「パーソナルブランドは無駄」

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ティモシー・フェリス

起業家は、ビジネスを構築して、自分が現場に関わらなくても、収益の上がる仕組みを作らねばならない。自分が有名になり、ギャラを上げることを目的にしている芸能人とは、目的が全く違う。

起業家とブランディング、この二つの発想は、正反対なのです。講演者は、ある意味では芸能人だ。立場が違う。起業家が、パーソナルブランドを構築し、育てようとする事は、とても大きな障害になる。

ツイッターのフォロワーを沢山集めようと努力している起業家たちを沢山見てきた。彼らは、闘牛士に向かって行く牛のようなものだ。赤い旗を目がけて突進するが、結局、そこには空気しかない。

PRやマーケティングに金を掛ける代わりに、商品設計やデザインに投資する社長がいるが、それが正解だ。デジタルの世界では、より優れた商品であるという事が優れたPRやマーケティングになる。その逆は、成立しない。

パーソナルブランドを作ろうとするよりも、良いパーソナル商品を作ることが先だ。良い商品は、そのうちブランドに育っていく。

エンジンオイル、OEMの仲間の勉強塾より

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