f食事制限をしないダイエット法

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摂取カロリーを一気に減らすと、体がエネルギー消費を抑えて体脂肪を維持しようとする適応現象が生じる。すると食事制限をしているにもかかわらず体重が減らない停滞期が訪れる。この方法は低栄養状態になりやすく、脂肪のみならず筋肉などの蛋白質も燃焼されるため、体型のメリハリが無くなってしまう。基礎代謝や活動代謝も低下してしまう。するとモチベーションも低下し、我慢できずに元の食事量に戻ったり、過食したりすることになり、リバウンドに繋がる。

太るとは、体脂肪が増えるということ。同じ体重でも、体脂肪率が低く筋肉量が多い人はダイエットは不要だ。
体脂肪は脂肪細胞に脂肪滴が蓄積されることで増えていく。その役割を担うのがインスリンで、血糖値が急上昇すると過剰に分泌される。つまり、同じ食事であっても、あるいは多少食事を増やして摂取カロリーが増えても血糖値が急上昇しなければ太りにくい。血糖値を上げない食事をする。食材にはGI値という食後血糖の上昇度を示す指数がある。GI値が高い食材を食べると血糖値が上昇し、GI値が低い食材を食べると、血糖値の上昇は穏やかになる。

■低GI食品を選ぶポイント
主食は無精製に近く色が濃い(茶色・黒色)ものを選ぶ

白米→玄米
食パン→全粒子パン・ライ麦パン
うどん→蕎麦
野菜はでんぷんが少なく、食物繊維が多いものをじゃがいも、にんじんはGI値が高い
低GI値食品であっても、砂糖を使った煮物はGI値が高くなるため、素材をそのまま食べられる食材を選んだり、みりんや酢、香辛料、ハーブなどを使って味付けや風味を整える。

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『マナーを身に着ける』

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中谷彰宏

「自分らしさ」を出したいと思うなら、まずそのベースとなるマナーを身につけることです。サラリーマンは、どうしたら人に嫌われないようにできるかを考えて行動することがマナーです。落語家の世界は、前座→二つ目→真打と昇進します。前座の間に覚えなければならないことは、噺ではありません。マナーです。

学生時代と社会では、人とのつきあい方が違います。学生時代は、好きな相手とだけ一緒に過ごせます。社会に出ると、そりが合わない人、話が通じない人、価値観の違う人、文化的なバックグラウンドがまったく違う人と、好きにならならくても、嫌われないようにつきあわなければなりません。人から嫌われないために必要なのがマナーです。最低限のマナーがあることが大切です。

マナーがないまま「自分らしさ」を押し出していくと、ただの嫌われ者になってしまいます。それが我を張るということです。「私が、私が」と行くのは、マナーを教わっていない人です。マナーとは、ひと言で言うと、いかに「私が」を抑えられるかです。お辞儀の角度が何度ということではありません。みんなそれぞれ「私が」と押し出したい気持ちはあります。それをマナーでグッとオブラートに包む技を持っておかないと、本当の自分のよさを見せる前に「なんが頑張ってイタイよな」と言われます。「あいつは、あれがなければいいのにな」と言われる存在になってしまうのです。

よく「紹介してください」と言う人がいます。マナーの悪い人は紹介できません。少なくとも最低限のマナーを持っている人でないと、「なんて人を紹介したんだ」と、紹介した人間は信頼をなくします。
チャンスをつかめる人は、紹介してもらえる人です。ワンステージ上の人と出会うことでチャンスはつかんでいけます。紹介してもらえるかどうかの差は大きいのです。そのためには、ワンステージ上の人に失礼がない、嫌われないマナーを身につける必要があります。

頑張っているのにうまくいかない人は、マナーを身につけていないのです。嫌われないマナーのいい人は、何かしくじった時でもまわりがみんな安全テントになって助けてくれます。50代になっても、マナーを知らない人がいます。マナーを身につけることが、おむつが取れるということなのです。

