哲学を知れば人生が変わる

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鹿島茂

デカルトの「方法序説」より考える為の4つの原則
1.すべてを疑う独自の考えを巡らせる為には、明確な証拠で「真である」と認められない限り、まずは、通念を疑うことから始める。
2.分けて考え比較するどんなに複雑な問題でも、分割・分類すれば考えやすくなる。また、複数を比較することで思考が深まる。
3.簡単なモノから、複雑なモノへ思考を進める際には、順序に従って進める事。単純で分かり易い所から始め、難しい問題の解を導き出そう。
4.可能性を列挙しよう最後は、可能性を列挙した上で全体を見直してみる。そうすることで、見落としが無いということを確信できる。

哲学書は1年間かけてじっくりと読む。簡単に理解できるようなモノでは、読み終えた瞬間に忘れてしまう。哲学書を読んで考えるには、1冊読んだだけでは、駄目である。1冊だけでは、比較できないからだ。考える為には、比較が必要だ。同じ本を異なる翻訳者で読む事も含めてまずは、何冊かの哲学書をじっくりと読んでみる。

僕は考える事が好きだ。なにより、思考はお金が掛からないのが良い。幸せになれるかどうか分からないけれど、考える習慣があれば、少なくとも人生に飽きる事は無い。

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