「コーヒーの黄金比率は3分の1」

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壇ふみ

「いつも通りのコーヒー豆に、注ぐ湯の量をいつもの3分の1にしてみなさい」抽出されるコーヒーは、もちろん3分の1となる。
あとの3分の2は、お湯を足す。
これが不思議、アメリカンにならない。
雑味の無い、綺麗な優しいコーヒーになる。3
分の1しか湯を注いでないコーヒー豆には、ムクムクと美味しそうな泡が残る。「まだまだ、美味しいのが出ますよ。現役ですよ。」と言っている。

騙されてはいけない。此処から先は、雑味なのだ。
勇気を奮って、容赦なく捨ててしまう。
これだと、淹れる時間も3分の1ですむ。
お湯を足すわけだから、淹れているうちに冷めるという事も無い。
ゆっくり淹れねばならないというストレスから解放されたら、
コーヒーを楽しむ時間が増えた。
消費量も、ぐんと増えていた。

エンジンオイル、OEMの仲間の勉強塾より

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「他人の庭を掃きに行け」

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土岐文二

STI(スバルテクニカインターナショナル)は
2007年「スーパーGT」に望んだ。
車の相次ぐトラブルに悩まされる。
1つ直せば、別の不具合が出る。
車のポテンシャルは高いのに、それを発揮させれない。
「ここは、こうした方が」「それなら、あそこにも」
社員はもとより、部品メーカーの担当者も、時間を忘れて協議した。
全員が[他人の庭]の様子を気にかけ、心を配り、
会社や部署の垣根を越えて話し合った。

GT第4戦を迎える。残り15週。
ドライバーが叫ぶ。「エンジンがおかしい!」
ピットインすれば、順位は落ちる。
「走り切るしかない」とドライバーに伝える。
チーム全員が、固唾をのんで見守る。車が、皆の思いを乗せて走る。
結果は、5位。
輝かしいレースではなかったが皆、泣いていた。
「目の前の事に全力で取り組み、助け合うから、やりがいが生まれる。
その思いを皆が共有出来た時、ハンディは武器になる。」
車は、翌年。目を覚ましたかのように優勝した。

エンジンオイル、OEMの仲間の勉強塾より

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イスラム暦とラマダン

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中牧ひろちか

世界で13~14億の人が  イスラム暦を使っている。
これは、月の動きを基準にした太陰暦。
1日は、夕方から始まる。1年は354日しかない。

西暦よりも1年が11日ほど短いので、ドンドン繰り上がって行く。
だから、ラマダンと呼ばれる断食月は、毎年同じ季節に、めぐっては来ない。  日の出の直前から日の入りまで飲食を断つ。
夏にラマダンが、めぐってきたら 辛さは大きくなる。
イスラム暦もグローバルに拡大している。
しかし、西暦や他の暦法とは すみ分けている。
衝突せずに、共存している。

エンジンオイル、OEMの仲間の勉強塾より

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「HIB、アメリカの秘密兵器」

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これは、高度な専門技能を身に付けた外国人が取得できる入国査証(ビザ)のこと。
科学者や技術者が対象になる。2016年、発給者枠8万5千人に対し、23万3千人が応募した。
この制度がなかったら、グーグルもシリコンバレーも存在しなかった。

移民こそが、アメリカの競争力を支えている。
トランプ政権の移民制限が、アメリカのハイテク業界を揺るがせた。
世界中から頭脳を吸い寄せて、アメリカは、独り勝ちしていた。
その時代が終わる予兆かもしれなかった。

エンジンオイル、OEMの仲間の勉強塾より

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ガンを抑える

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葛谷雅文、名古屋大大学院医学系研究科教授

悪性腫瘍や心血管病など、多くの疾患の最大の危険要因は老化である。
従がって、これらの疾患を予防するには、老化を抑えるのが最も効果的だ。
同じ年齢(歴年齢)でも、老けて見える方もいれば、若く見える方もいる。
歴年齢は、必ずしも体の老化度(生物学年齢)を表しているわけではない。

臓器によっても老化の進行は異なる。皮膚や骨の老化は進んでいるが、血管や脳はそれほど老化していない、といった事が普通に見られる。
すべての臓器が一定のスピードで老化するわけではないのである。

エンジンオイル、OEMの仲間の勉強塾より

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アメリカの移民規制の代償

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アメリカは不法移民であっても、その子供には合法的に働ける労働許可証DACAが発行される。トランプは、DACAを廃止して、不法移民を国外退去させる予定だ。