スポーツの世界で言えば、監督に好かれなければ、どんなに技術があろうが、パフォーマンスで目立とうが、試合では使ってはもらえない。これは、会社や社会においての、上司や社長、先輩などにたいしても同じだ。
マナーとは、行儀や作法のことをいうが、これは人から嫌われないための礼儀作法。そして人から嫌われないために、この礼儀作法と同時に大事なのは、笑顔や、愛ある言葉(愛語)、そして愛嬌。
いくらマナーがよくても、仏頂面だったり、不愛想だったり、不機嫌だったら、誰も相手にしてくれない。

人から好かれれば運がついてくる。マナーを身につけて、運を呼びよせる。

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『自己変革』

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ジェフ・ケラー

現代社会には悪しき風潮が蔓延している。

私たちはそれを認識し、自分が少しでもあてはまるなら
謙虚に反省して、それにかわる3つの新しい価値観を
確立しなければならない。

1. 言い訳や責任転嫁ではなく自己責任

間違った選択をしたら、その結果は自分で責任をとろう。
言い訳をしたり人のせいにしたりしているかぎり、
決して成功しないし、幸せにもなれない。

私たちは自分の人生の主導権を握っている。
自己責任を受け入れるとポジティブな変化を
起こすことができる。
それに対し人のせいにしているかぎり、
進歩せずに現状にとどまる。

2. 対決の姿勢ではなく寛容な精神

人と意見が合わなくても、うまくやっていくことができる。
ところが多くの場合、意見が分かれると口論になりやすい。
私たちは自分と異なる意見に対して寛容な精神で接するべきだ。
多くの場合、真理は双方の意見の中間にあることを
覚えておこう。

3. ネガティブな意識でなくポジティブな意識

メディアの情報の何割がポジティブだろうか?
せいぜい1割くらいだろう。

だが、それはメディアのせいではない。
人びとがネガティブな情報を求めるのをやめれば、
メディアはそれを提供するのをやめる。

メディアのネガティブな報道に関係なく、
私たちはポジティブなニュースキャスターになる必要がある。

自分が持っていないものについて不平を言うのではなく、
自分が持っているものに感謝しよう。
他の人の欠点を批判するのではなく、
その人の長所を称賛しよう。

以上の3つの新しい価値観を確立すれば、
仕事と人生で成功をおさめ、
有意義な人生を送るための基礎が出来上がる。

テレビの記者会見等をみていても、
潔く自分の非や責任を認め役職を去る人もいるが、
そうでない人も多い。
自分をかばって、人のせいにする、往生際の悪い人だ。

「出処進退」という言葉があるが、
中でも、辞めて職を辞するという、身の処し方が一番難しい。
たいていは、自らが辞めると言わない限り、
いつまでもその席に居座り続けることになってしまう。

辞めるには、自ら己を滅するという無私の心と、
それを肚に落とし込む覚悟が必要だ。

寛容な精神は、多くは言葉の使いかたで決まる。
相手を思いやる言葉、愛のある言葉、感謝の言葉、
等々を多用することだ。

ポジティブな心がまえとは、
「よいところを見る習慣を身につける」ということに尽きる。
事実は一つでも、それを見る人によって
考え方は180度変わってしまう。
無いことを嘆くのではなく、あるものに感謝するという姿勢。

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『「完璧なリーダー」は、もういらない』

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組織開発ファシリテーター、長尾彰

「今日から、あなたがチームのリーダーです」職場や学校で、ある日突然そう言われたら、あなたはどうしますか?
「望むところだ!」と気合を入れる?自信はなくても、「頑張ります」と、挑戦してみる?「私には務めあげる自信がありません」と、辞退する?
リアクションは人それぞれに違うと思いますが、「自分はリーダーに向いているのだろうか。リーダーの素質はあるのだろうか」などと、悩む必要はありません。

大丈夫、あなたはリーダーになれます。なぜ僕がそう言い切れるのか。じつは、リーダーに必要とされる「リーダーシップ」は、あなたがすでに持っているものだからです。現在、会社や組織の中でリーダー的な役職・ポジションについている人はもちろん、1度もリーダーを経験したことがないという人まで、すべての人たちに備わっているので、個々の能力や素質は関係ありません。あるとすれば、リーダーシップを「発揮するか、しないか」の違いだけ。

