『もっと結果を出せる人になる!「ポジティブ脳」の使い方』

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みんなの日記

茂木健一郎

自分自身の現状を他人の立場から、客観的かつ冷静に理解することを
「メタ認知」といいます。

「メタ認知」とは、「良い」「悪い」という意味づけをすることではなく、
「自分がネガティブな感情を持っているのは、どういうことなんだろう」と
客観的に受け止めることを意味します。

すると、逆にそれがきっかけとなって、自分のポジティブな感情や行動にまで
たどりつけることが多々あるのです。


たとえば、友だちにものすごく素敵な彼氏ができた場合。

あなたの中に「でもあの男、チャラいところがあるよね」
「そのうち絶対フラれるわよ」といった、
ネガティブな感情が生まれるかもしれません。

そんなときには、「なぜ自分は今、そういうネガティブな感情を
持っているんだろう?」とメタ認知で自分を客観的に理解してみるのです。


すると、「あ、もしかしたら自分も彼氏がほしいんじゃないかな。
でも、今は彼氏がいないから、そう考えてしまうのかも」と
考えを進めていくことができます。

そして、「じゃあ、彼氏の友だちを紹介してもらっちゃおう」
というポジティブなアクションにまでたどり着く…。

こうした「理解」の流れが大切なのです。

そしてそれにより、ただネガティブな感情に惑わされていたときには
生まれなかった「新しい現実」が目の前に出現します。

そうして、あなたの人生はポジティブな方向へと変化していくのです。


仕事の場合でもこれはまったく変わりません。

たとえば同僚の誰かが成功したり、仕事が好調だったりするときには、
「あんなヤツ、たいしたことない」などと
ネガティブな感情が生まれるものです。

けれどもここで、なぜ自分がそんな気持ちになるのか理解してみると、
「自分も成功したいんだ」「いい仕事をしたいんだ」という
本当の気持ちに気づくことでしょう。

こうやって“意識の方向”を変えてみると、
ネガティブな感情で脳のエネルギーを無駄に消費することもなくなり、
気分がとてもラクになるのです。


けれども、こんなときに「根性論」一点張りで、無理やり前向きに
「俺だってスゴいんだよ!自分サイコー!」と
ネガティブ感情を否定してみても、問題はまったく解決しません。

本当に向き合うべきなのは、“ネガティブな感情の向こうにある
ポジティブな感情”です。

どんなときでも「だったら、自分は今どうすればいい?」と考える
「ポジティブ脳」を発揮してこそ、事態は好転していくのです。



座禅をするときに
「数息観(すうそくかん)」という自分の息を数える修行の方法がある。

一呼吸(吐く息と吸う息)を一つと数え、雑念に惑わされない方法。

その時大事なことは、「二念を継がない」という考え方。
二念を継がないとは、例えば座禅をしているとき、
「物音がした」という状態が一念。
二念は、「今の音は何だったんだろう」と
次の疑問やら思いを持ってしまうこと。

それが、三念、四念と次から次へとわき起こると、「妄想」となってしまう。


まさに、「あんなヤツ、たいしたことない」というネガティブな感情も同じ。

そのネガティブな感情にとらわれると、
次から次へとネガティブのループが続く。

ネガティブな感情の裏には、本当の自分の気持ちが隠されている。
そして、「ネガティブな感情の向こうにあるポジティブな感情」に気づくこと。

エンジンオイルのOEMをやっているメンバーは、
「今どうすればいいのか?」という
「ポジティブ脳」を発揮するようにしましょう。


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『いい「口ぐせ」はいい人生をつくる』

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佐藤富雄

20代よりも30代、40代よりも50代と年齢を増すごとに、
口にしてきた言葉の歴史が、如実に顔にあらわれ出します。

その人がどんな言葉で人を褒めてきたか、
あるいは、けなしてきたか、
顔を見ればすぐに分かってしまうのです。

素敵な言葉をたくさん使って人を褒め続けてきた人は、
その言葉とおりの素敵な表情を自分のものにしています。

言葉は細胞を動かし、顔つきまで変えてしまうのです。
この原理はどんな場合も変わることがありません。

意地悪なことばかり言っている人は、
いかにも意地悪そうな表情が染み付いています。

乱暴な言葉を口にし続けていれば、
荒々しい表情になっています。

どんな人々とつきあい、どんなことに関心を持ち、
どんなふうに情熱を傾けて
仕事や趣味や活動に向き合ってきたか、
それらもすべて顔に出ます。

どんな言葉を使ってどんなことを考えたか
ということに忠実に脳内神経回路が敷かれていき、
顔の表情ににじみ出てくるからです。

男性もそうですが、女性だったらなおのこと、
顔に無関心ではいられないでしょう。

「人は顔よりも中身が大事」と言ったって、
その大事な中身がすべて顔の表情にあらわれるのですから、
結局は顔が大事ということになります。

目が大きくてぱっちりしているとか、
鼻が高いとかいうようなことが大事なのではありません。

顔のパーツの良し悪しではなく、
はっとするほど素敵な表情をどれだけ見せられるか、
美人・不美人の分かれ目はそこにあります。

男性の場合も、いつまでも眺め飽きない
「イケメン」かどうかは、表情いかんにかかっています。

10代や20代の若い時期にはそこまで気づかなくても、
30代後半あたりから次第に、
「目鼻立ちよりも、表情こそが魅力の決め手なんだ」と、
しみじみ実感するようになってくるでしょう。

50歳を過ぎる頃には、もはや顔のパーツなど、
たいして意味をなさなくなってきます。

若いときにはみんなから「可愛い、キレイ」と
チヤホヤされていた女性が、
また、「ハンサム、カッコいい」と
女性の熱い視線を集めていた男性が、
なんだかパッとしない表情の持ち主になっていて、
がっかりさせられることはよくあるものです。

かと思うと、どことなく冴えない印象だった人が、
いきいきと輝く表情を自分のものにしていて
驚かれることもあります。

「きっと、いい生き方をしてきたんだな」と、
見ているこちらまで心が明るくなります。

その人のことをもっと知りたい、
つきあいってみたいと思わせる吸引力があります。

そうなってこそ正真正銘のいい男、いい女です。

男も女も50、60歳を過ぎて
やっと望ましい成熟を果たした
厚みのある魅力的な顔になるのです。

エンジンオイルのOEMやってる仲間へ、
みんなイイ顔になろうね。

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川口 達夫

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川口 達夫

12時間前 · 「中国国内の状況」仏RFI、台湾中央通信より。裁判所が債務履行不能者のリストに入れた地方政府の数は831。年々返済しきれないままに蓄積されており、地方政府による累積債務残高は18兆元になる。なお民間企業の多くは、年明けの2か月間休暇を取らせるようだ。13あなた、小早川 健一、Jun Sato、他10人コメント4件

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川口 達夫

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