自分自身を明確にする

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人が物事を深く洞察して捉えようとする際に
最も重要なポイントの1つが、「明確化」です。 
「物事を明確にする」ことが重要なのは、 
あなたの経営するビジネスに限ったことではありません。

あなたが取り組む「明確化」の中でも
最も重要なポイントは、自分についての明確化です。 

自分が何者なのかについて、はっきり分かっていますか?  
どういう人間で、何を手に入れたいと思っていて、 
どのようにそれを手に入れようとしているのか、
どのくらい明確ですか?

あなたはこれらについて、どの程度明確に把握していますか? 
これを、もっと心理学的なフレーズや定義で言い表せば、 
あなたは自分の目的、人生における使命、
精神的信条などについて 
どの程度明確に分かっていますか、ということです。

あなたは、自分のアイデンティティ、自分が何者なのか、 
自分がどういう人間なのかについて、
どの程度明確に分かっていますか?  
自分の信条や価値観について、
自分にとって最も重要な価値観は何か、 
自分が最も大事にしている信条は何かについて、
どの程度明確に分かっていますか?

あなたは、自分が経営するビジネスの会議の席で
自分が提供できるスキルについて、 
そして、それらのスキルが他の人たちに
どんな恩恵をもたらすかについて、 
どの程度明確に説明できますか?  
どんな言動が自分の助けとなり、
どんな言動が自分に損害を与えるのかについて、 
現在、どの程度明確に述べることができますか?

あなたは、自分が何者かについて明確に分かっていなければ、 
本当の自分にはなれません。これは重要なことです。 
なぜなら、もしあなたが、ビデオを作ったり、
レポートを書いたりなど、  
最終的に、あなたの見込み客をコンバートさせる必要のある、 
知性に訴える類のマーケティングをするつもりなら、 
あなた自身が、正真正銘のあなたでなければ、
こういうことは容易にできないからです。

このように、自分について明確にすることで、 
あなたはより大きな力を発揮できるようになるのです。

あなたの市場について、あなたの見込み客は
実際にどんな人たちなのかについて、 
そして、あなたがビデオやメルマガなど、 
なんらかのマーケティングのメッセージを作るときに、 
あなたが彼らに考えて欲しいこと、感じて欲しいこと、 
最終的にやって欲しいことについて、
明確にすることが重要です。

「あなたには、自分で認識しているより
も大きな影響力がある」ということは、 
本当にいろいろな人が、いろいろな言葉で語っています。 
あなたは、自分で思うよりも、はるかに影響力があるのです。 
「物事を明確化する」センスをもって
ビジネスを経営しているとき、 
これは、まさに本当のことです。

あなたが手に入れたいと思っていること、
あなたが現在立っている場所、 
その他あなたの人生にとって欠かせないことであれば
何であれ、 
「明確化」は、パフォーマンスを上げる手法なのです。

それは、あなたがさらに前進するための点火装置であり、
アクセルなのです。 
なぜなら、究極的には、あなたが必要とすること、 
次に行くべき場所について明確に知ることになるからです。

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「トーマス・エジソンの発想法」

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「天才とは、1%のひらめきと99%の努力の賜物である」

残念ながら、この言葉ほど 間違った意味が世の中に流布し、 多くの人の誤解を受けている言葉はないのです。

エジソンは、肉体や精神、宇宙などに対し、 独特の世界観を持っていて、 自身の発明の原動力について、こう述べています。 「人間、自然界すべての現象は、 我々の思いもよらぬ遥かに大きな未知の知性によって 運命づけられている気がしてなりません。 私自身も、これらのより大きな力によって動かされて、 数多くの発明を成し遂げる事ができました」。

この「遥かに大きな未知の知性」の事ことを 「リトル・ピープル・イン・マイ・ブレイン (頭の中に住む小人)」 と呼んでいたエジソンは、 発想の原点であるリトル・ピープルの声を聞くこと、 つまり1%のひらめきを得ることが大事だと、 日記の中で繰り返し述べています。

「最初のひらめきが良くなければ、 いくら努力しても無駄である。 ひらめきを得るためにこそ、努力はするべきなのに、 この事を分かっていない人が、あまりにも多い」 と、自分の発言が世の中に誤った解釈で 伝わってしまったことを嘆いているくらいです。

エジソンは、発明や研究に行き詰まると、 海辺に行き、釣り糸を垂れるのが常でした。 ただし糸の先に餌はつけません。 潮風に吹かれ波音を聞き、自然の中に身を置くことで、 不思議と頭を悩ませていた問題の 解決策が浮かんでくるというのです。 自然界や宇宙から流れてくる未知の知性のアイデアを キャッチし、新しいひらめきを釣る。 エジソンの釣りには、そんな意味が込められていました。