日本社会における組織の形は、これまではトップダウンによるヒエラルキー型が一般的でした。リーダーとは「長」という肩書を持つ人や、組織をまとめるポジションを意味することが多く、課長・部長・社長といったマネジメント層の人たちを指している場合がほとんどです。学校ならば学級委員長・生徒会長などですね。

リーダーたるもの、行き先や生き方を迷うことなく先頭で示し続け、人々はその背中に憧れ、尊敬しながらついていく…。このようなカリスマ的なリーダーが企業や組織を牽引することで、日本の経済産業はめまぐるしい発展を遂げてきたのです。確かに、これまでの社会はそれで安泰でした。でも、時代は大きく変化しています。その変化のスピードはどんどん速くなり、物事の結果がすぐに出てしまうにもかかわらず、予測の不確実性が高く、誰も「正解」がわからない…。自信満々で有無を言わさずに「こっちへ行くぞ!」と、みんなを牽引するようなカリスマ的リーダーは減少し、個々が自分の行き先を考え、自己責任を負うようになりました。率先垂範・不動不惑のリーダーは通用しなくなりつつあり、「総リーダー時代」に突入しているのです。

それなのに、「リーダーたるもの、優秀でなければならない」という呪縛が、未だにどれほど多くの人たちを苦しめていることか!こうした固定観念に囚われて自信がない人ほど、「私はリーダーに向いていないのでは?」と悩んだり、リーダーであることに精神的負担を感じたりしてしまうのです。また、「正解」にこだわり、柔軟な思考や大胆な発想ができなくなる人もいます。

優秀なリーダーが悪いわけではありません。ただ、優秀でなくてもいいのです。リーダーシップは、チームや組織を束ねるポジションにいるかどうかに関係なく、組織に所属するすべての人たちが発揮できます。もちろん、あなたも。ではどうやってリーダーシップを磨くのかと言うと、方法は至ってシンプル。「~したい(Want)」という自分の意思を、周囲に発信することです。
たとえば会議中に、1人の男性が「ちょっと休憩にしませんか?」と、提案したとします。このとき、彼はこの場におけるリーダーの役割を果たしています。さらに、別のメンバーが「だったら私、コーヒー買ってきたいな」「では、15分ほど休憩にしましょうか」などと提案すれば、その人たちもまたリーダーになるのです。メンバーそれぞれが「~したい」という意志を発信することによって、チームの合意形成や意思決定が成されるので、これらすべてが、立派なリーダーシップと呼べるのです。

従来の「リーダーは常に固定された人物」という考え方ではなく、チーム全員がリーダーであり、状況に応じて誰かがリーダーシップを発揮する。リーダーというバトンを、メンバーのあいだでクルクルと回している状況をイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。

脳力開発の城野宏氏は、「リーダー」についてこう語っている。
『形式上のリーダーの地位にある人が、必ずしも真のリーダーというわけではない。その人の地位や権限が何であろうとも、周囲に対し本質的な影響を与えるだけの「変化の土台づくり」を地道に確実に進め得る人物こそ、人間としての本物のリーダーである』
変化の激しい現代は、経験豊かな熟練のリーダーだけが問題を解決できるとは限らない。むしろ、その分野に関して、全く知らない素人や、新人の方がリーダーシップを発揮できることがある。
「知らない」ということを自分で自覚しているから、多くの人の意見を聞くことができる。反対に、経験豊かなリーダーは、過去の経験があるために、他人の意見を聞かず、自分や側近だけで判断を下しやすい。

ITやAIの急速な進化により、思いもよらない新技術や大変革が起こる現代は、なまじっかな知識や経験があると、逆に対応できないことは多い。知識や経験があるとそれにとらわれ、新しい技術や考えを受け入れられないからだ。「完璧なリーダーはもういらない」新しい形のリーダーが今、求められている。

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「返報性の法則」

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西田文郎

ちょっと調子がよくなるとほとんどの人が、自分は優秀だと誤解しはじめます。これは他人事ではありません。しかし、「自分はデキる」と思っている人間に、本当にデキる人はいないし、「自分は優秀だ」と考えている人間に、本当に優秀な人がいたためしはありません。自己満足は、未来へ進む力を奪います。

