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NHK式7つのルールを活用する

エンジンオイルOEM、大阪の櫻製油所もこれを活用していきます。

基本の「7つのルール」

●第1のルール――話す目的をハッキリさせる 
●第2のルール――「13文字以内」でタイトルをつける 
●第3のルール――結論は「最初の15秒」で言う 
●第4のルール――「一文50文字以内」にする 
●第5のルール――「4つの抑揚」で強調する 
●第6のルール――「1分300文字」でゆっくり話す 
●第7のルール――独り言から入る

「第4のルール」を使えば、 
伝えたいことが明確に力強く伝わる! 
「NHK式7つのルール」の第4のルールは、
「一文50文字以内」にすることです。

NHK放送技術研究所は、「やさしい日本語ニュース」という 
わかりやすい言葉で伝える研究をしています。

その中で、わかりやすい言葉にするための
7つの条件を発表していますが、 
最初に挙げられているのが、一文が長いという悪い例です。

「NHK式」では、一文は50文字以内です。 
一つの文、つまりはじまりから句点「。」までが
50文字を超えると長いということです。

ここで言う50文字は、漢字カナ混じり文です。 
漢字とカナの使い分けは、放送現場の
「表記のよりどころ」と言われる、 
NHK放送文化研究所編『NHK漢字表記辞典』
(NHK出版)にもとづきます。

一文が長い文章は、ピントがボケて
何を言いたいのかわかりません。 
一文が短い文章は、伝えたいことが明確で、
力強い印象を与えます。

「第6のルール」を使うと 
相手に伝わりやすく信頼性も上がる

「NHK式7つのルール」の第6のルールは、
「1分300文字」でゆっくり話すということです。

1分300文字の話す速さは、「NHK式」の共通認識です。 
アナウンサーがこの速さでアナウンスするだけでなく、 
1分300文字は番組スタッフ全員の認識です。

記者は、300文字を目安に、1分のニュース原稿をつくります 
(漢字とカナの使い分けは『NHK漢字表記辞典』に
もとづきます)。 
映像の編集をするスタッフは、その原稿をもとに
映像をつなぎます。

たとえば、100文字目で「火事の現場は○○区の○○交差点で」とあれば、 
20秒後には街の外観映像を映します。

そして200文字目で「救急車と消防車がかけつけ」と
なっているなら、 
40 秒後に救急車が到着する映像を入れるわけです。 
すると計算上は、原稿の内容と映像がピッタリ合うはずです。

ところが、アナウンサーが早口だったり、
原稿を読むスピードが遅ければ、 
その理論はあっさり崩れ、
ニュースの内容と映像はかみ合わなくなります。

アナウンサーが1分300文字ルールを守るからこそ、
本番がうまくいくのです。

1分300文字は、相手に一番伝わりやすい理想の速度です。

あなたが話をするときも、
ぜひこの速さを目指してみてください

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日本の財政は破綻するか

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エンジンオイル、OEMの櫻製油所は、これから安心して寝れます。

日本の財政は安泰です。
通貨の信任は、中央銀行によって通貨供給量が 
適切に管理されていれば維持できる。 
しかし、通貨供給量が適切に管理できないほど大量の国債を、 
日銀が購入を余儀なくされたらどうなるでしょう。 

何が適切で何が異常なのかを決めるのは、 
エコノミストや学者ではなく『市場』です。 
通貨の信任は『市場』の判断にかかっている。 

『市場』が日銀や政府の政策を適切だと考えれば、 
通貨すなわち日本円の信任は維持されます。 

逆に『市場』が適切だと考えなければ、 
日本円への信任は維持されません、 
つまり「円の暴落⇒ハイパーインフレ⇒財政破綻」という、 
よく煽り系の方々がおっしゃるシナリオです。 

では、市場とは何でしょうか? 
年金やファンドなど、大きなおカネを動かす機関投資家が 
市場の構成要素であることは間違いありませんが、 
それだけではあまりに浅すぎる。 

