ピーター・ドラッカーの名言1

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☆私が13才のとき、
宗教の先生が生徒に、
「何によって人に憧れたいかね」と尋ねた。

しかし、その問いには
誰も答えられなかった。

先生は笑いながらこう言った。
「いま答えられると思わない。
でも50才になって答えられないと問題だよ。

人生を無駄に
過ごしたことになるからね。」

☆選択肢を前にした
若者が答えるべき問題は、

正確には、何をしたらよいかではなく、
自分を使って何をしたいかである。

☆チャンスとは、
ひとつのことに
心を集中することによって、

かろうじて見つけることが
できるものである。

☆傲(おご)ってはいけません。
企業は、社会によって
存在させてもらっている存在なのです。

最も重要なことから始めなさい。

☆未来を予知しようとすることは、

夜中に田舎道を
ライトもつけずに走りながら、
後ろの窓から外を見るようなものである。

一番確実な未来予知の方法は、
未来自体を作り出してしまうことである。

☆寝床につくときに、
翌朝起きることを
楽しみにしている人間は、幸福である。

☆不得手なことの改善に
あまり時間を使ってはならない。

自らの強みに集中すべきである。

無能を並みの水準にするには、
一流を超一流にするよりも、
はるかに多くのエネルギーと努力を必要とする。

☆我々が行動可能なのは
現在であり、また未来のみである。

☆21世紀に重要視される
唯一のスキルは、
新しいものを学ぶスキルである。

それ以外はすべて
時間と共にすたれてゆく。

☆いまさら、
自分を変えようとしてはならない。

そんなのは、
うまくいくわけがない。

自分の得意とする仕事のやり方を
向上させることに、力を入れるべきである。

人の卓越性は、
ひとつの分野、
あるいはわずかの分野においてのみ、
実現されるのである。

☆教養ある人間は、
勉強し続けなければならない
ということを自覚している。

☆焦点の定まった
明確な使命がなければ、

組織はただちに
組織としての信頼性を失う。

☆事業を行うときは、
次の4つの条件を
満たしておかなければならない。

まず経営環境、使命、強みが
現実と一致していること。

そして、それらの条件が
互いに合致していること。

そして、周知徹底
されなければならない。

さらに、たえず
検証されなければならない。

☆あらゆる活動について
「もし今日これを
行っていなかったとして、改めて行うか」
を問わなければならない。

答えが否であるなら、
「それでは、いかにして一日も早くやめるか」
を問わなければならない。

エンジンオイルのOEMも、
焦点を定めて明確な使命を作らねばいけない。

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『天使になった男』ジョー・タイ

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いちばん偉大な奇跡とは、自分を根底から変えることだ

ふつうの世界では、人々は、
列車の運転士が線路を見るのと同じように時間を見ている。
枕木をひとつずつ通過していくわけだ。
通り過ぎた枕木はどんどん後ろへ消えていき、
すぐ前にある枕木はいつも視界に入らない

疑問が十分にたまってしまうと、
そして自分に自信が持てなくなってしまうと、
恐怖はそれを悟ってつけ込んでくる。
その臆病さこそが、
恐怖が油断のならない敵である一番の原因なんだよ。

恐怖の牢獄から逃れる唯一の方法は、行動だ。
ただ待っているだけでは、道は開けない。
自分から行動を起こさなければダメだ。
恐怖の牢獄から逃れるたびに、
きみは強くなり、自信もつく。

恐怖は、きみから行動する自由を奪っている。
成功したいという欲求や、危険を冒そうという意志や、
何かを大切に思う気持ちさえも奪っている。
一度そういうものを盗んでしまえば、
物質的な所有物を盗むのだって時間の問題だ。

恐怖を克服することは難しいかもしれないけれど、
問題ならいつでも解決することができる。
恐怖に名前をつけたら、それはもう恐怖じゃない。
解決できる、ただの問題になるんだ