しかし、これは天才・エジソンだからこそできることです。 では、私たちは、どうすればよいのでしょうか。 エジソンは、研究に行き詰まったエンジニアに、 こんなアドバイスをしています。

「問題は、君の考え方にある。 大事なことは、頭の中に巣食っている『常識』という理性を きれいさっぱり捨てることだ。 もっともらしい考えの中に新しい問題解決の糸ロはない」

努力も、やみくもにやっても駄目なのですね。 最初の閃きが正しくないといけない。 閃きを得るためには、考えて考えて 沢山の努力を重ねないといけない。

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「ありのままの」あなたで成功

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「あなた」はあなたのビジネスにおいて
もっとも重要な資産であるので、
あなた独自の戦略が必要なのです。
本当のあなた、
本当にあなたが得意なことを生かした戦略です。

成功する戦略型起業家の秘密のひとつは、
自分自身の強みを活かした戦略で、
有力な利益を作り出すこと。
言い換えれば、ある がままのあなたのおかげで、
ビジネスが成長していくのです。


インターネットビジネスを営む起業家が犯す間違い

インターネットビジネスを営む起業家は、
みんな同じ間違いを犯します。
他人がしているのと同じことをしてしまうのです。
そしてさらに時間と労力を費やしています。
それは戦略ではなくて 狂気です。
不満足な結果のレシピとも言えます。
面白くないし、強みにもなりません。
成功することもほとんどありません。 
チャンス追求型は強みがないのです。

ただ単に群れを追ってい るだけです。
するべきことを自分の中ではなく、
外ばかり見て探そうとするからです。
そのせいで、他人と差別化できる唯一の要素、
自分自身の独自性が犠牲になってしまうのです。

自分の強み、経験、才能を活用すれば、
ライバル企業より有利なはずなのに。
それに比べて、戦略型の起業家は
まず自分の強みを理解します。
強みとは、あなたの才能、経験、教育、
そしてスキルの組み 合わせです。

これがすべて交わって強みが生まれます。
戦略型の起業家とチャンス追求型の違いは、
強みを理解し、それが活用できる分野でだけ
勝負をしているかどうかなのです。

ビジネスとは、お金を賭けた大きなゲームなのです。
それなら自分が得意なゲームで勝負するほうがいいですよね。

ほとんどのチャンス追求型は、
勝てないゲームで勝負している、
もしくは勝負しようとしています。

もし、あなたの得意分野が何かわかっていない場合は、
今すぐはっきりさせる必要があります。
残念ながら、多くの人が自分の 長所を知りません。
ピーター・ドラッカーはこう言いました。
「失敗するほとんどの起業家は、自分の強みを知らない。
聞いてもぽかんとしているか、
知識について間違った答えを返すだけだ」。

自分1人で自分の強みを見つけるのは難しいことです。
木の前に立ちながら、
森の全体図を見ようとしているような状態です。
私たちは、学生時代から自分の弱みに
集中するように教えられてきました。

また、強みというのは
自分がいつも当たり前のように持っているものなので、
気づきにくいのです。
他の人も簡単に 当たり前にできることだと思い込んでいます。
最後に、強みは楽しいものなので、無視しがちなのです。 
考えてみてください。

今、あなたがしていることより
もっと楽しい仕事ができるのです。
その楽しい、そして簡単な仕事が、
あなたのビジネスをさらに拡大し、利益を増やし、
理想の人生を送らせてくれます。
それが理解できれば、
ビジネスで成功するために強みを活用することが
どれだけ重要かわかりますよね。

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勝てる分野で勝負する

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どうすれば戦略型の起業家になり、成功を収められるのか?
その方法の一つが、「勝てる分野で勝負する」ということです。
「勝てる分野で勝負する」というのは、戦略の基本で、
自分の得意分野で活躍するということです。

勝てる分野を正しく選択すれば、
すべてが簡単に、確実に達成できます。 
チャンス追求型の問題は、
勝てる可能性が低い分野でも勝負をしてしまうこと。
それどころか、自分が苦手なことばかりやろうとしてしまいます。

だから、毎日ビジネスに時間を費やすことが
とても辛くなります。
どうしたらいいか分からないことが多過ぎます。
どうしたらいいか分かることでも、
自分の得意分野ではないので、
仕事をするのにどんどん抵抗が出てきます。