なぜなら機関投資家のマネーをたどってゆけば、 
その源流は年金生活者や投資信託の保有者、 
あるいは生命保険などを通して私たち個人に行き着くからです。 

リッチな人、そこそこのおカネを持っている人、 
日々の生活でカツカツな人・・・保有資産の額は様々ですが、 
それを含めて機関投資家マネーは、 
すべて私たち生活者に行き着くわけです。 

さらに、 
例えばスーパーマーケットで野菜や靴を買う、 
あるときは銀行にいって預金をしたり、 
少し気の利いた人なら投信を買ったり株の売買をする、 
そしてたまに外貨に両替し海外に送金する、 

こうやって私たち一人ひとりが生活の中で日本円を使い、 
日々直接おカネに触れているわけです。 

そのような観点でいえば、私たち一人ひとりの集合体こそが、 
『市場』そのものです。 

ですから私たち生活者の集合体が日銀や政府の政策を信任する限り、 
通貨は通貨であり続け、 
ハイパーインフレも財政破綻もないということです。 

逆に私たちの信任が失われた時点で、 
即通貨は元の紙やデータに戻ってしまう。 

今のところ財政破綻を懸念するのはほんの一部の人たちで、 
逆に昨今の日本国債の金利の低さなど見ていますと、 
日本円に対する市場の信任は盤石のようにすら見えます。 

政府が発行してきた国債のうち、過半を日銀が保有するという 
現状を加味しても、 
いまのところ日本円に対する市場の信任は、 
揺らいでいないといってよいでしょう。 

ただしそのような現状に、あぐらをかいていて 
よいとも思えません。 

日本人は一方行に流れやすい国民性を持っているように 
見えますので、 
いったん通貨に対する信認が低下すれば、 
一気に市場に動揺が伝染するという懸念は、 
持っておくべきです。 

それが危機管理です。 

経済学が自然科学と違う点は、 
人間の心理によって結果が、 
いかようにも変わるという点です。 

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スタートアップ企業の型破りな採用法

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エンジンオイル、OEMの櫻製油所も
人材獲得合戦で頑張ります。

★メルカリ
社員から知人を紹介して貰う「リファラル採用」
転職を考えている人と、
メルカリの社員との食事を「採用会食」称して
会社が費用を負担する。
新規採用のうち6割がこれだ。 

★Sansan 
人材を紹介した社員に 
一定の報奨金を付与する。 
月1回ほど社内で開催する飲み会「つまみーの」には 
社員の知り合いのうちSansanに興味を持つ人を 
呼んでもらい、社員の人脈を積極的に活用する。 

★mannaka 
人材紹介会社を使わず、 
柴田雄平社長のフェイスブックでエンジニアを募集している。 

★iCARE 
動画アプリTikTok上に、社員を紹介する 
動画を制作した。 
6人が応募して1人の採用を決めた。 

★ビズリーチ 
企業が候補者と直接連絡を取れる 
「ダイレクトリクルーティング」のサービスを 
強化する。 
応募者や企業のデータを可視化し、 
労働条件や職種などに応じ 
働き手と雇い手を効率的に橋渡しする。 

★クラスター 
1次面接をVR上で実施 

★フェンリル 
SNSでエンジニアが情報を積極的に配信 

「年収よりもやりがいを求め 
スタートアップ企業に転職する人も増えてきた。」 
アマテラス、藤岡清高社長

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組織における「一体感」

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エンジンオイル、OEMの櫻製油所も
社員一人一人と向き合いたいと思います。

秋山 ジョー 賢司

中小企業の強みは大家族経営的な企業運営ができること。 
社員が安心してしっかり働けるよう環境を整えていくのが 
より大切な中小企業経営者の重要な役割。 
そのひとつに一体感というものもある。

【社員の気持ちを一つにする?】 
組織における「一体感」とは何でしょう? 
ここで多くの経営者は、 
・社員が同じ気持ちになっていたら。 
・社員の心が一つにまとまっていたら。 
と考えます。

『社員の気持ちを一つに』 
その考えには、大きな落とし穴があります。 
なぜ、あなたは社員気持ちを一つにしたいのですか? 
それは、あなたが 
・争いを見なくて済む。 
・社員を動かしやすい。 
から社員の気持ちを一つにしたいと考えるのです。 
それは、強い経営者のマインドではありません。