恐怖がきみをダメにするやり口にはもうひとつある。
それは敵をつくることだ。

恐怖とは、たくさんの明日を心配すること。
勇気とは、ひとつの今日に集中すること。

恐怖は反応で、勇気は決断だ

希望を失うとは、
ただ十分に遠くを見ていないだけのことだ。

旅の途中を楽しめないなら、
目的地に着いても楽しいとは思えないだろう。

障害が目に入るのは、目標から目を離したときだけだ

なんでも自分ひとりでやろうとしないことだ。
誰かに助けてもらえ

人生の目的をよりはっきりさせたおかげで、
どうでもいいことで時間を無駄にすることがなくなった。

インターネットは、失敗しないための技術の集大成ですが、
それによって我々は行動力を失ったのかもしれません。

アランに似ていますねと思った、
エンジンオイルを、OEMしているおっちゃんでした。

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『理系に学ぶ。』

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学生時代、ゼミの担当教授に言われたことは、
「市場と技術なら、迷わず市場を選べ。
技術はカネで買える」ということでした。

しかし、現実を見ると、最近活躍している経営者には
技術者、理系出身者が多く、彼らの能力は希少なため、
カネで買うのは極めて難しい状況です。

こうなると、多くの文系出身者には、
理系コンプレックスが生まれて当たり前。

「世の中のことは20%くらいは違っているかもしれない」と
疑ってないと、えらいことになりますよ
(養老孟司)

ロジックで組み立てた話は、
だいたい結論が同じになってしまう。
論理的な議論として非論理的なことをやるというか、
非合理的に見えることをやるのが
結局合理だということじゃないですか
(川上量生)

映画に限らず、佐藤さんは広告でも、
「作り方を作る」ところから始めている印象があります
(川村元気)

CBGBって「AB A’B’」という構造をしているんです。
例えば『ぐりとぐら』とか『キットカット』も、
CBGBの形をしている。
それで、「次にネーミングかキャッチコピーを作るときは、
AB A’B’でいこう」と思っていて、
そこから生まれたのが『バザールでござーる』です
(佐藤雅彦)

ディープラーニングで
画像認識が高いレベルでできるようになると、
次は「身体能力の向上」「言語技術への適用」という
順番で進化していきます
(松尾 豊)

人を笑わせるということは、
人工知能でもいけるかなと思っています。
特に一発芸的なものは、
ディープラーニングが
どんどん自分で試行錯誤しながら、
精度を高めていくはずです
(松尾 豊)

芸樹的に美しいとか、
人間の進化の過程で
いろいろなパラメータとして作り込まれた部分に
依拠する感情を
人工知能が模擬するのは、すごく難しいと思います
(松尾 豊)

クローズドだからこそ余分なものは排除したかったんです。
例えばメールで言う「件名」も要らない。
LINEのチャットの部分は
日本では「トーク」となっていますが、
まさに会話をするようにLINEを使ってください。
そうなると、既読かどうかが分からないと、
リアルタイムでぽんぽんと会話は成立しない
(舛田 淳)

最近気づいたのは、人間が誰かを求める感情をすべて
「恋愛」という単語にあてはめようとすると、
どうしても無理が出てくる。
今は価値観が複雑な時代になって
「あなたと私」の生きている宇宙に
隔たりができてしまっている。
だから「恋愛」はもう、
みんなにとって共有されるものじゃないし、
危ういなと思ったりもしています
(川村元気)

あんまり分けちゃいけないよね。
数学も文学もそれぞれが一つの言語で、
言語によって表現できることや考えることが違うだけ。
アーティストだけがアーティストなわけじゃないし、
物理学者だって芸術家だってこと
(伊藤穰一)