スポーツメンタルの指導経験から、はっきり断言できますが、本当にデキる人間、本当に優秀な人間は、間違いなく「自分はまだまだである」と思っています。謙虚だからではではありません。いつも未来の目標に向いていて、それと現在の自分を比べているので、「まだまだ」としか思えないのです。

志の低い人間ほど、すぐ図に乗ります。志が低いから、すぐ舞いあがる。大成功者から見れば、成功どころか失敗でしかないレベルなのに、なぜかいい気になり、思いあがり、「自分はデキる人間だ」「優秀だ」などとカン違いしはじめるのです。残念ながら、今の日本はそんな人間ばかりです。

調子に乗り、勢いづいている人のところへは、人が寄ってきます。勢いよく流れる川が、まわりの水を集め、しだいに大河になるのと同じです。人は勢いのあるものが大好きで、未来に向かって勢いよく流れているものに魅力を感じ、本能的にそこに集まります。人は未来のイメージが欲しいのです。人が集まるということは、チャンスや才能が集まるということであり、イヤでもツキや運が寄ってくるということです。
1人では、絶対に勢いには乗れません。調子にのって勢いづくには、未来のイメージを分かち合い、支えてくれる仲間が必要です。一方、図に乗るには1人でも十分です。というより、1人でなければ、図には乗れません。そのうえ図に乗っていると、まわりの反感を買い、嫌われ、だんだんひとりぼっちになっていきます。孤独ほど人の運勢を悪くするものはありません。このことをぜひ覚えておいてほしいのですが、「孤独なのにツイている」「ひとりぼっちなのに運がある」、そういう人を私は1人も知りません。

『世の中をナメていいる人間は、いつか必ず大失敗します。ナメてかかると、いずれ相手に復讐されるというのが、この世の法則だからです。これを「返報性の法則」といいます。
他人を疎んじていると、必ず他人に疎んじられ、お金を軽んじていると、必ずお金に軽んじられ、健康を無視していると、必ず健康にも無視される。逆に他人を大切にする人は、人間関係に恵まれ、お金を大切にする人は、お金に恵まれ、健康を大切にする人は、健康に恵まれるようになる。雑巾だって大切に使えば、長持ちしてくれます。

この返報性の法則をしっかり理解し、大切なものを大切にしてさえいれば、どんなに不幸になりたいと思っても、そうそう簡単に不幸にしてくれません』
人は、未来感を持つ会社や人に魅かれる。未来感という未来のイメージだ。反対に過去のことばかり言っている会社や人には、人は寄りつかない。
未来へのイメージを持つからこそ、そこに希望があり、夢がある。未来を大切にする人は、未来から大切にされる。過去を大切にする人は、過去に生きることになる。過去に生きる人は、愚痴や、泣き言や、不平不満やグチが多い。いくつになっても、未来に好奇心を持ち、未来を大切にする。

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『富を築く技術』

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P・T・バーナム

「余計な」ロウソクを使って読書すれば得られる情報が、何千本のロウソクよりも価値がある
人は、何であれセンスを磨く必要があるが、稼ぐことについても同じだ。「原因のない結果などない」

人生において成功を収めるための基盤となるのは、心身の健康である。健康こそが私たちにとって最も基本的な財産であり、幸せを手にするための要である
ビジネスで成功するためには、事業計画を立てることのできる頭脳と、それを実行するための理性が必要だ。どれだけ優れた知性の持ち主であっても、酒を飲んで酔っぱらって、自慢の知性がくもり、判断力が損なわれていては、事業で成功を収めることは難しい

生まれながらにしてなるべき職業、自分の能力に一番合った仕事というものがある。そうした職業に就かないかぎり、成功することはできない
同じ分野の競争相手がすでにいて、需要が満たされているような場所では商売を始めないことだ

これから人生をスタートしようという若い人はけっして借金をしてはいけない。借金ほど人をだめにするものはない。借金することは、自らを隷属的な立場に置くということだ
敬虔なキリスト教徒の父親が、農業をしている息子にこう諭した。「ジョン、けっして掛けで売り買いをしてはならない。もし何か掛けで買うなら、肥料を買え。肥料なら、いつかお金になって戻ってくるからな」

