フランスの弱点

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労働者の権利が強すぎて、企業が人を雇うのをためらう。
フランス経済の泣き所である高失業率は、この悪循環から来る。

マクロン政権は、柔軟性を高める為の労働法の改正案を成立させる予定だ。
企業は、環境に適応せねば生き残れない。
人のコストが上がれば諦めるしかないだろう。

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

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『宇宙を貫く幸せの法則』

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小林正観

過去、自分に起きたことを全て受け入れる。それが全部自分に必要だったと思う。そう思うことで、その一つ一つのこと全てが、感謝の対象になる。
これが第一ステップの「幸せ」だ。

第二のステップは、その全ての過去を受け入れた延長線上にあり、現在の全てを受け入れること。現在の自分を取り巻いている状況を全て受け入れて、それに感謝する。過去の全てを受け入れるのと同じように、現在の全てを受け入れる。「それがなければ、現在の自分がない」と思い定める。そうすると、全てが感謝の対象になってくる。それは全て「喜び」になり「幸せ」になり、感謝の対象になる。

三つ目の「幸せ」というのは、「自分の存在が『感謝される』」という「喜び」だ。自分の存在が(自分がこの世に生まれたことが)、感謝され、喜ばれるという「幸せ」を一度味わってしまうと、“至上の喜び”になる。
もう引き返すことはできない。この「喜び」や「幸せ」を味わうと、何回も何十回もそれを味わってみたくなる。この「喜び」は、三次元的な「喜び」とは全く異質なもので、「魂がうち震えるほどの喜び」になる。

エンジエオイル、OEM仲間の経営塾より

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『スイッチ・オンの生き方』

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筑波大学名誉教授、村上和雄

《良い遺伝子を目覚めさせる》
良い遺伝子を目覚めさせるために実行できることには、次の六つが考えられます。
1. どんなときも明るく前向きに考える
2. 思い切って今の環境を変えてみる
3. 人との出会い、機会との遭遇を大切にする
4. 感動する
5. 感謝する
6. 世のため人のためを考えて生きる

〇今はまだ眠っている遺伝子のうち、良い遺伝子を目覚めさせるようにすれば、見違えるほど成長できるにちがいありません。それを左右するのが、前向きなものの見方・考え方をできるか否かなのです。

〇おしなべて、素晴らしい業績をあげる人は、プラス思考で人生を考える人です。プラス思考で考える人は、闇雲に先のことを心配しません。
与えられた仕事に一所懸命になれる素直さを持っています。それが遺伝子オンで生きる人間の特徴といえるようです。

〇自分の身に起きることは、良いことも悪いことも、なんらかの意味を持っています。その時はどんな意味があるのかは分からないけれど、たとえ悪いことであっても、前向きにとらえて一所懸命に取り組むことが大切です。
良い遺伝子がオンになった状態で取り組むと、結果的には良い結果に結びつく。私の経験からはそんな感じが強くします

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

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『一言で人生が変わる ほめ言葉の魔法』

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原邦雄

「ほめ言葉」が、認められたい人の心に刺さるのは、その人を肯定する言葉だからです。「あなたと一緒にいると楽しい」「今日の夕飯、おいしかったよ」「いつも子どもの面倒を見てくれてありがとう」こんな言葉をかけてもらえたら、自分に自信が持てますよね。私は家族の役に立っているんだ。私は認められているんだと感じられます。ほめ言葉は、居場所をつくる言葉でもあるのです。

「自尊心の3大欲求」これはアメリカの心理学者ウィル・シュッツ博士が提唱したもので、「自己重要感」「自己有能感」「自己好感」という3つの欲求のことです。ほめ言葉によって、この3大欲求が満たされるのです。
1.自己重要感。「自分を大事な存在として認めてほしい」という欲求です。「ありがとう」と言われたときに満たされます。
2.自己有能感。「的確な意思決定と行動ができるようになりたい」という欲求で、「すごいね」「成長したね」と言われた時に満たされます。
3.自己好感。「人に好かれたい」という欲求です。「好きだよ」「好感が持てる」などと言われた時に満たされるものです。

つまり、理想的なほめ言葉は、次のような言葉が自然にあふれ出てくることです。「ありがとう」「すごいね」「成長したね」「好き!」「好感が持てる」たとえば、「きちんと挨拶できていたね、すごいね!」と、ほめられた子どもは自尊心が満たされます。
それだけでなく、もっと認められたい、好感を持たれたいと願うようになります。「次はもっと大きな声で挨拶をしてみよう」「もう少し、きちんとした姿勢のほうがいいかな?」「あの人にも、挨拶してみよう」

このように、思考がどんどんプラスの方向に進んでいきます。たった一言のほめ言葉だとしても、相手の自尊心を満たしてあげられれば、その人の心を動かすことができるのです。
大切なのは、「結果」をほめるのではなく、「行動や努力」、そして「人間性」をほめること。
例えば、子どもがテストで100点を取ってきたとき…「100点を取って、えらいね」ではなく、「あの時、テレビを見たいのをガマンしていたよね」「いつもより早起きしてお勉強していたよね」「お友達と遊びたいのを耐えてがんばっていたよね」と言えば、気持ちが子どもの心にしっかり届く。