ロジックで組み立てた結論は、みな同じになってしまう。
当たり前ですね。
エンジンオイルのOEMfは、そんな落とし穴に落ちないようにしよう。

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『アリエリー教授の人生相談室』

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ダン・アリエリー

人は誰かに相談するとき、
基本的には「聞いてもらいたい」のだと思いますが、
本当に意味ある答えを求めるなら、
学問の基礎がある人に相談する方がいい。

☆望ましい優先順位を守るための簡単な方法3つ

1.頼みごとをされるたびに、
「来週だったらどうするか」と考える
ほかの予定をとり消してでも時間をつくろうと思えるなら、
引き受ければいい
2.予定表を見てその日に動かせない予定が入っていた、
と想像する
残念だと感じるなら、頼みごとを引き受ければいい
3.キャンセル・エレーション(高揚感)
キャンセルして喜びを感じるなら……
どうすればいいかはわかっているね?

今度休暇(たとえば三週間ほど)をとって、
君が転職を検討しているタイプの会社で
ボランティアをするといい。
私がかなり長い試行期間を勧めていることに
気がついたかな。
最初の目新しさが消えたときに
その仕事がどう感じられるかは、
時間をかけないとよくわからないからだ

意思決定にまつわる三つ目のバイアスは、
不変性バイアスだ。
私たちは、いったん決めてしまうと
二度と変更できないように思われる
重大な決定(結婚する、子どもをつくる、
遠くに引っ越すなど)を迫られると、
その永続性におじけづいて、
一層重大で手ごわいように感じる。
しかも、そうした決定は後悔の余地も大きいんだ

デート相手に関していえば、
相手のことを知れば知るほど、
恋愛感情は高まるどころかむしろ薄れる

外から招かれたCEOは、
生え抜きのCEOに比べて高い報酬を得るが、
実績はむしろ低いことを示す証拠がいくつかあがっている。
この場合も情報不足のせいで、
期待がむやみに高まるのが原因なんじゃないかな

人は自分の不正な行いの多くを正当化できる。
またそうした行いと現金との距離が遠ければ遠いほど、
正当化しやすい

嫌いな科目を好きな先生に教わるときは、
先生に集中すれば科目が気にならなくなるし、
好きな科目を苦手な先生に教わるときは、
授業の内容に集中すれば先生のことは気にならなくなる

音楽や人混みは、性的興奮を高める効果が
とても高いことがわかっている。
そう、性的興奮だ。
デート中の人は、騒音や人に囲まれると
興奮度が高まることが多い。
そしてここが肝心なんだが、
自分が興奮しているのは一緒にいる相手のせいだと
勘違いする場合があるんだ
(社会科学で「感情の誤帰属」と呼ばれる現象だ)

私が個人的に一番気に入っているのは、
進化にまつわる説だ。
男性がハイヒールに惹かれるのは、
それを履いている女性は逃げにくいと、
無意識に思っているかららしい

衝動に抗う力は筋肉に似ていて、
使えば使うほど疲れがたまり、
あるとき──夜のことが多い──
誘惑に抵抗できないほど意志力が弱くなる

エンジンオイルのOEMばかりやっていると、
分からないことですね。
ハイヒールは、カッコいいだけではなかった。

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『ヤンキーの虎』

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藤野英人

昔、父親に都会の商売と地方の商売の違いについて
教わりました。

いわく、「都会では専門化を図れ。
地方ではラインナップを揃えろ」。
つまり、都会ではカレー専門店が流行るが、
田舎ではカレーでもそばでも
何でもあるお店が流行るというのです。

どうやらこれはビジネスのポートフォリオにも
当てはまるようで、
いま、地方で元気な企業は、
一貫性のない多角化ビジネスを展開しているところと
相場が決まっています。

☆ヤンキーの虎
地方を本拠地にしていて、
地方でミニコングロマリット
(様々な業種・業務に参入している企業体)化している、
地方土着の企業。あるいは起業家

ヤンキーの虎たちは、驚くほど様々なビジネスを
展開しています。
例えば、パチンコやラブホテル、ウエディングビジネス、
携帯電話の販売ショップ。
保有している裏山を改造して
サバイバルゲームフィールドを作って
集客する経営者もいました。
事業に一貫性はありませんが、多角的に儲けています