アメリカには、現在1100万人の不法移民が住んでいる。そのうち800万人は就労しており、アメリカの労働人口の5%を占めている。不法移民就労者が国に納める社会保障税は年間120億ドルにもなる。

トランプの移民規制は、不法移民に留まらない。就労ビザを持つ移民にも及ぶ。専門職に就くためのビザH1-Bの発行条件も厳しくする。IT企業で、このビザを取得した社員は多い。フェイスブックの社員の15%は、H1-Bビザの取得者である。

アメリカの大学・大学院で教育を受けた留学生の高度な技能が、アメリカから追い出されてしまう。これを止めないと、シリコンバレーは彼らの母国、中国やインドとの競争を強いられる。海外からの優秀な人材に匹敵する能力は、アメリカ人を短期研修しただけでは、身につかない。

エンジンオイル、OEMの仲間の勉強塾より

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物価を上げる

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シムズ、プリンストン大学教授。ノーベル経済学賞受賞者

物価が上がらないのは、政府や人々が財務規律に拘り過ぎるからだ。
国が国家足り得る前提は、債務返済は必ず履行されるという事だ。
均衡方程式より名目国債残高÷物価水準=将来の財政黒字の予想累計額つまり、債務が返済されるとは、将来の予想財政黒字累計額が実質国債残高と等しくなること。
借金の棒引きはせずに、名目債務残高を一定にすれば、将来の財政黒字増大か、物価上昇による実質債務の軽減で辻褄を合わせることになる。

この理論を使う。将来、財政は悪化すると人々に固く信じ込ませる。物価を上げるしか手は無いと。すると、物価は上がる。
財政規律は弛緩させ、無責任にやっても大丈夫。物価が2%上昇するまで、財政規律は放棄する。もちろん、消費税率の値上げもしない。
政治家が大喜びする屁理屈だ。
政府が主導する国債劣化政策と理解されれば、国債は急落して、金融システムは動揺する。人々の期待を簡単に誘導できないのは、異次元緩和で学習済み。

上手く行かんやろ。

エンジンオイル、OEMの仲間の勉強塾より

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米企業が海外に貯めているお金

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米国外に蓄積された利益は、2兆6000億ドル。そのうち現金保有は、1兆ドル。残りは、米国外で再投資されている。
トランプが本国還流税を作っても、現金保有分以外は、即座にアメリカへは還流しない。トランプ案なら6000億ドル、共和党案なら7000億ドルがアメリカへ還流しそうだ。

還流資金は自社株買いを促す。米主要500社の1株当たり利益を3~4%押し上げるだろう。長い株高の過程で、米国株を最も買い進めてきたのは米企業自身である。
売上高が伸び悩む中で、1株当たり利益を増やす自社株買いは、人工的な株価維持装置と皮肉られる。しかし、その趨勢は米株式相場を左右する。

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『仕事も人生も娯楽でいい 』

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堀江貴文

《行動しないことが一番のリスク》

「失敗のリスクを考えると新しいことに挑戦できない」という人がいる。しかし、恐れていても何もメリットはない。自分で勝手に「できない理由」を考えているにすぎないのではないだろうか。
よく考えてみてほしい。行動しなければ、成功のチャンスすら掴めない。仮にビジネスで失敗したとしても、命まで落とすわけではない。実際、起業家のなかには、何度も失敗を積み重ねたが、最後には成功したというケースも多いのだ。むしろ、現代のような変化の大きい社会では、行動しないことが一番のリスクだ。AIの発達で、今ある仕事が10年後には機械に代行されているかもしれない。現状に甘んじて何もしないのか。それとも、変化を見据えて新しいことにチャレンジするのか。どちらを選ぶかはあなた次第だ。

《誰でもできる仕事だからです》

2017年10月、僕はツイッターでこう発言して炎上した。きっかけは朝日新聞のネット記事。「『なんで保育士の給料は低いと思う?』低賃金で負の循環」にリアクションするかたちでつぶやいたのだ。
「保育士を見下している」「尊い仕事なのに」…。とにかく叩かれまくった。誤解を招く表現だったかもしれないが、僕の真意はまったく別のところにあった。働きに見合わない報酬しかもらえないなら、そんな仕事はやめてしまえばいいのだ。
我慢して働き続ける人がいる限り、労働環境や待遇は改善されない。需要と供給のバランスの話で、必要な人員が集まらなければ状況は変わる。
人生を変えるのは簡単だ。現状に縛られず、初めの一歩を踏み出せばいい。前進を妨げているのは、「リスク」ではない。「能力」でも「経験」でもない。そのように言い訳して行動しない自分自身だ。僕は嫌なことは我慢しないし、自分が面白いと思うことしかしない。「仕事も人生も娯楽でいい」。その程度に考えていればちょうどいいのではないだろうか。

