「悩む」ことをやめる方法

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エグゼクティブ コーチング トレーナー・秋山 ジョー 賢司

日々うまくいかないことのオンパレード。
そんなときの私のマインドセットは
「何か意味があるはず。どうするか考えよう」です。
そしてその後は、次のようにそれに対応していく。

困っても、戸惑っても、止まっているか次に行動するか。
止めてしまうか、進むのか。
ちょっとした判断の違いかもしれませんが、
その後の結果は大きく異なるかもしれません。

「望まない結果」が生まれたとき、多くの人は悩む。
どうしてこうなったのか?
なぜ、いつもこうなるのか?
どうしたらいいのか?

ここで知っておくべきは、
人は「悩んでいる間は行動を止める」という機能がある、
ということ。
これは、人が持つ特有のプログラム。
もし、あなたが現実を受け入れられず、
行動をしたくない時は、悩めばいい。
でも、それが嫌なら悩まないことだ。

どうしてこうなったのだろう?
どうしたらいいのだろう?と、
悩まない。考えない。

起きたこと(事象)に対して対応する。これだけでいい。
例えば、朝、自分でカップをひっくり返し、
コーヒーがこぼれて、お気に入りのシャツが汚れた。
なんでこんな時に!!
よりによって、このシャツの時に!!
なんでここにカップを置くんだ!!
ムカつく!!

と悩んだ時間、およそ10分。何も行動していない。
何も行動していないのに、
ムカつくことに10分費やしてしまった。と、
また、落胆する。

そうではない。現実をそのまま受け入れる。
そこにあるのは、こぼれたコーヒーと汚れたシャツ。

それだけ。
それがあるだけ。
その事象を受け入れて、対応する。
それだけなのだ。

朝のコーヒーがこぼれたことと、
事業の売り上げが下がったこと。
この2つさえも同じレベルで扱えるということ。これが大事。
「悩まない、対応するだけ」
そう、コア・ビジョンに向けてそれに対応するだけだ。

【経営者のマインドセットの秘密】
悩まない。対応するだけ。

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

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