努力したことや一生懸命がんばったこと、その「過程」をほめることが大事だ。

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

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『やるなら決めよ、決めたら迷うな』

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石川洋

新潟の岩船郡に木村霊山という、100歳になる尼さんがいらっしゃいまして、2,3回お訪ねをしたことがございました。日本のマザー・テレサと言われた方で、100名以上の孤児をお育てになった方です。

新潟の山奥は、昔は貧しいところで、やはり子どもの育てられない親があります。そういう人が、木村霊山の名前を聞いて、お世話をしていただけますか、預かってくれますかって、連れてくるんです。「ああ、100名以上の孤児を育てて大変だったでしょう」って言ったら、「なんでもないと思ったら、なんでもないさ」なんでもないと思ったら、なんでもない。

この人は師匠運の悪い方で、自分がついた師匠がほどなく亡くなってしまいまして、お師匠さんと早く別れた方です。一所懸命にお世話をなさり、そのお師匠さんが亡くなる時に「ありがとう。よう世話をしてくれたな。短いあなたとの繋がりだけども、きっとこのご縁は返すよ。あんたのそばに必ず生まれ変わってくる」と言ってくださったそうです。
だから彼女は、100名の孤児は、お師匠さんの生まれ変わりだと思っている。

そして、一番弟子の尼さんに、お師匠さんの出家名である「霊秀」の名を付けて、「霊秀、霊秀」と言って、若いお弟子さんを、自分のお師匠さんの生まれ変わりとして仕えてらっしゃるんです。
今、私は、もういつ死んでもおかしくない年ですが、自分にできることは、若い人を先生にするということであります。自分よりも先へ行く人を残そう。木村霊山が自分の弟子に、自分の先生の名前を付けて、自分の弟子を育て、仕えたように。

エンジオイル、OEM仲間の経営塾より

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『粋な生き方』

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医学博士、帯津良一

私はアンチエイジングが嫌いです。なぜ年を取ることを嫌がるのか、よく理解できません。80歳に手の届く年齢になりましたが、青年のころとも壮年のころとも違う独特の味わいが出てきて、私は今の自分がとても好きです。60代のときは、体も動くし精神的にも充実しているし、これが最高だと思っていました。でも、70代になると、なかなか居心地がいいんですね。今は、80代になるのが楽しみで仕方ありません。青年には青年の良さがあり、壮年には壮年の良さがあります。そして、老年になると、これまでの人生がきゅっと詰まって、それでいてギューギューではなくて、高級なオムレツのようにふんわりしている。そんな感じが、私は気に入っています。髪の毛が薄くなってきても、どこか痛いところがあっても、それは長い間、がんばって生きてきた証です。それを、まるで悪魔が取りついたように、必死になって追い払おうとするのは、自分の体に対して失礼だと思います。

また、死も忌み嫌われるものです。誰にでもいつか訪れることなのに、一生懸命に見ないようにしている。だから、いざという時になって慌ててしまうのです。長生きしたいですか?と聞くと、ほとんどの人がYESと答えます。でも、長生きの中には年を取ることも含まれていて、いろいろなところに不具合が出てきて不自由なことを背負うことですよと言うと、そうではなくて、人のやっかいにならずに長生きして、ぼっくりと死にたいと言います。そんな都合のいいように物事が運ぶと思いますかと聞くと、そのために、酒もあまり飲まないようにして、タバコもやめて、毎朝、散歩をしています、と答えます。

実際は、いくら節制しても病気になる人はなるし、不摂生な生き方をしていて元気に生きている人もいます。『長生きするヒトはどこが違うのか』という本があります。アメリカの老化を専門とする2人の生理学者が書いたものです。いろいろと長生きする方法が書かれているのですが、「長生きするヒトはどこが違うのか?」という結論では、「違うところなんかない」で締められているのです。
これは笑えます、拍手を送りたくなりました。昔から、たくさんの人が長寿の方法を求めて、いまだに見つからないのだから、そんなものは無いと考えたほうがいいでしょう。

人間、長生きするためには節制しなければならないと思われているが、70歳を過ぎたら、いつも節制をしないで、週に1回は悪食をしたほうがいいと書かれているのです。75歳になったら週に2回は悪食。だんだんと健康的ではない生活を増やしていくのがいいという、なかなか粋な考えが披露されていました。あれを食べちゃいけないとか、これは体に悪いとか、そんなことを考えて生きるのは窮屈です。

私は、凛として老いることをお勧めしていますが、私が見る限り、素敵に年を重ねている人は、食べたいだけ食べ、飲みたいだけ飲んでいます。
残念ながら、そういう人は少なくて、私は、せっかく70歳とか80歳まで生きてきたのだから、そのご褒美として少しずつ羽目を外して、もっと自由になればいいのにと思えてなりません。