組織における一体感を作りたい、そのアウトカムは何ですか? 
『仕事へのパフォーマンスの向上』ですよね。

仕事へのパフォーマンスの向上のアウトカムは、 
『利益の確保』です。 
利益を確保のアウトカムは、 
『あなたのコア・ビジョンの具現化』です。 
常にそこに立ち返るようにして下さい。

スタッフの気持ちが一つになっているか、どうかよりも 
社員一人一人が組織のゴールに向けて 
高いパフォーマンスを出せているかどうか、が重要なのです。
 
あなたがリーダーとしてすべきことは、 
「社員の気持ちを一つにすること」ではありません。 
社員一人一人が、組織のゴールに力強く向かっていけるために、 
その人の「仕事を通して得たいもの」を
しっかりと見抜くことです。

ある人は、安定収入でしょう。 
ある人は、能力アップでしょう。 
ある人は、転職するための人脈作りかもしれません。

転職のため… 
たとえそうであったとしても、
その人のアウトカムに寄り添うのです。 
なぜならそれが、その人のあなたの会社で働く
意義なのですから。 
そして、スタッフ、一人一人のアウトカムを引き出して、 
その上でこう伝えて下さい。 
『あなたが得たいものを得るために、 
・この会社を使いない。 
・このゴールを達成させなさい』と。

社員一人一人が、自分の目標のために、 
会社の目標を達成しようとしている。 
その状態では、社員は同じ方向を向き、
互いに助け合うことでしょう。 
そして、その時に作り出される雰囲気を
「一体感」と言うのです。 
会社という場所を、 
会社の仕事を、 
その人のアウトカムを達成させる 
リソースとして活用するように仕向けて下さい。 
それがあなたのすべきことです。

【経営者のマインドセットの秘密】 
社員の「気持ちを一つ」にしようとしない。 
個々のアウトカムに寄り添う。

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「オープン・サービス・イノベーション」

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エンジンオイル、OEMの櫻製油所はこ
これを取り入れ、改革したいと思います。

ヘンリー・チェスブロウ

世界の多くの製品がコモディティ化(汎用品化)してしまい、 
ライフサイクルが短縮している。

コモディティ化の罠から抜け出る方法

1.メーカーであっても、事業を製品でなくて、 
  サービス中心にして捉えなおす。

2.ユーザーをパートナーにして、 
  イノベーションを共創する。

3.社外と双方向に知識をやり取りし、 
  イノベーションを促進する。

4.サービスを中心にして、 
  社外に対して開放的な新しい事業モデルに転換する。

★レストラン「エル・ブリ」

1997年から、ミシュラン3つ星を維持している。 
営業日は、1年の半分。 
残りの期間はレシピ開発に費やしている。

劇的に新鮮な食体験を提供するレシピは、自前ではない。 
ハーバード大学など外部研究機関から来る。

ノウハウを共同ブランドの形で他者に提供し、 
レストラン事業以外の分野でも、イノベーションし、 
収益化していた。

★ポップカッツ

楽曲販売のベンチャー企業

流行を敏感に察知する仕掛け人「トレンドセッター」に 
報酬を与え、流行を先読みする。

トレンドセッターがダウンロードした楽曲を、
別の人が購入したら、 
購入額の何割かを受け取れるようにしている。

同社のサイトでは、
ランキングが上位のトレンドセッターを公表し、 
初心者が新しい音楽を探しやすいようにしている。

サービス化・コモディティ化は、既に起こっている。 
「既に起こった未来」を、どう生き抜くか考えさせられる。

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「暴力の人類史」 スティーブン・ピンカー

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エンジンオイル、OEMの櫻製油所は
感情と理性の融合をまず行いたいと思います。

