里中一人
沖縄の軍用地に投資して手堅いリターンを得る、
という不動産投資のマニュアル。
・超ローリスクで年利3%
・日本政府が借り主(家賃の滞納リスクなし)
・土地だけなので減価しない
・景気に左右されない
・流動性が高く、換金しやすい
・通常の民間地と比べて固定資産税が低い
・国に売却できる(譲渡所得税控除で5000万円まで非課税)
・現地調査も測量も必要ない(そもそも基地に入れない)
・軍用地料は今後もゆるやかに上昇する見込み
現在、軍用地投資はものすごい人気で、出たらすぐに売れる状態
軍用地の地主には、日本政府から毎年、軍用地料(借地料)が支払
われます。しかも、その額は毎年確実に上がり続けています
本来、軍用地料は米軍に土地を奪われた住民たちへの補償として、
かつての地主へ支払われてきたもの。しかし、相続税を支払えない
などの理由で手放す人が増え、軍用地が不動産市場に出回り始め、
今では、県外の富裕層たちが軍用地を買い集めているのが現状です
沖縄では多くの会社員などが退職金で購入しています
沖縄の不動産広告は「軍用地売ります・買います」の文字だらけ
いわば“家賃”といえる「軍用地料額」の総額は、1972年の沖縄の
日本復帰以降、平均5%以上で上昇しています
通常、1週間以内に買主が見つかり、2週間以内に現金化できる
仮に、3000万円の現金を軍用地に組み替えた場合、相続税評価額
は3000万円から1008万円と約3分の1になりました
「電話による問い合わせのみ」という対応の不動産業者も多い
「軍用地」の販売価格は、一般の土地のように面積に対して坪単価
を掛けた金額が販売価格ではなく、年間の借地料に基地ごとの相場
の倍率を掛けた金額が販売価格になります
人気が高いのは「嘉手納飛行場」や「航空自衛隊那覇基地」
最大のリスクは「基地返還」
軍用地を買うなら「自衛隊基地」よりも「米軍基地」
「土地賃借料算定調書の種別」で上昇率を見抜く
「宅地見込み地」は単価が上昇しやすい
「返還後の跡地利用」まで見込んで投資する
返還が遅れても給付金が支給される
沖縄県外でも銀行融資を受けられる
契約前に「軍用地料の日割精算」を必ずチェック
もちろん、基地返還のリスクはありますし、そもそも沖縄の方々が
返還を望んでいるものを購入して賃料得るのってどうなんだ? と
いう疑問は残りますが、投資の一つの手段として知っておいて損は
ないでしょう。
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