スーパーの新生き残り策

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テレビ東京のワールドビジネスサテライト(WBS)から。

日本全国に2万点店以上あるスーパーマーケット。
ネット通販の拡大や少子高齢化で、
20年前に比べて売上高が2割近く減るなど、厳しい状況。
そんな中、スーパーの食品売り場が、
続々とレストラン化している。

業界最大手のイオンでは、食品売り場の真ん中に
イートインスペースを設置。
外食需要も狙おうとしている。

でもこの形態、既にみなさんご存知ですよね。
そうコンビニです。イートインスペースのあるコンビニを
たまに見かけます。
コンビニでは、生鮮食品や総菜の種類も充実させ、
スーパーに真っ向勝負をかけている。
中堅スーパーの「いなげや」では、全店舗138店で
イートインスペース導入を目指す。
同時に総菜の種類も多く取りそろえ、
総菜の売り上げは他の店に比べ3割近く高くなった。
その「いなげや」の成瀬社長は新しい価値を提供し続けなければ
スーパーは生き残れないと語る。

文章ではイメージしにくいと思いますが、
実際の映像を見るとそこで買ったものをイートインスペースで
「出来立てはおいしい」という客のコメントを見ると、
外食産業に近いフードコートのような形態に
なっていると思いました。

売上が伸びず苦戦している、
とただ手をこまねいているだけでなく進化しているスーパー。

強いものが生き残るのではなく、変化できるものが生き残る。
コンビニも進化しています。
外食産業も脅威ですね。進化しないといけません。

軸足を「顧客の利便性の向上」と考える。
このような視点で更に考え続ければ、
まだまだ新しいビジネスはあるのかもしれません。

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

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