ヒトと共通の祖先を持つチンパンジーは暴力的だ。 
隣接する群れを計画的に襲撃して殺していく。

狩猟採集社会や部族社会では、戦争と略奪は 
日常茶飯事だった。

男の人生で撲殺される事、 
女の人生で強姦される事は、稀ではなかった。

戦争ではなくて、平時の時でも、殺人の頻度は、 
かつての最悪時のニューヨークを軽くしのいでいた。

公開処刑だの拷問だの異端審問だの、 
昔の人たちは本当に残酷だった。

子供と女性に対する暴力も同様だ。

子供への体罰も、女性の奴隷のような状態も 
当たり前の事と許容されてきた。

人類史を見ると、確実に暴力は減ってきた。 
私たちは、徐々に平和化している。

私たちの脳は、他者に共感し、他者の視点を取得する 
能力を進化させた。

そして、道徳的な感覚には生物学的な基礎がある。

これらをすべて検討した上で、 
未来に向けてより良い社会を築くために 
必要なのは理性である。

性善説か性悪説か、本能か文化かではない。 
感情と理性、生物学と社会学を深く融合させて 
考えて行かねばならない。

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酒によって、気分や感情の刺激が違う 

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エンジンオイル、OEMの櫻製油所は
ビールを飲み続けたいと思います。
 
ウェールズ公衆衛生局、キャスリン・アシュトン博士
 
赤ワイン、白ワイン、ビールや
ウォッカ、ジン、ラムなどの蒸留酒を飲んだ時の、
ポジティブな感情の変化とネガティブな感情の変化を調べた。
 
世界21カ国、3万人(18~34歳)のアンケート
 
〇赤ワイン
もっとも、癒し効果があった。
参加者の53%がリラックスすると答えた。
攻撃性を感じた参加者は、わずか2.5%だったが、
60%が疲れを感じた。
 
〇ビール
次に癒し効果が認められ、
50%がリラックスすると答えた。
疲れを感じたのは40%
 
〇蒸留酒
癒し効果は少ない。
60%の参加者は、自信を持ちエネルギッシュになった。
30%に攻撃的、43%に挑発的な気分を感じさせた。
 
 
アルコール依存者は、そうでない酒飲みに比べて
飲酒で5倍もエネルギッシュになったと感じれる。
だから、アルール依存者は蒸留酒の飲酒で
ポジティブな感情が高まる事を期待して、酒に頼る。
 
大酒飲みは、飲酒でネガティブな感情も多く経験する。
具体的には、疲れる、攻撃的、気分が悪い、悲しいなど。
攻撃的な感情は、非飲酒時の6倍にも高まる。
 
蒸留酒は、攻撃的な口論になるリスクの高い酒と言える。
家庭で円満に過ごすには、
赤ワインでリラックスするのがお勧めだ。
 

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束になり役割を分担

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エンジンオイル、OEMの櫻製油所は、
余分に人が居ないので、これは無理ですね。

日経産業新聞の「実践:コミュニケーション改革」より。

獰猛なスズメバチはミツバチを捕食する。 
ミツバチはスズメバチに大きさや力では
圧倒的な差をつけられている。 
1対1では勝負にならない。
そこでミツバチがとる戦略がある。 
スズメバチに次々に群がる。
スズメバチに団子状に群がると、体や羽を小刻みに震わせる。 
「団子」の中はセ氏45度程度まで温度が上がる。 
熱に弱いスズメバチは力尽きる。 
チームワークでスズメバチを撃退する。

【交渉力の差】 
ベンチャー企業の社長の悩みのひとつが交渉力。 
ベンチャー故にファイナンスの必要が生じる 
先方の担当者は百戦錬磨。なかなか突破できない。 
そこで、ある社長がとった戦略。 
「個々ではとてもかなわないから、
束になって対応することにした。名付けてミツバチ戦略」 
具体的は3人の担当者をあてがって対応。 
相手の気持ちや感情に対応する「文科系型」 
技術的質問や数字に対応する「理科系型」 
「言った」「言わない」の水掛け論による浪費をなくす「メモ係」

これは交渉術の領域では「グッドガイ・バッドガイ戦略」と
呼ばれている。 
いい人役と悪人役の2人で役割を分担することで
交渉を有利に進める。 
交渉相手には一人が寛容に接し、
相手が油断するタイミングでもう一人が厳しい条件を出す。 
こうして交渉相手が混乱し主導権を握る。 
戦略のポイントは明確。
役割分担によって各メンバーは得意分野に集中できる。 
相手は余裕がなくなりストレスが生じる。 
相手の交渉力が上回っている場合には、
こちら側の人数を増やし、役割分担をするだけで
交渉の局面が変化することがある。

