「コーヒーの黄金比率は3分の1」

Pocket

壇ふみ

「いつも通りのコーヒー豆に、注ぐ湯の量をいつもの3分の1にしてみなさい」抽出されるコーヒーは、もちろん3分の1となる。
あとの3分の2は、お湯を足す。
これが不思議、アメリカンにならない。
雑味の無い、綺麗な優しいコーヒーになる。3
分の1しか湯を注いでないコーヒー豆には、ムクムクと美味しそうな泡が残る。「まだまだ、美味しいのが出ますよ。現役ですよ。」と言っている。

騙されてはいけない。此処から先は、雑味なのだ。
勇気を奮って、容赦なく捨ててしまう。
これだと、淹れる時間も3分の1ですむ。
お湯を足すわけだから、淹れているうちに冷めるという事も無い。
ゆっくり淹れねばならないというストレスから解放されたら、
コーヒーを楽しむ時間が増えた。
消費量も、ぐんと増えていた。

エンジンオイル、OEMの仲間の勉強塾より

Pocket