最後に勝つ負け方を知っておけ

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アントニオ猪木

猪木さんは「環状線理論」を提唱していました。
環状線の中のコアなファンだけでなく、
その外側にいる人たちを引き込むことが
プロレスを盛り上げるには必要だという集客理論で、
だからこそ異種格闘技戦や
旧ソ連のアマレス選手らをリングに上げるなど、
常人には思いもつかないことを
どんどん仕掛けていったのでしょう
(棚橋弘至)

みんなが反対することほど、それが実現した時の実りは大きい。
苦労はあるだろうけど、十分に報われる。
それが史上で初めて、誰も手掛けたことがない事ならなおさら。
たとえ金は儲からなくてもいい。月面着陸第一号と同じなんだ

プロレスも交渉も“受け身”が取れると簡単には負けない

世界の一流レスラーというのは、
みんな必殺技、強さのほかに、観客を魅せるものを持っていた。
メインイベンターを張れるのは、そうした“華”を持った
選手ばかりだ

50%の可能性で突っ走るということには、
ある程度の“開き直り”も必要だろう。
それは、恥をかくことに慣れ、
恥をかくことを恐れないことだ

偉い人と話す時ほど自分の信念を貫け

この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ。
危ぶめば道はなし。
踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。
迷わず行けよ。行けばわかるさ。

自信などというものはできるだけ早く、
いったん失くしてしまったほうがいい。
そうすれば、もっとより多くの勉強と体験を積む機会が増える。
結果として勝利者になれるのではないだろうか

ある先輩にこう忠告された。
「猪木よ、絶対に逃げるな。逃げちゃダメだ。
金を借りたら、その人のところにひんぱんに顔を出せ!」

「下座の心」を単純明快に表す方法が、“挨拶”なんだ

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

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