なぜ彼らは順調に成功できたのでしょうか。
その理由の一つは、地銀や信用金庫の存在です。
地方の金融機関は、金融の地産地消を進めていて、
ヤンキーの虎たちに積極的に融資しているのです

むしろ今は、都市から進出してきた人たちは
「選択と集中」によって地方から撤退するモードに
入っています。
こうして残されたマーケットの中、
ほとんど無競争といった環境で、
隙間産業を束ねて伸びているのが、ヤンキーの虎なのです

東京の大企業がどんどん地方に進出し、
それをヤンキーの虎が橋渡しする形で、
両者は地方での存在感を強めていったのです

ヤンキーの虎は、東京にもしばしば訪れ、
情報収集を怠りません。
東京で流行っているものや人気の出そうなものを探して、
地元に持ち帰るのです。
いわゆる「ミニタイムマシン経営」です

今は、社長が社員をお客さんだと考える時代

ヤンキーの虎のキーワードは
「事業意欲」「仲間意識」「スポーティ」

藤堂さんのM&Aの狙いは、ここにもありました。
買収先にいる、
元々経営者や管理者の志を持った人たちや後継者、
あるいはその教育を受けてきた人たちに目を付けたのです

彼らは地縁・血縁による顧客網と、
地域の情報を豊富に持っています。
これを武器に、東京で流行っているものを地域に持ち込み、
色々な商品を束ねて売りまくって成功しています。
つまり「販売力」が強いのです
一方で、彼らは製造業にはほとんど参入していません

コシダカは、地域に「居場所」をつくって成功した

ヤンキーの虎は、一つの本社に
複数の事業がくっついているのです。
本社コストは一カ所で済みますから、
ここでかかるコストを抑制することができ、
その分利益率が上がります

彼らの家は、地域の大地主である場合が多く、
不動産業をやりながら市議会議員をしているケースを
よく見かけます。
すると、自分が市議会議員ですから、
道路や開発などの情報が、何となく分かってしまうのです

エンジンオイルのOEMも、マーケティング面では
この発想が必要です。
郷に入れば郷に従えですね。

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『靴下バカ一代』

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越智直正

経営には、王道と覇道がある。

王道は質の経営、覇道は量の経営であり、
規模拡大を第一義とする会社は、
まず覇道の会社と言っていいでしょう。

しかしながら、中小企業が良い会社を作ろうと思ったら、
目指すべきは王道の経営。

王道を堂々と歩み、
靴下業界で確固たるポジションを築いたタビオ
(「靴下屋」で有名)創業者の越智直正

50年以上前、丁稚奉公先の大将によくこう言われたんです。
「音楽家や絵描きが自分の思いを形にしたら楽譜や絵になる。
靴下には靴下屋の心や精神が表れるんや。
靴下だと思うな、自分自身やと思え。
いい靴下を作りたければ、人間を磨け。
人格にふさわしい商品しか作れない」

☆大将から教わったこと 
・商品と残品は似ても似つかぬものだ。
商品は利益を生み、残品は赤字を生む
・計算ばかりするな。キタナイ商売人になるぞ。
そろばんぐらい目ではじけ
・予算などあるか。予算は発想を限定する
・まず頭を使え、次に体を使え。銭は最後の切り札だ。
銭さえ出せば馬鹿でもできる
・儲けの秘訣は、貧乏人は金持ちを、
金持ちは貧乏人を相手にすることだ

一生懸命に頑張っていれば、仕事があなたを守ってくれる

自分で職業を選ぶのではない。仕事があなたを選ぶのです

☆ダン(タビオの旧社名)の創業理念
「凡(およ)よ、商品は造って喜び、売って喜び、
買って喜ぶようにすべし。
造って喜び、売って喜び、買って喜ばざるは、道に叶わず」
※二宮尊徳の言葉をアレンジした