こういう症状が出ていたら、
間違った分野で間違った仕事をしているという証拠です。 
その点、戦略型の起業家はまったく異なる経験をします。
働くことに抵抗や先延ばしの気持ちが起こらず、
朝起きてすぐに仕事を始めたいという気持ちになります。

障害物にぶつかってばかりではないので、
波に乗って成功と夢に近づいているような
気持ちになるからです。
取り組むこと、やることリストのすべてが
簡単 にこなせ、しかも楽しみながらできます。

あなたの勢いは誰にも止められません。
正しい時に、正しい場所で、正しいことをやっていると
自分でも感じ、
生まれてきた意味が分かったような気がします。
想像を超えるスピードでお金も湧いてきます。

夢のように聞こえるかもしれませんが、
そうではありません。
何千人もの戦略型の起業家がそうです。
彼らが優位性を持っていること、得意なことが、
ニッチや市場が欲していることと一致しているから
それが可能なのです。

もしあなたが、ビジネスでお金に困らないようになった後でも、
心のモヤモヤや気持ちの高揚感を感じないような状態が
続いているとしたら、一度考えてみてください。
自分は今、「自分の得意分野で勝負できているか?」と。

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ストーリーで売上急増

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シュリッツ・ビールの成功例

1919年、シュリッツ・ビールは倒産寸前でした。
その売り上げは不振で、市場での売れ行きは5位。
何よりも倒産という高い可能性に直面し ていました。

彼らが伝説的マーケティングの天才かつ名高い
コピーライターであるクロード・ホプキンズを雇ったのは
その時です。
ホプキンズはストーリーを探し 求めて、
醸造所を訪れるために、
はるばるウィスコンシンまで旅に出ました。

ストーリーとは、そのビールに関する
現在の認識を変えるもの、
また、シュリッツ・ビールを飲むべきビールとして
位置付けるもの、
市場および消費者に共感を与えるものです。
ストーリーとは、彼が市場と共有することのできる
コア・ストーリーとしての役割を果たすものです。

当時の全ビール醸造者は『純粋』を強調していた。
彼らは『純粋』という語を大きな文字で記していた。
その主張は、水がカモの印象を与えるのと
同じくらいの印象を人々に与えた。

私は醸造の科学を学ぶために醸造の学校に通ったが、
それは少しも役に立たなかった。
それで醸造所に行った。
ビールがパイプ上に滴っている板ガラスの部屋を見て、
私はその理由を尋ねた。
これらの部屋は、ビールが純度をもって冷却されるように
ろ過空気で満たされていると彼らは教えてくれた。

私は木材パルプで満たされた素晴らしいフィルターを見た。
彼らはそれがどのようにビールをろ過するのか
説明してくれた。

汚染を防ぐために一日に二回、どのようにして
すべてのポンプとパイプを消毒するのか、
どのようにして機械ですべてのボトルを4回清潔にするのか、
彼らは見せてくれた。
彼らの醸造所はミシガン湖に位置するにもかかわらず、
純水を得るための深さ4000フィートに達する
アルトワ式井戸を彼らは見せてくれた。

彼らは、ビールが利用者に出荷される前に
6ヶ月間熟成される大樽を見せてくれた。
彼らは私を製造所に案内し、
オリジナルな酵母細胞を見せてくれた。
それは最高度の風味を引き出すために
1200回の実験を経て開発されたものである。
シュリッツ・ビールを製造するのに使用される
すべての酵母は、
そのオリジナル細胞から発達したものである。

私は驚嘆して事務所に戻り、尋ねた。
「何故、こうしたことを人々に伝えないのですか?
何故、自社のビールは純水であるということを
他社よりも大きな声で強調しようとするだけなのですか?
何 故、その理由を伝えないのですか?」
「何のためにですか」と彼らは言いました。
「我々が利用しているプロセスは
他社が利用しているも のと全く同じなのです。
それなしでは美味しいビールは誰も製造できません」

「しかしですね」私は返答した。
「他社はそのストーリーを伝えたことがないのです。
それはあなた方の醸造所を訪れるすべての人を
驚嘆させるものです。
それは紙上で誰をもアッと驚かせます」

それで、私は紙上でこうした板ガラスの部屋や
純度に関わる他のすべての要因を描写した。
私はすべての優れた醸造所に共通するストーリー、
しかしこれまで伝えられたことのなかった
ストーリー を語った。
私は純粋さに意味を与えた。
シュリッツは、数か月で5位から
一位と肩を並べるまでに躍進した」

