「体内時計でリズムを作る」

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天野篤順天堂大学医学部附属順天堂医院院長

3年前に尿管結石で腎盂腎炎になり、入院した時に酒を辞めました。おかげで長い手術も、あまり辛くなくなりました。
朝は5時半には起きて、やるべきことをサッと終わらせてから1日に向かいます。夜は足を30㎝くらい高くして寝て、脚に溜まった血液を体に戻すようにしています。

食べ方も気をつけています。仲間と会食する場合は、一緒に行った人に豪華なモノを食べてもらい、自分は質素なモノをつまんでいます。周りの人が食べて喜んでいるのを見て、満腹度が上がるのです。忙しい人は、時間が無い時は食事を短時間で済まし、時間がある時に栄養バランスを配慮する。状況に合わせて判断する事をお勧めします。

人間は早めに手当てをして適切に治療すれば、110歳まで生きられるのではないでしょうか。100歳までは、運動も旅行もできます。

健康に生きるには、脳の中にドーパミンを沢山出す事です。ドーパミンは心拍出量を増やして血管を広げて、臓器に良い影響を与えて、良い睡眠や排せつに繋がります。
ドーパミンを上手く出すには、1日の体内時計をしっかり持つ事です。例えば、仕事を始めて1時間たったと思ったら、一区切りする。時計を見たら、ちょうど60分くらいだった、というイメージです。時間を気にせず、振り返ってみたら、一定のリズムの中に自分がいる状態です。

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

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