その頃、紳士物市場は大手メーカーが
かなりのシェアを押さえていました。
これに対し、当時まだ市場規模が小さかった婦人物には
大手はあまり手を入れておらず、
参入企業は中小メーカーや問屋が中心。
婦人物だからと、品質よりデザインを重視するメーカーが
ほとんどでした。
僕は自分のところの靴下の品質に
絶対の自信がありましたから、
この市場に懸けた。
おかげさまで気付いたら
婦人物靴下のトップブランドになっていました

競争をして覇道に入ってしまえば、
経営の楽しさがなくなってしんどい部分だけが残る。
相手からも疎まれる。
だから、そうならないように、
僕は誰が何と言おうと戦わない経営をする。
同じ戦うならば、自分の理想と戦いたいと思うのです

仲間の利益をまず優先せよ

☆隋の文帝楊堅の妻、伽羅からの手紙
「あなたは天下取りという
一日に千里走る虎の背に乗っているのです。
乗った以上、途中で下りることはできません。
もし途中で下りれば、たちまちその虎に食い殺されますよ」

僕は経営というのは商品の研究だと思うんです。
商品が良くなかったら売れない。
売れなかったら経営なんか何の役にも立ちしませんのや

エンジンオイルのOEMにも、越智さんの考えが必要です。
忘れてはいけませんね。

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『すべての女は、自由である。』

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経沢香保子

悔しさは、私にとって上質な燃料。
理不尽なことがあっても、がんばり続けていたら、
いつかオセロがひっくり返るように、
向かい風が追い風になるのだ

確かに私は第一子の妊娠を機に、女性として大きく変わった。
介護が必要な子どもを持ち、
今まで交わらなかった世界を多少知った。
なんでも努力すれば叶えられるという傲慢さから、
人生にはどうにもならないこともあるのだと知った。
他人の痛みも前よりわかるようになった。
そして、それは経営者としての生き方や視野の広がりにも
つながった。
自分の子どもが大きくなったときの社会に
想いをはせるようになった

時代は変わった。昭和は終わった。今は平成だ。
忙しければ育児を外注しよう、
昔の育児スタイルに固執するのをやめよう

もう、他人の目を気にするのはやめよう

他人はあなたの一度きりの人生に責任なんて取らない

自分と同じ夢を先に実現してきた先輩は、
自身も試行錯誤しながら道を切り開いてきた経験があるから、
相談者の思いを否定するよりも
「じゃあ、◯◯をしてみたら?」
「次は◯◯さんに会ってみたら?」
と視界を広げて、ヒントをくれるのだ

人生を変えたかったら、周囲が驚くくらいの
大きな夢を持つべきなのだ。
それに向かってわき目もふらず行動した者だけが
人生を変えることができるのだ。
夢がなければ、なんでもいいから一番を目指そう

事業は、「うまくやろう」ではなく「正しくやろう」。
「なにか創ろう」ではなく「最高のものを創ろう」。
「成功したい」ではなく
「お客さまを満足させたい」であるべきだ

手放すかどうか迷っているものはいったん手放した方がいい

引っ越しは卒業のひとつ。住む場所が変わると、
人生も変わる

成長し続ける人のもとには、
数年に一度「人間関係の断捨離期」がやってくる気がする

悪口を完全卒業したら、
あなたはもっと人間関係上級者になれる

女性の先輩がこう言っていた。美しく見えるのは簡単だと。

「髪のツヤ」「肌のツヤ」「だらしなくない体型」、
その3つをきちんとしておけばいいのだと

さすがです。若い経営者ですが、男でも教わるところがあります。
エンジンオイルのOEMにも取り入れねば。

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『ハーバードの人生が変わる東洋哲学』

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マイケル・ピュエット、クリスティーン・グロス=ロー

ほとんどの人は、自分の心をのぞき込み、
自分が何者かを知り、
自分の人生がどうなるべきかを決めるのは
いいことだと思っている。
だから、どの職業が自分の個性や気質に
もっともふさわしいかと思いをめぐらし、
どんな相手が自分に似つかわしいかと思案する。
そして、本当の自分や、就くべき職業や、
運命の相手が見つかれば、
充実した人生を送れるものと信じている