いくら健康に気をつけて生きていても、交通事故や災害で死ぬかもしれません。あまり、健康、健康と言っているのは、私には、魅力的には見えません。志を果たすには健康はとても大切なことです。でも、志を果たせずに倒れたとしても、それはそれでいいじゃないですか。本当に命がけでやっていたことなら、必ず、誰かがその志を引き継いでくれるものです。あっちの世界から、自分が蒔いた種が、どんなふうに育っていくのか見ているのも、またおつなものです。

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

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一つのカゴに卵を盛るな

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21世紀に入ってまだ20年しかたっていませんが、すでに私たちは2度の大きな経済危機を経験しました。一度目は2008年に起きたリーマン・ショック、そして二度目は今回のコロナ・ショックです。

二つのショックは震源地も性質も異なりますが、少なくとも明らかな共通点が二つあります。
一つ目は経済の危機に対応するために、各国の政府が大規模な財政出動を実施したこと。
そして二つ目は各国の中央銀行が、大量のおカネ市場にバラまいたことです。

大規模な財政出動は財政の悪化を招きます。また紙幣の大量印刷は、私たちが大切に貯めててきたお札の価値を薄めてしまう。金の価格は21世紀に入って6倍以上にも値上がりしているが、その理由は財政への不安やお札の刷り過ぎにあると言えるでしょう。21世紀に入ってすでに二度もあった危機が、今後も起きないとは限りません。

世界中に供給されたおカネの量は急速に増え、その結果ますます相場の暴走は起きやすくなっています。マネーが大量に低格付け債に流れ込めば2008年型の債券バブルが発生しますし、IT株に流れ込めば2003年型のIT株バブルです。

また政府の財政が信頼を失えば、通貨からおカネが流れ出し資産インフレが起きるでしょう。私たちは日々安全な世界で生きているようにみえますが、決してそのようなことがないことを改めて知りました。
保有する資産を適切に分散しておくことによって、外部からのショックを和らげることはできます。
そして一定額以上の資産を維持することができれば、たとえコロナで収入が途絶えても、私たちは精神的な余裕を保つことはできます。

人には予知能力がない。言い換えれば次の危機がどんな形でやってくるか、誰も予見できないということです。であればヘタな決め打ちなどせずに、何が起きても生きてゆけるよう、あらかじめ自らの資産を適切に分散しておくしか手はありません。昔の人はよく言ったものです、一つのカゴに卵を盛るな・・・と。

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

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西田天香

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優しいだけではだめだ。優しさのために人を迷わす。
優しいから仏性ではない。強かろうと思って強くなれない優しさは、情魔を含んでいる。
では、どうしたらよいか。与えられた事はどんな苦しい、意に沿わないことでもめげちゃいけない。
焼け火箸を握りしめて離さない稽古をすること。それが生きることだ

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

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鍵山秀三郎

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会社を永続するには、人から感心されるような程度のことをやっていてはだめ。人から感動される人間にならなければだめ。
どうしたらなれるか。自分にとって割の合わないことを笑顔ですすんで引き受けていく、それを続けていくこと。その時、人はよくあそこまでやったなと感動してくれる。
割りに合わないことほど、将来よいことが起こる種まきになる。
逆に都合のいいこと、利益が出ることをやって、人からうまいことをやっているなあと思われるようなことをしていると、長い目で見ると、いいことが起きない。
逆にマイナスのことが次々と起きてくる。

〇鍵山さんが感銘を受けた言葉
●「困難と失敗を同一視することほど危険なものはない。今はまだ困難なだけで失敗ではない」
困難なことが起こると、普通、人はそれを失敗と思ってしまうが、そうではない…実践者の苦闘から生まれた叡智の結晶のような言葉である。
●「どんなにいい教えを受けても、どんなにいい話を聞いても、その受け止め方、それを自分の人生、事業にどう生かしていくか、その差は天と地ほどの開きがある」
言葉の力は、発する者、受ける者の力量の相乗によって導きだされる。

エンジオイル、OEM仲間の経営塾より

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「時処位(じしょい)の自己限定」

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森信三 

〇「時処位(じしょい)の自己限定」人は誰でも一つの時代に一つの処(ところ)で一つの位を(立場、役割)を得て、生きている。この与えられた時、処、位の中で、運命に対して不満を言わず、最善最高の努力を傾注していけ。
自己限定とは、「自分には無理」 とか 「やったことないし、難しい」 「まだ若いから(歳だから)」 といった自分の可能性を否定すること。

〇「人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に」これは人だけでなく、その時に天から授かった「立場、役割」も同じ。
一瞬早すぎず、遅すぎない時に、お役を授かる。それを「頼まれごと」ともいう。割に合わないことを、愚痴を言わずに、笑顔ですすんで引き受けよう

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

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