年収をあげる「躾」の中身とは

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伊勢雅臣氏の国際派日本人養成講座より

〇年収は、知能指数ではなく、「躾」で決まる

「人をつくれば、利益は勝手についてくる」
これは、個人にもあてはまるようです。
個人でいえば、「人格をみがけば、年収は勝手にあがっていく」となるでしょう。
「幼児の頃にきちんと躾られると、
大人になってから社会的にも成功し、年収が高くなる」
という興味深い調査結果がある。

神戸大学の西村教授は、「躾と年収」という
興味深い調査をした。
すると、親から「躾」をきちんとされた人は、
されなかった人と比べると、
年収が86万円高かったというのです。
これ「40年間働く」ことを考えると、3440万円の差になります。

〇年収をあげる「躾」の中身とは?

ところで、「躾」と一言でいわれても、
訳がわからないでしょう。
西村教授によると、「躾」の中身は、
「4つの基本的なモラルを親からちゃんと教わったかどうか?」
なのだそうです。

では、「4つの基本的なモラル」とは?
1、ウソをついてはいけない
2、他人に親切にする
3、ルールを守る
4、勉強をする
である。

このことは、私たちに大きな希望を与えます。
つまり、「善人は栄えることが証明された」
ということでしょう?
実際、日本を代表する大企業でも、「ウソをついた」
「ルールを守らなかった」(たとえば不正会計処理など)で、
ボロボロになっていくのを、
私たちは目にしています。

そういえば、「ウソをつくのは善」とする教えを、
支配者層が「バイブル」のようにありがたがって
学んでいる国もある。
私たちはその国の脅威に怯えていますが、
彼らが「ウソをつくのは善である」などと信じているので
あれば、繁栄は長つづきしないことでしょう。

それより、私たちが恐れるべきは日本で
1、ウソをついてはいけない
2、他人に親切にする
3、ルールを守る
4、勉強をする
という「4つの基本的なモラル」が衰退していくことです。

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

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