは対象だ」と思っているわけです。
私はそうではなくて、自分が選ぶのは方法だと決めた。
仕事は自分の人生の方法であって、仕事自体が目的ではないんですよ
〇「これを楽しむものにしかず」に至る三段階
第一段階:なにかをするとき、嫌いだけど、努力する
第二段階:なにかを好んで一生懸命にやる
第三段階:それをやっている過程を楽しんでる
「嫌いだけど、努力する」ことでやがて「これを楽しむものにしかず」の段階に至る、これは働く人にとっては重要なアドバイスになる。

人間は変わって当たり前と聞けば、心が軽やかになります。

エンジンオイル、OEM、アルコール、除菌、マスク。
これらに携わる時に、これを楽しむものにしかずとする事も大切ですね。

Pocket

幸福について(朗らかさの意義)

Pocket

ショーペンハウアー

曰く、朗らかさはそれがそのまま直接的な利益になる。
直接、現在において幸福を与えるものは朗らかさ以外にないのだから、
朗らかさだけは、言わば幸福の正真正銘の実体、幸福の正貨である。
他の一切のものと同じような単なる兌換券ではない。


となれば、朗らかであること=「笑」は、それ自体が幸福の条件なのです。
楽しい顔をすれば楽しいことが起きる
自然と人を惹きつけるような行動を取ること、
「あの人のことを応援したいなぁ」「助けてあげたいなぁ」と
思われるような習慣を重ねていくことが、福を呼ぶことの第一条件。

人のために「何かしよう」という気持ちが福を呼ぶ

分け与えられる人が豊かになっていく

例えば、ある本を作るとき、何度もスタッフの方々と打ち合わせを繰り返し、
朝から晩まで「ああでもない、こうでもない」と相談をしながら、
三食をともにしたとします。
このようにしているのは、単に「楽しいから」なのですが、
この楽しいというのが、人間関係では何よりも大切なことではないでしょうか

一人っきりで楽しむ高級な食事よりも、
特別なものでなくても、みんなで食卓を囲んだ方が人生は豊かになっていく

本当の豊かさは一人では味わえない

人生は「不運」か「幸運」の二択だけではない

本当に大切なモノの数は決して多くない

我慢をして豊かな心を失うくらいなら、飛び出せばいい

何者にも頼らないと決めたとき 人は本当に優しくなれる

心を取り戻すには、「人間らしい」環境が必要です。
そのためには、周囲が許す、チャンスを与えることです。

人は明るいものに感化される

誰にでもできることを、誰よりも心を込めてやる

お礼の手紙を速達で

本当の気づかいは気をつかわないこと

選択肢を少なくしておけば迷いも少なくなる

この考えは僕らの人生に大きな指針を与えてくれます。
エンジンオイル、OEM、アルコール、除菌、マスクの仕事に取り掛かる時も
忘れないでいたいですね。

Pocket

『トヨタで学んだ自分を変えるすごい時短術』

Pocket

原マサヒコ 

「一見正しそうなやり方」は実際には機能せず、
思わぬところに改善のヒントがあるものです。
時にデジタルよりアナログの方が効率が良かったり、
中断することで生産性が上がったりすることがある。
どんな作業も、改善の意識があれば面白くなる。

多能工化することで時短が実現できる。
〇自らを多能工化すると、次の3つのメリットが得られる
(1)個々に身につくスキルが深く・広くなる
(2)個人レベルでアイデアが生まれやすくなる
(3)人間関係が広がり、いざというときに助けを得やすくなる

「時短ワード」は、「目的は何か? と考えろ」
自分にとって大切なことに、より多くの時間を振り分ける
(1)「成し遂げようとしていること」への意識
(2)「会社が求めている価値」への意識
(3)「目の前の仕事」への意識
この3段階の「意識」で人生や仕事について考えていくと、
自分が本当にやるべきことが見えてきます。
逆にいえば、「やるべきではないこと」「やらなくていいこと」が明確になる。「成果につながる動き」にどれだけ時間を使っているかどうかが大事です。
極端なことをいえば、「成果につながらない動き」はすべて辞める。

「進化する」というのは、アウトプットは同じなのにもかかわらず、
仕事が格段に「ラクになる」ということ

トヨタには昔から「時間は動作の陰である」という言葉があった
習慣化のコツは、「流れ」を作ること。
習慣にしたいことを「すでに習慣にしていること」とつなげて、
1つの流れにしてしまう。

書類をわかりやすく収納するためのコツは、
非常にシンプルで「立てて保管する」だけです。
実際、トヨタの現場で使う書類は、ほとんどが立てて保管されていた

「売れるときに売れるものを売れ」これを目の前の仕事に置き換えると、
「状況に合わせて成果の出ることにリソースを集中せよ」という事になる。

年収の低い人は「正確さ」を重視し、
年収の高い人は「段取り・成果」を重視する

情報に翻弄されてムダに時間を費やしてしまうよりも、
現場に足を運んで話を聞いたり空気感を読んだりするというのは、
迅速に結果を出すうえでも必要なことだ。

トヨタのノウハウは、僕らがエンジンオイル、OEM、アルコール、除菌、マスクに関わる時にも大きく役立てねばならないことです。

1川口 達夫

Pocket