最近の脳科学の研究によると、人間の脳の働きは実行系ネットワークとデフォルトモード・ネットワークの2つがある。これらは随時バランスを採りながら働き、一方が優位になると、もう一方が抑制される。

実行系ネットワークは、仕事や勉強などの思考中に働くのでワーキングメモリー・ネットワークとも言われる。情報収集や執筆など、知的活動で使われる。

デフォルトモードは、いわゆるぼんやりモード。何も考えていないときに働く。この時の脳は、意志の力が弱まった状態にあるが、脳そのものは考えるともなく、考えている。このモードにある時に脳にアイデアや閃きが訪れる。つまり、心が自由に遊んでいる時、ネガティブな想念が無い時に、思いもよらない良い考えが浮かぶ。デフォルトモードでは、脳は自然にまとめの状態になり、物事の全体を俯瞰している。ここでは、課題の周辺にある本質に気づきやすくなり、それが閃きのもとになる。

デフォルトモードの行動をあげる。トイレ、入浴、散歩、寝床でうとうとする。

スマホで検索している時は、脳はバッチシ実行系ネットワーク!!

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