道具は最高のものを使え
金儲けの王道は何か。それは、自信を持って前に進みながら、さまざまな規則を研究すること、特に人間の心理について研究すること
「ちゃんとした仕事に就く」ことは、2つの意味があり、価値がある。その仕事が自分を助けるだけでなく、人も助ける

よくあるのが「本業以外」のことに手を出して失敗することだ
ジョン・ゲニンという帽子屋がいる。彼は、私が仕掛けたオークションで、ソプラノ歌手ジェニー・リンドの初回のコンサートのチケットを225ドルで落札した。自分の店にとっていい宣伝になると思ったからだ

金持ちだからといって幸せだとはかぎらない。他人から見れば成功者かもしれないが、どこか満たされていない人もいる。お金と力がなければ惨めなままだ。
お金と力と満足、この3つが重要なのである

・一度にひとつのことだけに集中せよ
・「本業以外」に用心せよ
・うかつに保証人になるな

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武器としてのITスキル

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グロービス経営大学院

第一次産業革命、第二次産業革命が「資源を増やす」革命だったのに対し、第三次産業革命は、効率化することで「実質資源を増やす」方向に向かっています。Uber、Airbnb等のシェアビジネスは、その最たる例と言っていいでしょう。こんな時代に覇者となるのは、人々の日常から「複雑性」や「ストレス」を取り除くのに成功した企業。それらの企業が共通して持っているのは、全体を統合して効率化を図る「構想力」と、それを実装するためのスキル(ITやデザイン)でしょう。

CHAPTER1 コンピュータ+データの基本スキル
CHAPTER2 戦略・マーケティングの基本スキル
CHAPTER3 リーダーシップ・組織の基本スキル

☆テクノベート・シンキング
1.問題の定義
2.データの構造化
3.アルゴリズム化
4.実行(プログラミング、外部リソースの活用等)

どんなに面白いビジネスモデルを構想したところで、それをITのサイドから支えるアルゴリズムが貧弱だと、決して勝てない時代
よいアルゴリズムはもっとも「計算量」が少ない

プログラミング言語の種類によらず、以下のポイントを押さえて期待通りに動く100%正しいプログラムを作成することが重要です。
(1)Definition:プログラムが動くにあたって初期設定を正しく定義すること(ウェブブラウザを起動するとあらかじめ登録しておいたホームページが表示されるなど)
(2)Correctness:計算の結果や処理の順番が正しいこと(電車の乗り換え案内サイトでは出発地と到着地、日時等の条件を入力して検索ボタンを押したら、出発地から到着地に至るまでの経路候補が指定した順番に表示されるなど)(3)Case Coverage:起こりうる状態の場合分けをすべて網羅し、抜け漏れがないようにすること(日本語で「東京」と入力しても「とうきょう」と入力しても「トウキョウ」と入力しても受け入れて正しく処理がなされるなど)

データをどう構造化するかによって検索スピードがまったく異なってくるのです。これも計算量に大きな影響を与えます
データ構造:「配列」「リスト」「ツリー」「グラフ」

ITシステム構築の流れ
ステップ1:ITを使って実現したいこと、コンピュータに考えてもらいたいことを考える(要件定義を行う)
ステップ2:1をアルゴリズムに落とす(仕様に落とす)
ステップ3:プログラミングをする(実装する)
ステップ4:実際に想定通りに動くかどうかテストする
ステップ5:使い始める

事業企画者自身がアルゴリズムを考えられる会社は強い
なぜ相関が大切なのでしょうか。それは因果関係を推し量るうえで、相関の有無が大事なヒントになるからです
説明変数が1つのものをとくに単回帰分析、複数のものを重回帰分析と呼びます

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『遅刻してくれてありがとう(下)』

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トーマス・フリードマン

加速する時代の「脅威」とその対処法。
これまでは超強力になった個人や集団が、その力を“創造者”として建設的に使う例を述べてきた。しかし、前にも触れたように、おなじテクノロジーが、超強力な怒れる男女──“破壊者”を生み出している。いまは創造者にとってすばらしい時代であるとともに、破壊者にとってもすばらしい時代だ。なにかを大規模に破壊したいとき、いまこそその時代だ