自己を定義することにこだわりすぎると、
ごくせまい意味に限定した自己──
自分で強み、弱み、得手、不得手だと思っていること──
を基盤に未来を築いてしまう恐れがある。
中国の思想家なら、これでは自分の可能性の
ほんの一部しか見ていないことになると言うだろう

ありのままの自分だけが自分なのではない。
いつでも積極的に自分自身を
よりよい人間へと成長させることができるからだ。

<礼>を通して新たな自分を見つける

あらゆる生きものにはなんらかの性向がある。
つまり、ものごとに決まった反応をする傾向があるということだ。
花に太陽のほうへ向かって伸びる生来の性向があり、
鳥や蝶が花を求める傾向を示すように、
人間にも性向がある。
人間の性向は、他者に感情的に反応することだ

行動パターンを打破することは、
自分以外の人も鍛えようのある柔軟な存在だと
気づくきっかけになる

わたしたちの言動の一つひとつは、
仁を実践するか、仁を損なうかのどちらかだ

唯一の規範は仁だ。
孔子にとって、仁を修養し実践することが、
倫理にかなった人になるただ一つの方法だ

偉大な人物になる人とそうでない人を隔てるのは、
やみくもに感性のみや知性のみに従うのではなく、
「理性+感情」である心に従う能力だと孟子は説いた。
心を修養することで、賢明な判断をくだす能力が育つ

はっきりした指針や安定した世界があるという
観念を捨て去れれば、
わたしたちに残るのは道案内をしてくれる心だ。
心がすべてであり、
わたしたちはともにすごす人たちとの関係を通して
それを育てていく。

心はものごとを正しく感じとり、成長のための地ならしをし、
自分にあるものを生かすのを助けてくれる。
そうすれば、自分はこういう人間だと思っていたものが
すべて変わりはじめるはずだ

宇宙のあらゆるものは、出現したとき
はじめは柔らかくしなやかだ。
つまり、最初に生じたとき、万物は子どものようなものだ。
まだ道にとても近いため、
若木や草の葉のように柔らかくしなやかだ。
ところが、ときとともに万物は硬くなり、
ほかのすべてのものから分化する。
世界を分化したものと見なせば見なすほど、
道からかけ離れていく。
世界を相互に関係のあるものと見なすほど、
道に近づいていく。
道に近づくことで力が手に入る。
しなやかさと弱さの力を利用できるからだ

なるほど、仏教に近い考えや。
東洋哲学やもんね。
エンジンオイルのOEMも、これで行こう。

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『イチロー・インタビューズ 激闘の軌跡』

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石田雄太

かつて、自分に与えられた最大の才能は何だと思うか、と
イチローに聞いたことがある。
彼は「たとえ4打席ノーヒットでも、
5打席目が回ってきて欲しいと思える気持ちかな」と言った

メシのタネに野球をやっている選手では、
絶対にここまでは来られないと思う。
野球が生活の手段になってしまったら、
もっと前に進みたいという気持ちは薄れてしまう

何かにくっついている人ではなくて、
自分の力で何かをしようとする人たち、
実際にしている人たち。
『何かになりたい』と思っている人たちではなくて、
『何かをやりたい』と思っている人たちです

強いチームって、個人があってチームがあると思うんです。

個々が持っている力を発揮して、役割を果たして、
それが結果としてチームの力となる。
でも、弱いチームはそうではない。
個人の力が発揮されない、だから勝てない

気持ちよく野球をするためには、環境もすごく大事なんです。
選手って、環境によって思いもしないやる気が漲ってきたり、
とんでもない力が生まれることだってある

そうしたらね、
弓子が、僕が孤独だったら
孤独じゃない人なんて一人もいないって言うんです。
僕ほど見えないところで
応援してもらっている選手はいないって……
僕はそのとき、自分の目で見えるところにしか、
目が向いていなかった