強者に対する交渉も、工夫次第、
知恵を絞ってやっていくことで負けない戦いができる。 
専門性を持って交渉できるとストレスなく、
力を余分に使わなくて済む。

戦い方のひとつとして参考にしたい。

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日本人とアメリカの大富豪の最大の違い

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エンジンオイル、OEMの櫻製油所とは無縁の世界ですが。
これじゃ、預金から投資へ向かった国民は
みんな破産してしまいますね。

あなたは知っていましたか? 
日本国内の投資アドバイザーのほとんどは
研修を受けただけの「ほぼ投資素人」だということを、、。

少し表現が唐突でびっくりしたかもしれませんね。 
もう少し分かりやすく言えば、

長期に渡って自分自身の資産を増やした経験のある人 
実際にお客様の資産を増やし続けてきた実績のある人 
がほとんどいない、ということです。 
なぜ、こんなことを言えるのか?
それは銀行の相談窓口や証券会社や
ファイナンシャルプランナーという仕事は、
投資で資産を増やした経験や実績は一切必要なくても、
「研修」を受けてアドバイザー試験に合格すれば
なれる職業だからです。

もちろん、デタラメでこんな事を言っている
わけではありません。 
日本政府が出した公式のデータがこちらです↓ 
(※金融庁「平成 27 事務年度 金融レポート」)

もっとわかりやすい表にすると、こんな感じです↓

このデータは、日本で最も規模の大きい、
つまり日本で最も投資している人が多い
投資信託トップ5の過去10年間の運用成績です。
ご覧頂ければ分かる通り米国に比べて日本は
手数料を高く取られているだけでなく、
収益率がなんとマイナス0.11%です。
(これは毎年、資産を0.11%ずつ減らしてきたという事)

研修を受けただけの銀行の相談員やFP
(ファイナンシャルプランナー)が積極的に
推奨してきた投資信託に投資したら、
逆に資産が減ってしまったという確かな証拠です。

「金融の専門家」だと思って信頼してきた
アドバイザーが、
実は研修を受けただけの「ほぼ素人」で、
しかも過去10年間、資産を増やすどころか
減らしてきたのであれば、どうすれば我々は
資産を増やす事ができるのでしょうか?

自動代替テキストはありません。
 
 
 

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EI(感情的知性)を高める3つの自問

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エンジンオイル、OEMの櫻製油所は
難しく書いてるが、内容はそんなにも難しくないと思いました。

ダニエル・ゴールマン,ミシェル・ネバレス

特定のEI能力を伸ばそうとするならば、
自分が達成したい目標とともに、
「他者に指摘された要改善分野」も考慮すること。
そのうえで、それらの分野について
単に概念上で理解して安心するのではなく、
積極的に習慣化するのだ。

そこに至るために、まずは次の3つの問いを
自問することから始める。

★問い1: 
「自分から見た自分」と「他人から見た自分」の違いは何か

最初のステップは、
自己認識(自分で自分をどう見ているか)と
自分の評判(他人が自分をどう見ているか)が
いかに異なるかを知ることだ。

なぜなら人は、自分がコミュニケーションにおいて
感情的要素をどう表現し、
どう読み取っているのかについて、
認識が偏っているのはもちろんのこと、
まったく見えていない可能性があるからだ。

たとえば、ほとんどの人は
自分が優れた聞き手だと思っているが、
実はそうではないことが多い。
外から見た現実を確かめなければ、
自分の行動が自分のパフォーマンスに
どう影響しているかを把握するのは困難だろう。
また、他者からフィードバックをもらうことで、
自分の行動を変える必要性が証明され、
それを実行する弾みにもなりうる。

さらに、EIはIQと違い、
単一のスコアに落とし込むことができない。
感情的知性を単に「優れている」とか
「劣っている」などと言うことはできない。
EIには、自己認識、自己管理、社会性、
人間関係管理の4つの領域があり、
人はいずれかの領域が他より優れているものだ。

ここでカギとなるのは、
次のようなツールを見つけることだ。
まず、フィードバックをくれる人に関する
機密性が保証されるもの。
そして、業績評価(フィードバックを歪めてしまう)
ではなく育成に焦点を当て、
自己評価と他者評価との違いを
つぶさに把握できるものだ。

★問い2: 
自分にとって重要なことは何か?

