自分ごとと他人ごと

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エグゼクティブ コーチング トレーナー・秋山 ジョー 賢司

何かが起きた時「自分ごと」として捉えるか?「他人ごと」として捉えるか?これによって結果が大きく変わる。この「自分ごと」という概念。実は、人によって随分と違ってくるのです。

多くの人にとっての「自分ごと」は、自分に関係があるのか、ないのかを判断することから始まります。
これは、私には関係ない?これは、私に関係ある?

優秀なビジネスパーソンは、その状況は自分に「関係がある」という前提で、何をすべきかを考えます。だから、初動が速くなります。

稼ぐ社長は、何をすべきかという発想を超えて、起きたことを「どう活かすか?」と考えます。それも、自分にとって良い事であろうと、良くない事であろうと「どう活かすか?」を考えます。
信頼していた部下が辞めたとしても、良い新人が入ってきたとしても、どちらも単なる「人の移動」。それをどう活かすか?
売り上げが伸びなかったとしても、新しい契約が取れたとしても、どちらとも単なる「結果」。それをどう活かすか?
尊敬できる経営者に出会ったとしても、反りが合わない経営者に出会ったとしても、どちらも単なる「出会い」。それをどう活かすか?
AIで自分たちの仕事がなくなりそうだとしても、期待できるアプリが世に出たとしても、どちらも単なる「時代の流れ」。それをどう活かすか?

稼ぐ社長は、自分に関係あるからやるしかない、という発想にはなりません。自分に関係あろうがなかろうが、起きた出来事すべてを、自分のために活かす。このことを「自分ごと」と呼ぶのです。

経営者のマインドセットの秘訣
起きた現象すべてを自分のアウトカムのために活かす。それが「自分ごと」。

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