勝てるチームを求めてチームを移るという
考え方もあるでしょう。
でも、そうじゃない考え方だってある。
どっちも正解なんですよ

僕は常に、人のちょっと先を行かなければいけないと
考えています。
何かをする側が後をついていくようではまずいからね

力が抜けることで、
人とは違う雰囲気が出るんじゃないかなって。
それができれば見ている人は楽しいはずです。
『アイツ、次元が違うな』ってなる可能性がある。
それが僕の目指すところです。
数字に縛られているとギスギスして見えるし、
そういう雰囲気は出ない。
数字から解放されて初めて、それを出せるようになるんです

人の心を動かすとか、勇気を与えるとか、感動を与えるとか、
よく言われるフレーズですけど、そんなこと無理なんです。
それは、目的にはできない。
目的となったら、そんなこと、達成できるわけがない。
なるとしたら結果的に、でしかない。
だから僕はそんな想いは持てないんです

破壊を経ないと成熟しないんじゃないかという考え方です。
このまま持ち上げられて、時間が経ったら、
僕はダメ人間になります。
だからいろんなものを壊したい

同じ言葉でも、誰が言っているかによって
意味が変わってきます。
だから、まず言葉が相手に響くような
自分を作らなければならないと考えています

エンジンオイルのOEMも、イチローに負けないように
考えて、頑張りましょう。

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『アメリカで小さいのに偉大だ!といわれる企業の、 シンプルで強い戦略』

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石塚しのぶ

2016年2月、米ビジネス誌『フォーブス』は、
その100年の歴史の中で初めて
「ベスト・スモール・カンパニーズ・イン・アメリカ
(アメリカで最も優れた中小企業たち)」という
ランキング・リストを発表しました。

そのリストに掲載された25社は
「スモール・ジャイアンツ=小さな巨人」と呼ばれ、
「大きくなる」ことではなく、「偉大な企業になる」ことを
選んだ会社として紹介されています。

「大きくなる」の意味するところは、
売上げや利益といった「規模」だとわかりますが、
「偉大な企業」がそれと違うというのは
どういうことでしょう。

実は、スモール・ジャイアンツ企業の特徴は、
売上げや利益の拡大を目指すのではなく、
「従業員が生き生きと働ける最高の職場づくり」や、
「お客様を喜ばせる優れた商品やサービスの提供」
「地域社会とともに歩む姿勢」
「他にはない唯一の企業文化の育成」などを
最優先に実現すべきこととして、全力を傾けていることです。

そしてそれが、結果的には売上や利益のみならず、
業界や市場の標準をはるかに超える目覚ましい成長を生む
という、大いなるパラドックスを生んでいるのです。

なぜ今、「規模を追わず、偉大さを追求する企業に
強みがある」のでしょうか?

それは、「お客様のロイヤルティ(忠誠心)」にとって、
価格より何より、「信頼できる会社か」
「応援したくなるような会社か」ということが、
今までにも増して重要になってきているからです。

もちろん、価格や品質も大切ですが、
生活者が企業を「選ぶ」ときに、
価格や品質という機能価値は最低限の条件にすぎず、
市場にごまんとある選択肢の中から選んでもらうためには、
お客様が「嬉しい」「楽しい」と感じるような
「感情価値」を提供することが必要になってきた
ということです。

アメリカでは、サブプライム問題をきっかけに、
特に大企業への信頼は失墜してしまい、
多くの生活者が「嘘をつかず、搾取をしない会社」
「理想の社会を、一緒に創っていけるような会社」との
心のつながりを渇望しています。

そうした生活者の思いに応えるように、
近年、「小さいながらも」というよりは、
その「小ささ」をむしろ味方につけて、
大企業にひけを取らない存在感を発揮している
中小企業たちが注目を集めているのです。