さあ、次の点に気付いてください。

シュリッツ・ビールは、そのライバル社よりも
純粋なビールであったわけでは決してありませんでした。
しかし、純粋さを確実にするために
ビール製造者が講じる手段を
一般人に伝えるコア・ストーリーを作り上げた
第一人者になることによって、
ホプキンズは、シュリッツは本当に最も純粋なビールである
と国民全体に確信させたのです。

それ以上に大切なことに、
シュリッツがその主張をしたことによって、
ライバルの醸造所は純度に対する主張をすることが
出来なくなったのです。
お分かりであるように、製品には何の変化もありません。
唯一の変化はストーリーでした。
マーケティングへの
コア・ストーリーの注入であったのです。

最終結果、あっという間に、
シュリッツはアメリカで5番目の売れ行きから、
ナンバーワンに飛躍したのです!

このようにストーリーの力は絶大です。
なので、ぜひあなたも独自のストーリーを
見つけてください。
それをあなたのマーケティングや広告で使えば、
結果は明らかです。

ビジネスは顧客に常にストーリーを語ります。
残念なことに、
大抵の場合、語られているすべてのストーリーは、
使い古された同じストーリーなのです。
しかし、ビジネスがストーリーを語り、
そしてそれが ライバル企業よりも
優れたストーリーである場合は…
多くの場合、販売は急増し、ビジネスは成長し、 
顧客は以前にもましてより忠実になるのです。

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『負の感情を捨てる方法』

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心理カウンセラー、中島輝

《もし私があなたの立場だったら、
私もきっと同じことをしたでしょう》

これは、私がカウンセリングで
クライアントによくかける言葉です。

とても優秀なのに、一人で思い悩むところがあって、
何度も自殺を図ってしまうクライアントに
その言葉をかけた瞬間、
彼は張り詰めていた緊張の糸がふっとほぐれて、
わっと泣き出し、その直後に大きな安心感を得ました。

それは、「自分の不完全さ」を認められたことによる、
人間としてごく自然な反応です。

この言葉は、アメリカを代表する心理療法家、
カール・ロジャーズの「魔法の言葉」とも言われています。

相手の言葉を聞いて、聞いて、聞き続けて、
最後にすべてを受け入れる。

これは自分自身にも有効な考え方です。 
不完全な自分を受け入れるということです。

自分の中のどす黒い感情を認める。 
そうした瞬間に、嫌われてもいいから、
自分らしく生きようという勇気がわいてきます。

新しい自分が生まれます。

もし誰かに不満をもっていたら、
その人も不完全だと気づくのです。

すると、その人の欠点も
あまり気にならなくなると思います。 
自分も不完全だし、相手も不完全なのだということです。

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「一貫性」が求められる時代

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神田昌典
これからの世界は、
「一貫性」が求められる時代だ。 

言っていることと、やっていることが一致していないと、
叩かれる時代に入った。

それは、インターネットにより、ますます加速する。 

「一貫性」は、糸井重里氏の言う「全体的」と同じだ。 

ネットもリアルも含めたトータルな表現の中で、
どこか一つでも嘘があったら問題になる。 

ある意味、「重箱の隅をつつく時代」である。

スポーツ選手や芸能人、政治家等の、
ちょっとした言動や態度に反感を持たれ、炎上してしまう。

ほとんどが、その人たちの本業とは関係ないところで起こる。 

一貫性が求められ、全体的に評価される。 
ますます、誠実で、正直であることが求められる時代となってきた。

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『負の感情を捨てる方法』

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心理カウンセラー、中島輝

《もし私があなたの立場だったら、
私もきっと同じことをしたでしょう》

これは、私がカウンセリングで
クライアントによくかける言葉です。

とても優秀なのに、一人で思い悩むところがあって、
何度も自殺を図ってしまうクライアントに
その言葉をかけた瞬間、
彼は張り詰めていた緊張の糸がふっとほぐれて、
わっと泣き出し、その直後に大きな安心感を得ました。

