ある新聞の広告に「新人になろう」という掲載がありました。大リーグロッキーズの松井稼頭央選手。その広告にはこうありました。
松井稼頭央、 大リーグ挑戦。
このニュースはなぜ、僕らの心をこんなにも躍らせるのだろう。活躍が予感できるから、という理由もあるけれど、それだけじゃない。きっと、彼ほどの実績を残した選手が、もう一度スタートラインに立とうとする姿勢に、心が騒ぐのだと思う。
気持ちひとつで、人はいつでも新人になれるという単純な事実に、ワクワクするのだと思う。
高度経済成長とかバブルとか、そんな言葉たちのせいで、一度頂点を見てしまった気分のニッポン。
でも最近この国にも、再びスタートラインに立とうという気概が、満ちてきたように思う。僕らもスタートラインに立ちませんか。新人になりませんか。気持ちひとつでいいんです。よく笑う新人。ちゃんと怒る新人。上司に意見できる新人。部下を叱れる新人。子供ともっと過ごす新人。親との時間を増やす新人…。
自分にとって新しい試みをすれば、誰だって新人です。「どこまで自分が伸びるか楽しみです」
松井選手の眼前に広がる、青く澄んだベースボールパーク。それはカタチを変えて、私たちの前にも広がってゆくはずです。「新人になろう」。
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