今、世界は統合へと向かっており、そこではさまざまな摩擦がなくなることが予想される一方で、脆弱性も懸念されています。創造者の力がスーパーノバで増幅されたことについては前述した。しかし、おなじエネルギー源は、聖戦主義者、北朝鮮などのならず者国家、怒れる一匹狼、サイバー犯罪者が、超大国や超強力な創造者と争うことを可能にした。そして、攻撃される範囲は大幅にひろがっている

崩壊しかかっている国はほとんどといっていいくらい、国境が直線になっている。90度をなしている国境線は主として、19世紀の帝国の版図か植民地だった国の顕著な特徴だ。こういった国境線は、民族、宗教、人種、部族とは無関係に引かれ、地形すら考慮に入れられていない

「自分が日陰を利用できないとわかっていながら老人が木を植えると、社会は偉大になる」という作者不明のギリシャの諺がある。セレブのリーダーは、そういう日陰をつくらない。目の前の満足を追い求める。だから、いまの私たちは、“~からの自由”を確保する一方で、“~をやる自由”を打ち立てるのに失敗する社会が増えるのを、目の当たりにする可能性が高い

1350万ドルの奨学金はレバノンの国力を高め、アメリカとの友好関係を深めて、安定に貢献する──13億ドル相当の戦車とジェット戦闘機よりもずっと役立つと、コラムに書いた。いいかげんに愚行はやめるべきだ。女性の半分、男性の4分の1が読み書きができない国──エジプト──に戦車やジェット戦闘機をあたえて、いい結果になるはずがない

自然はシステムのなかにシステムがある入れ子状の仕組みでできている。個々のシステムは1つに統合されていると同時に、もっと大きなシステムの一部でもある」。生命体は「戦闘ではなくネットワーク化することで、地球を支配するようになった」──生態系同士がネットワークとして結びつくことで当事者意識は自力推進でもあり、レジリエンスの重要な構成要素を成している

「たまには飛行機の主翼がもげることもあります」ジェイコブズ市長はいう。「でも、人々はそれを受け入れるでしょう──宇宙へ行こうとしているのだと思ってくれれば。私たちは正しいことをやろうとした。コミュニティはそれを快く認めてくれました。些細な失敗をマスコミにこきおろされるのをつねに怖がっているようなら、いいことを教えてあげましょう。進歩は断続的にぎくしゃくと起きるものです。……
最初のロケットが爆発したとき、人々がそれを受け入れなかったら、宇宙開発はぜったいに実現しないでしょうね」

不安定な時代に、われわれが楽観主義者でいるために何が必要か。
加速の時代にレジリエンスと推進力を生み出す理想的な政治単位は、健全なコミュニティだ。コミュニティのレベルのほうが信頼を生み出しやすいし、信頼は柔軟性と実験を強化するからだ
コミュニティと個人の関係について。信頼こそが、すべての健全なコミュニティの基盤なのだ。私たちは表土から栄養をもらっているのだから、表土に栄養をあたえなければならない

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『遅刻してくれてありがとう(上)』

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トーマス・フリードマン

あるとき、相手の遅刻がちっとも気にならないことに、ふと気づいて、私はいった。「いや、やめてくれ、謝らないでほしい。それどころか、遅刻してくれて、ありがとう」なぜなら、あなたが遅れてきたおかげで、自分のための時間をつくることができたからだと、私は説明した。じっと考える時間が“見つかった”

「機械の一時停止ボタンを押すと、機械は停止する。しかし、人間の一時停止ボタンを押すと、人間はスタートするんだ」
世界的企業に倫理とリーダーシップを助言する会社LRNのCEOで『人として正しいことを』の著者、私の友人であり師でもあるダヴ・サイドマンはそう説く

大きな反応があるコラムは、つねに数字ではなく人々にまつわるものだ。それに、史上最大のベストセラー本が、人々の物語の集大成だということも忘れてはならない。その本の題名は『聖書』である

2007年にVMWare(ヴイエムウェア)という会社が、株式を公開した。デジタルのロゼッタストーンともいうべき同社の変換ソフトウェアは、1台のコンピュータでの複数OS(とアプリケーション)の同時使用を可能にし、OSごとにコンピュータを用意する必要がなくなった。それがクラウド・コンピューティングの成長を可能にする、

