鍵山秀三郎

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会社を永続するには、人から感心されるような程度のことをやっていてはだめ。人から感動される人間にならなければだめ。
どうしたらなれるか。自分にとって割の合わないことを笑顔ですすんで引き受けていく、それを続けていくこと。その時、人はよくあそこまでやったなと感動してくれる。
割りに合わないことほど、将来よいことが起こる種まきになる。
逆に都合のいいこと、利益が出ることをやって、人からうまいことをやっているなあと思われるようなことをしていると、長い目で見ると、いいことが起きない。
逆にマイナスのことが次々と起きてくる。

〇鍵山さんが感銘を受けた言葉
●「困難と失敗を同一視することほど危険なものはない。今はまだ困難なだけで失敗ではない」
困難なことが起こると、普通、人はそれを失敗と思ってしまうが、そうではない…実践者の苦闘から生まれた叡智の結晶のような言葉である。
●「どんなにいい教えを受けても、どんなにいい話を聞いても、その受け止め方、それを自分の人生、事業にどう生かしていくか、その差は天と地ほどの開きがある」
言葉の力は、発する者、受ける者の力量の相乗によって導きだされる。

エンジオイル、OEM仲間の経営塾より

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