評価ツールやコーチによるフィードバックを得たら、
そこから自分の要改善点が分かる。
一方で、自分自身が望む目標は何かも考慮しよう。
いま自分がしていることで、どこを向上させたいか、
または将来的にはどうなりたいかである。

EIは自己意識と強く結びついているため、
長きにわたる習慣を変えるときには、
単に予算編成のようなスキルを学ぶときよりも、
内発的な動機に基づく努力が重要となるのだ。

つまり、自分が積極的に取り組む分野は、
「他者からのフィードバック」と
「自分自身の願望にとって最も重要な分野」とが
交わる部分を選ぶべきだ。

自分に問いかけてみよう。
能力を伸ばしたい理由は、
リーダーの地位に就きたいからだろうか。
チームのもっと良き一員になりたいのか。
ポジティブな影響力をもっと発揮したいのか。
自己管理能力や、重要な目標に集中し続ける能力を
高めることなのか。
それとも(目標は仕事に関するものでなくてもよい)、
自分の配偶者や十代の息子・娘との関係を
改善したいのだろうか。

EIの強化に取り組むなかで、
自分の現在のEIの傾向が、
最終的な目標に対してどう作用するのかを理解しよう。
それが、長期にわたり努力を持続させる一助となる。

たとえば、自分は良い聞き手だと思っている人が、
「良い聞き手ではない」というフィードバックを
受けたとしよう。
その評価を攻撃と受け止めたり、
単に否認したりする代わりに、
一歩下がって自分の目標について考えてみよう。
それは、もっとうまく人と関係を築き、相手を理解し、
コミュニケーションにおいて
影響力を発揮することかもしれない。
これらを実行するうえで、人の話をよく聞くことは、
どのように役立つだろうか。
この点に照らしてフィードバックを見つめれば、
それを脅威というよりも、
目標に向かって発展するための
チャンスと位置付けることができるだろう。

★問い3: 
目標を達成するために、何を変えるべきか?

どのEIのスキルに重点を置きたいかを決めたら、
自分が取るべき具体的な行動を特定しよう。
たとえば、良い聞き手になろうと取り組むのであれば、
人と会話する際には、間を入れる時間を取り、
話し手が伝えたい内容に耳を傾け、
返答の前に理解しているか確認しよう、
と心に決めるかもしれない。
やるべき行動を具体的に決めてこそ、
変えたい習慣を変えることにつながる。

また、自分が開発中のスキルを訓練する機会が
自然に生じたら、
たとえどんなに小さな機会でも、
必ず利用するべきだ。
よくある状況でいままでと違う反応をするよう、
脳を訓練するのだ。

「神経の可塑性」の原理によれば、
特定の脳の回路がより頻繁に使われるようになるほど、
その内部の結合が強化される。
そして脳は、習慣を変えるにあたり
自宅と職場の区別をしない。
したがって自宅でも職場でも訓練しよう。
上司や直属の部下と同じように、
配偶者や十代の子供も訓練の相手になる。

自分の新たな習慣を実践する
このような好機を見極めるためには、
少し強めに意識する必要がある。
最初のうちは努力がいるだろう
(実際、実践してみると違和感があるかもしれない)。
だが、実践するたびに、脳の新たな経路の結合が強化され、
新たな行動をより容易に、習慣的にしてくれる。
そのうちに、言葉を返したい衝動に駆られて
相手の話をさえぎるよりも、
間を取って耳を傾けてから返答する方が
自然になっていくだろう。
そしてある日、脳神経的な目標点に到達するはずだ。
新たな習慣が、努力をしなくても自動的に作動する。
それは、新たな習慣が古い習慣に取って代わり、
脳のデフォルトの回路となったことを意味する。

これら3つの問いに答え、
自分のルーティン的な反応を変えることで、
プラスにならない古い習慣を突きとめ、
それを新たに改善された良き習慣へと改めることが
できるだろう。

自動代替テキストはありません。
 
 

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