できる社員の6カ条

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リーダーズ学会・嶋津

私の経験から以下6つの人的ベースを持った人が成功する確率が高いという話をしています。

1)『素頭』「思考」という言い方もできます。要するに、物事を考える力です。難しいことをやさしく、浅いことを深く、つまらないことを面白く考えることのできる思考は、仕事をしていく上で、やはり必要なベースです。
2)『素直さ』武道の世界で「守・破・離」という言葉がありますが、まずは素直に真似て盗んでみて、次に学んだことに自分なりに少し変化を加えてみて、最後に自分としてのスタイルを確立する。何よりもスポンジのように物事を吸収し学んで成長していくためにも、素直さというベースも欠かせない。
3)『好奇心』「向上心」と言い換えることもできます。物事に対して「なぜ」「なんで」と普通の人では感じない素朴な何かを感じる力は、人を成長させる上で欠かせないベースです。
4)『負けず嫌い』実社会は現実競争社会であり、やはり人を成長させるエンジンの一つとして「自分に負けたくない」「あいつに負けたくない」「誰にも負けたくない」「人にできることは俺にできないわけがない」など、人を成長させるエンジンとしては大切なベースです。
5)『責任感』これが強いと、物事を途中で投げ出したり、逃げたりすることもないし、目標達成にも最後まで食らいつき、人にとやかく言わせない仕事をしてくれるので、上司としては非常に楽なタイプです。
6)『行動力』やはり優秀な方は「行動が成果を変える」という大原則を理解しており、決断をしてからの行動が早い。

この6つの人的ベースを見極める採用をすれば、後は採用後の教育と現場での仕事がその人を成長させていく。

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欧州はウクライナを裏切る

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欧州各国で勢力を伸ばすポピュリズム政党はウクライナ支援に批判的だ。自国第1主義が広がり、多くのEU加盟国にとってウクライナはもはや最優先ではなくなった。

ウクライナのために結束するのは、自国利益を脅かさない範囲でのみ保たれる。ウクライナに対する支援を増やすと言うドイツは、実際は負担金を減らそうとしている。ドイツが個別に行った武器供与などの分をEPFの負担金から差し引こうと姑息な要望をしている。

ハンガリーが原子炉2基を作るが、建設するのはロシア国営のロスアトム。その下請けとして制御システムを担うのはフランスのフラマトム。ウクライナを積極支援すると言ったマクロンはこれを承認している。

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ブルゴーニュワインはバカ高

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日本ではワインが未だにコモディティ化していない。日本ソムリエ協会が未だにフランスワイン至上主義を貫くが、これはもはや負の遺産となっている。だからブルゴーニュなどの偏重が止まらない。

無意味なブラインド・ティスティング自慢や承認欲求を満たす愛好家が溢れている。日本国内のワインオークションは活況を呈しているが、価格狂騰に踊らされずに、安くて好いワインを探そう。ブルゴーニュやシュンパーニュに拘っていては駄目だ。

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中国は長期のデフレへ

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中国経済が停滞からデフレへ移行し始めた。不動産市場の崩壊、個人消費の冷え込みに加え、中国の慢性疾患とも言えるほとんどの産業分野における過剰生産能力が重くのしかかっている。

米中対立の先鋭化で主要国向け輸出の先行きも暗い。国外での需要開拓を狙った一帯一路の挫折も響いている。主要国が今なおインフレ退治に躍起になる中での中国のデフレの深まりは異例だが、中国の国内需要減少と低価格製品輸出のドライブによって、世界がデフレにはまる懸念は否定できない
特に国内過剰生産能力の逃げ場は、グローバル市場への安値商品輸出しかない。工場を稼働させるために、原価割れでも輸出する飢餓輸出が本格化しそうだ。

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アマゾン川が干上がる恐怖

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アマゾン川流域では近年乱開発が続き、森林伐採が急速に進んだ。アマゾンの熱帯雨林は、二酸化炭素を吸収して、地球の肺の役割を担っていたのに、その機能は急速に衰えている。水上交通で繋がっていた集落は、渇水で完全に外界から孤立してしまった。アマゾン川流域では、外界との交通だけでなく、通信も途絶えた集落が続出している。

アマゾン川の水温は各地で、文字通り沸騰状態だ。マナウスから500㎞上流にあるテフェでも水温は摂氏39度を記録した。まるで日本の温泉のような、ホカホカの高温だ。

アマゾンの熱帯雨林は近年、猛烈な勢いで伐採されたり、燃やされたりしている。この後に牧場主が入ってきて、牛や豚の大牧場を作る。農地に転換されると熱帯雨林は永久に失われ、元には戻らない。
伐採によって、温暖化ガスの吸収場所が消えるばかりではない。森林焼却によって、大量の温暖化ガスを排出する。牛の放牧場にするので、大量のメタンを排出する。温暖ガスの吸収役が、最悪の排出元になってしまう。

火災が繰り返し起こることで、森林は完全に破壊される。乾季の長期化、気温上昇が以前の水準に戻らねば、アマゾンの森林破壊は元に戻らない。

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