新自由主義の反省

Pocket

新自由主義は、デマンドプル・インフレ対策のイデオロギーだ。
政府はデフレ下であったのにも関わらず、
インフレ対策を進め、未だに続けようとしている。
日本は、新自由主義のもと、デフレ局面であるにも関わらず、
インフレ対策を20年も続けてきた。
このデフレは政府の責任である。
生産性を上げろ、供給を増やせと、馬鹿の一点張りだった。

デフレとは、需要不足、供給過剰による
継続的な物価の下落である。
お金の価値が上がるので、消費者も企業も、使わずに貯める。
(貯蓄・内部留保)
銀行からもお金を借りずにゼロ金利になる。
投資、融資も無く、デフレとは資本主義の停止状態である。
これでは経済が成長する筈がない。

ここを脱却するにはデマンドプル・インフレ対策から
デフレ対策への路線変更が必要である。

平成は、供給拡大を追い求めてきた時代であった。
令和は、需要拡大に切り替え、成長と格差縮小の実現を
目指すべきである。

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

Pocket