ゴールを見据えて走る

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和田裕美

目標を立てても、期待通りに進むことなど滅多にない。途中でくじけそうになる局面がまるでゲームのトラップのように出現する。

しかし、それでも進んでいくと、やがてブレークスルーする瞬間がやって来る。

目標というのは、想像していた道と違う順路で辿り着くようになっていることが多い。だから、決してゴールを見失わないことが大切だ。

エンジンオイル、メーカー、OEM仲間の経営塾

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無意識の力

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最近の脳科学の研究によると、人間の脳の働きは実行系ネットワークとデフォルトモード・ネットワークの2つがある。これらは随時バランスを採りながら働き、一方が優位になると、もう一方が抑制される。

実行系ネットワークは、仕事や勉強などの思考中に働くのでワーキングメモリー・ネットワークとも言われる。情報収集や執筆など、知的活動で使われる。

デフォルトモードは、いわゆるぼんやりモード。何も考えていないときに働く。この時の脳は、意志の力が弱まった状態にあるが、脳そのものは考えるともなく、考えている。このモードにある時に脳にアイデアや閃きが訪れる。つまり、心が自由に遊んでいる時、ネガティブな想念が無い時に、思いもよらない良い考えが浮かぶ。デフォルトモードでは、脳は自然にまとめの状態になり、物事の全体を俯瞰している。ここでは、課題の周辺にある本質に気づきやすくなり、それが閃きのもとになる。

デフォルトモードの行動をあげる。トイレ、入浴、散歩、寝床でうとうとする。

スマホで検索している時は、脳はバッチシ実行系ネットワーク!!

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犬塚壮志4

IKPOLETとは、以下の略語の頭文字のこと。
Interest(興味をひく)
Knowledge(聴き手のもっている知識や認識にアクセスする)
Purpose(目的を示す)
Outline(大枠を見せる)
Link(つなげる)
Embodiment,Example,Evidence(具体化、事例、証拠を示す)
Transfer(転移)どこで使えるか

あなたと相手の知識や理解度にギャップがあるとき、その格差に対して相手は“難しい”と感じる
☆あなたの説明がわかってもらえない「3つの原因」
1.相手が聴く態勢をとれていない
2.そもそも自分自身が内容をよく理解していない
3.相手のもっている知識を自分が把握していない

“わかる”とは「自分がすでにもっている知識(情報)と、新しい知識(情報)とがつながること」
「相手がどの程度の知識を持っているのか?」「相手はどんな認識をしているのか?」──こういったことを、説明する側があらかじめ知っておかなければならない

興味をひく(Interest)「これがわかると、こんなことができるようになるんです!」「これをわかっていないと、こんな悲惨な結果になってしまうかもしれません」

☆相手を食いつかせる2つの方法
1.一文に“矛盾”を入れる
2.“秘密”を醸し出す
「これまで誰にも話したことがないネタなんだけど……」

☆相手の理解度を知る「7つの質問」
1.これ、どういうものか教えてもらえないかな?~現状把握~
2.そもそも、これって何?~定義や分類・フレームの明確化~
3.これはどこに位置する?~全体と部分の把握~
4.なんでそうなったの? その結果、どうなるの?~因果関係の理解~
5.なんのためにやるの? どうやってやったの?~目的と手段の判断~
6.つまりは? 具体的には?~抽象化と具体化~
7.証拠は? しくみは?~エビデンスとメカニズムの提示~

「“理解の階段”の段数が、到達ラインまであといくつか?」ということを見積もる
あるルールや法則で、相手のもっている知識と新しい知識を一括りにすることができるのなら、それは積極的にあなたの説明に取り入れるべきだ

価値の高い「遠い転移」は、他のフィールドから引っ張ってくるか、他のフィールドに移していくかという作業が必要

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『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい』

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三戸政和

サラリーマンに「個人M&A」を勧めます。個人M&Aというのは、要するに事業承継が困難になった中小企業を、サラリーマンが買ってしまえということです。「そんな会社、ダメな会社じゃないの?」と思うかもしれませんが、いやいや、あるんです。買うだけで美味しい会社が。

確実に需要があって売上が立っている会社を上手に買えば、たとえ利益が小さくても1千万円程度の給料と、経費が使える権利がついてくる。ものによっては、本当に数百万円から会社が買えてしまうのです。一発勝負の「ゼロイチ起業」とは違う、新しいキャリアの拓き方を提案します。

老舗の優良中小企業を買うことがいかに有利な投資か。サラリーマンが資本家になるというとすぐに「不動産投資」が出てくるのですが、2020年のオリンピックまでは控えておく方が得策。それに比べ、バーゲンセール状態の優良中小企業を買うのは、じつに興味深い投資だ。

オーナー社長であれば、役員報酬(労働の対価)に加えて、保有株式の配当(資産が生み出す収入)と、その株自体の資産価値が自分に帰属し、巨額の資産形成が可能になります

純資産5億円以上を有する「超富裕層」は7万3000世帯しかなく、全世帯のわずか0.14%
上手に会社を買い、5年から10年経営すれば、あなたも富裕層はもちろんのこと、さらにその上、超富裕層に到達できる可能性が大きく開けます

あの孫正義さんでさえ、ゼロイチで成功するのは難しいと考えているし、ゼロイチで絶対に成功する企業を見抜くこともできない

飲食店経営に手を出したら「地獄」が待っている

スタートアップに手を出すな

「ゼロイチ起業」より、過酷な10年を生き残った23%の企業の“オーナー社長”になってしまいませんか
中小企業は最新モデルを知らない
中小企業は経営上無駄が多く、非効率であるため、業務改善によって利益率を上げやすいことが管理職であったあなたにはプラスに働く
事業そのものは良いが、経営のやり方を間違えているために利益が出ていないような会社を比較的安価で買収する。
そして、大企業では当たり前と思われることを実行し、経営のテコ入れをして黒字化させ、次のオーナーを見つけ、売却する。そのとき会社の価値は、5倍にも10倍にも跳ね上がっている可能性があります

中小企業の半数以上が、“なんらかの理由”で黒字廃業している
380万社の約7割が後継者不足

純資産がゼロで、売上高1億円、営業利益が100万円の企業ならば、300万~500万円で会社が買えます。これなら車を買うくらいの金額ですね。このくらいの規模の会社だと、社長一人が多くをこなさないといけないサイズ感ですが、それでも役員報酬を1000万円もらえて、ある程度自由に使える経費が500万円あるとしたらどうでしょう。
この会社を「安い」と思いますか、「高い」と思いますか
ある程度の期間、買収候補先企業で役員として働く

「取引先を買う」という奥の手

エンジンオイル、メーカー、OEM仲間の経営塾

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