エンジンオイル、OEMの仲間の勉強塾より

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考えたら負け 今すぐ行動できる堀江貴文150の金言

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堀江貴文

■《「修行」は意味がない。「研究」しよう》…
価値はユーザーが決める…一番よくないのは、10年修行したこと自体を「ありがたがる」ことだ。「10年修行をして作った卵焼きなのだから、そこに価値がある」と思ってしまう。
同様に、「苦労して何かの資格を取りました」というのも自分の中で「価値」だと思ってしまう。
価値は、「苦労」したことにあるのではなく、ユーザーが決めるものだ。研究と修行はワケが違う。どうせなら、意味のある「研究」に力を注ぐべきだ。

■《「できるわけがない」という言葉は言い訳でしかない》…
人間は楽なほうを選択する…たとえ今住んでいる家の家賃が払えなくなったって、シェアハウスに住むことだってできるし、短期間なら泊めてくれる友達だっているだろう。実家があるなら利用すればいいし、住み込んで働ける場所を探したっていい。とりあえず食いつなぐ仕事が必要なら、コンビニでもスーパーでも常にスタッフを募集している。本当にどうにもならなくなったら生活保護だってある。
考え方も、手段もいくらでもあるのだ。「できるわけがない」という言葉は、「変化したくない」や「このままでいたい」の言い訳でしかない。しかし、本当に今の会社で、苦しい働き方をしながら、「このまま」でいていいのか。よく考えれば、答えはすぐに出てくるはずだ。

■《経験で重要なのは、どれだけ小さな勇気を振り絞ったか》…
コンプレックス克服法…たとえば、人前で話すことに怯えていた人が、失敗を何度も繰り返すうちにプレゼンが得意になるまで成長したり、女の子が苦手だった人がフラれたりバカにされたりを繰り返し、それでもめげずに頑張り続けたことで少しずつ得意になっていく。
そのようにしてようやく、人はコンプレックスを抱えた自分から旅立つことができるのだ。経験はどれだけ時間をかけても、深まるものでも広がるものでもない。そうではなく、どれだけ小さな勇気を振り絞ったかで決まるのだ。

■《行動力がある人が成果を出していく》…
動くが勝ち…大事なのは行動力。動くことだ。いくら競馬の予想を的中させていても、馬券を買っていなければ意味がない。そんな人に限って「予想はあたっていたんだ」などと言う。
そこまで言うなら、馬券を買えばよかったの動かなければ何もはじまらないのは、至極当然のことである。

■《打席数が多ければ多いほどホームランの確率は上がる》…
成功の確率論…僕だって、いままでにたくさん失敗をしてきた。でも、僕には失敗したという記憶がない。実際には、ただ忘れているだけだ。そう、失敗したとしても忘れて、そのときの状況から次に進めばいいだけのこと。足が速くなりたかったら、ひたすら走ればそれなりに早くなる。そこで「なんで僕は足が遅いんだろう?」と考えても、走り込む以上に足が速くなる方法なんてない。とりあえず走っていれば、筋力がついて早くなるのは確実だ。
失敗を恐れずに動きだそう。打席数が多ければ多いほどホームランの確率は上がる。『いちばん怖いのは未来を恐れ、「心ここにあらず」の状態になってしまい、停滞してしまうことだろう。不安にさいなまれ、思い悩み、考え込んでしまうと守りに入り、行動できなくなる。
そいういう意味で、「考えたら負け』の時代がやってくる』行動ができなくなることを「行動渋滞」という。考えすぎると行動渋滞が起こる。
理性や知性を磨き過ぎると、感性が鈍る。感性が鈍ると、感動することやワクワクすることができなくなる。感動とは、「感即動」すなわち、感じて即動くこと。つまり、思ったらすぐ行動すること。人が死に臨んで、もっとも後悔することは、「失敗を恐れて挑戦をしなかったこと」だという。「失敗を恐れない行動力がある人が成果を出していく」

エンジンオイル、OEMの仲間の勉強塾より

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