それは、「自分の不完全さ」を認められたことによる、
人間としてごく自然な反応です。

この言葉は、アメリカを代表する心理療法家、
カール・ロジャーズの「魔法の言葉」とも言われています。

相手の言葉を聞いて、聞いて、聞き続けて、
最後にすべてを受け入れる。

これは自分自身にも有効な考え方です。 
不完全な自分を受け入れるということです。

自分の中のどす黒い感情を認める。 
そうした瞬間に、嫌われてもいいから、
自分らしく生きようという勇気がわいてきます。

新しい自分が生まれます。

もし誰かに不満をもっていたら、
その人も不完全だと気づくのです。

すると、その人の欠点も
あまり気にならなくなると思います。 
自分も不完全だし、相手も不完全なのだということです。

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『錯覚の法則』

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サンリ会長、西田文郎

45年以上に渡って脳の研究をしてきた結果、
いま、ひとつ断言できることがあります。

それは、「脳が『正しい』と思っていることのほとんど、
99パーセントが錯覚」だということです。

景気が低迷し暗いニュースが飛び交うなか、
仕事もうまくいかないし、
売り上げは落ち込む一方だと嘆く人がいますが、
それは「錯覚」。

結婚したくてもいい人がいない、出会いがない、
私は結婚には向いていないというのも「錯覚」。

子どもが言うことを聞かない、
思うように育ってくれないというのも「錯覚」ですし、
人間関係がうまくいかないのも、
お金がなかなかたまらないのも、
すべて脳が起こしている「錯覚」の結果です。

人は、「肯定的錯覚」をする人と、
「否定的錯覚」をする人の2種類しかいません。

脳の特性上、正反対のふたつのことを
同時に思考するのは不可能だからです。

前述したような人は、うまくいかないことを放棄する
「否定的錯覚」だけをする人。

苦労を背負い込み、自分は苦労でがんじがらめに
なっているという錯覚に陥っています。

「自分はダメかも」「自分には無理なんだ」と思うことで、
現実から逃避しようとする傾向にあります。

否定的なことばかりを口にしていると、
脳はどうなると思いますか?

否定的な記憶データが脳に強烈にインプットされ、
脳はそのとおりにはたらいてしまうのです。

「無理だ」と脳に問いかけると、
まだやっていないことにもかかわらず、
当然無理だと想像し、記憶づけてしまう。

結果、口に出したとおりの未来が待ち受けています。

一方で、「肯定的錯覚」をする人はどうでしょうか。

努力を苦しいとは思わず、楽しんでいる。

常に前向きで、まだ経験していないことでも、
「自分ならできる」と根拠なき自信に満ちている。

当然、発する言葉も肯定的ですから、
脳にも肯定的な条件づけをします。

脳は「できる」と勘違いをして、
いつの間にか夢を実現させてしまう。

小さな町工場を世界に通じる「ホンダ」に押し上げた
本田宗一郎は、超肯定的錯覚を起こしていた代表例
といってもいいでしょう。

よく考えてみてください。 
私たちは誰もが赤ちゃんでした。 
実は赤ちゃんは、超ポジティブ思考なのです。

ハイハイをした赤ちゃんは、何度ひっくり返っても、
転んでも、頭をぶつけても、
「立とう」とする行為をやめません。

もし仮に、否定的な赤ちゃんがいたとしたら、
「100回も転んだのだから、きっと立つという目標は
無理なんだろう。やめよう」と諦めるはずです。

ですが、そんな赤ちゃん見たことがない。

何度転んでも立ち上がり、いつの間にか当たり前のように
目標を達成し、歩けるようになります。

私たちは、大人になるにつれ、世間の常識にとらわれ、
さまざまな情報に操作されるうちに、
否定的な思考を取り入れるようになってしまったのです。

小さな常識の枠のなかで物事を考え、判断をし、
結論を出そうとするから、「どうせ無理」と
自己防衛本能が出てくる。

そして、いつの間にか、否定的な脳、否定的な
スーパーコンピュータがつくられてしまうのです。

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経済は、人類を幸せにできるか ?

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ダニエル・コーエン

金融危機後の世界において、
経済学が有用な学問であり続けるには、
幸福の問題を避けて通る訳にはいかない。

幸福が感情の問題であって、
定量化や測定には馴染まないモノであったとしても。

経済学は、金融危機の前には幅を利かせていた。  
経済学は、合理性に基づいて個人主義的に行動する人間像を
前提に組み立てられていた。
それが、ホモ・エコノミクス(=経済人)である。

彼らは、ホモ・エシックス(=道徳・倫理的人間)や
ホモ・エンパシス(=共感的人間)との競争に
勝ったと思い込んでいる。

しかし、幸福や人間性の問題を封じ込めてしまった。
最終的には、自らも非合理的となり、衰退の道を歩んでいる。

競争だけで未来を築けると考えるのは、 人類学上の幻想である。
その事に気付き、競争と協力のバランスを考える。
無償と有償の境界を整理する。
文化的多様性の問題に直面する欧州知識人の苦悩は、
グローバル化の波に洗われる日本人にも共有できる筈だ

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