歴史的には、「資本主義の道具」となることをモットーにして大企業の動向を追ってきたフォーブスが、
こうした先進的な中小企業のムーブメントに着目して、
「ベスト・スモール・カンパニーズ・イン・アメリカ」という年間ランキングを発表したのも、
時代のトレンドを見事に反映しているといえるでしょう。

考えてみれば、その企業が1兆円企業であるとかいうことは、
お客様の購買動機にあまり関係がありません。

規模が大きいからといってその会社から買おう、
という気になるわけではありませんし、
むしろ、「大企業への不信」が募ることの多い
近年の風潮では、規模が「大きいこと」は、
必ずしもプラスには働かないのです。

また、企業自体にとっても、
規模の大きさが組織力の強さを意味するかというと、
そうではありません。

組織力を測る有力な指標のひとつである
「従業員エンゲージメント」を見ると、
スモール・ジャイアンツでのエンゲージメント率は、
アメリカの平均的企業の優に3倍にあたることが
わかっています。

そしてこれは、企業の生産性にも直接、影響しています。

スモール・ジャイアンツは、リピート顧客率、
お客様や従業員の満足度、従業員の離反率や欠勤率など、
どの指標についても、一般の企業より
はるかに優れた結果を出しており、
それが利益率の高さに反映されているのです。

数多くのスモール・ジャイアンツ企業を訪問したり、
アメリカ全土のスモール・ジャイアンツが集う場に
参加したりして、経営者たちに成功の秘訣を聞いてきました。

するとそこには、
共通の考え方が存在することがわかりました。

そして、さまざまな事例から共通項を拾い出し、
戦略的企業文化を育成するうえで、
どんな企業にも導入可能なシンプルな方法論として
体系化したのが、「コア・バリュー経営」です。

「コア・バリュー」とは、
会社の「核となる価値観」という意味です。

「コア・バリュー経営」では、
自分たちの会社が何のために存在しているのかという
会社の存在意義(コア・パーパス)を明確にしたうえで、
社内の全員が共有すべき「価値観(コア・バリュー)」を
定め、価値観に基づいた考え方や行動を習慣化する
「仕組み」をつくって、実践していきます。

コア・バリュー経営は、会社を長期的な繁栄に導く
戦略的企業文化の育成プロセスを民主化して、
一般の従業員や現場の手に委ねます。

コア・バリュー経営では、このプロセスを、
「会社の皆で夢を語り、共有する」ところから
スタートするのです。

「コア・バリュー」経営とは、上から下への
「トップダウン」ではなく、
その会社独自の「コア・バリュー」や「コア・パーパス」に
そって、従業員やスタッフ自らが、自分の頭を使って考え、
判断し、行動できるようになる経営だという。

たとえば、ニックス・ピザ・アンド・パブという
客席数350席のピザ店のコア・パーパス(存在意義)は
「ニックス独自の体験の提供…地域住民のみなさんに、
家族や友人と集う場、まるで我が家のように
居心地よく楽しめる忘れがたい体験の場を提供する」。

「コア・バリュー(核となる価値観)」は、
「尊厳と尊重の念をもってみなに接する」
「共に学び、教え、成長する」「仕事を楽しむ」など、
全部で12項目からできているそうだ。(以上、同書より抜粋)

仕事を「やらされている」から、
スタッフ自らが「やりたい」と思うような経営の仕組みを
つくることが、コア・バリュー経営。

売上や規模や店舗数を拡大するという方向性と、
内部を充実し、従業員や顧客の満足度を高めると
方向性は大きく違う。

規模が拡大すればするほど、
逆に、従業員や顧客の満足度は下がってしまうケースは多い。

先の見えない、変化の激しい現代…

盤石と思われていた大企業が、
いとも簡単に市場から消え去る時代となった。

規模を追わず、偉大さを追求する企業には
大いなる魅力がある。

エンジンオイルのOEMにも、これは取り入れたいですね。
スモール・ジャイアンツになろう。カッコいいじゃないですか。

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