重要なテクノロジーになったクアルコムの携帯電話への貢献は、インテルとマイクロソフト両社のデスクトップとノートパソコンへの貢献に匹敵する。携帯しやすいスマホとタブレットのマイクロチップとソフトウェアの発明、設計、製造がクアルコムの主な事業だった

「複雑度(コンプレクシティ)から解放されました」イオリオがくりかえした。それこそがインサイトだと、私は思った

固体の特徴はなにか? 摩擦(フリクション)が多いことだ。液体の特徴はなにか? 摩擦がないことだ

「21世紀には、すべての答えを知っていることが秀でた知力だとは見なされなくなるだろう──それよりも、適切な質問をすべて投じられる能力が、非凡な才能を示す尺度になるだろう」(ジョン・E・ケリー)

「20世紀は、私たちが作るものをあなたが好きになるようにすることが重要だった。21世紀は、あなたが好きなものをどう作るかが重要になった」私たちは創造者の楽園にいるフローはストックを打ち負かす急流で安定を高めるには、急流とおなじ速さか、あるいはもっと速く進むことが重要です。パドルを水に入れて抵抗を発生させたり、舵に使ったりするたびに、勢いが失われ、転覆の危険が増します-

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話し方の癖に注意

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和田裕美

意外と盲点なのが話し方の癖。ちょっとした言葉遣いや、僅かなニュアンスの違いで、相手をカチンとさせたり、知らず知らずのうちに周りに煙たがられることがある。怖いのは、多くの人がその話し方の癖に気付いていない事。

たとえば、上司が提案したアイデアに「いいと思います。鈴木課長っぽいですよね。」あるいは部下が提案した企画に「いいと思うよ。想定通りだった。あなたなら、そう来ると思っていた。」などと言ってしまうと、相手はカチンと来てしまう。
言葉の裏に「自分はあなたよりも分かっている。」といった奢った態度が見え隠れするからだ。「人を認めるのが嫌だ」と言っているも同然だ。

いつも周囲を和ませて社内でも人気がある人には話し方に、どのような癖があるのか。上司が提案したアイデアに、「わぁ素晴らしいです。こういう発想があるのですね。新しい発見です。」あるいは部下の提案した企画に「すごくいいと思うよ。想像を裏切る素晴らしい出来栄えだね。正直、驚いたよ。すごいじゃん。」なんてことを言います。
自然と相手を立てる言い方ですね。言われた方は気分が良くなるので、何かあると相談を持ち掛けるようになります。人も仕事も自然と集まり、そういう人は出世も早い。

相手への不快感や相手を責めたい気持ちがある時は、ダイレクトに不平不満を口にしていなくとも、余計な一言をつい言っていることがある。例えば、先輩社員が新入社員に「あなたみたいな新人さんが入ったから最近忙しくなったなぁ」という言葉。本人はちょっとした愚痴や冗談のつもりでも相手が敏感な人だったら「あなたがいない時の方が楽だった」「ミスが多いからフォローが大変で困る」「あなたなんていない方が良かった」などの言葉が隠れているように感じてしまいます。
同じ内容を伝えるなら「あなたが入ってくれたから、私も先輩らしい仕事ができるようになったよ。ありがとう、頑張ろうね。」という言葉であれば、まったく嫌な感じはしない。

本当に仕事効率の悪い新人には、率直に「時間がかかり過ぎているみたいだから、ちょっと丁寧すぎるのかも。この仕事は1時間で終わるものだから、もう少しスピードアップしてみようか」「最初はみんなできないけれど、慣れてきたらできるようになる。だからもうひと頑張り」と言うのはどうでしょう。

近年、ちょっと言葉や表現を間違えただけで、いわゆる炎上状態に陥るケースが少なくない。それによって店や会社が受ける影響は計り知れない。言葉は使う人と使いようによって、相手に希望を与える光にもなれば、相手を打ちのめす狂気にもなる。

自分はこれまで随分と言葉によって励まされてきた。元気になれる言葉をもらって明日を信じて頑張ろうと思えた。そういう言葉には大きくて包み込んでくれる優しさがある。どうせ言葉を使うのなら相手を幸せにする言葉を使いたい。こんな時代だからこそ、強く思う。

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