コミュニケーションの大切さ

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日本ラグビー前監督、エディー・ジョーンズ

体の小さな日本人が大きな外国人相手にどう勝つのか。
当たり前ですが、相手に合わせるのではなく、
自らの特性をどう生かしていくかが重要。

何かを変える時には、時には極端なこともしないといけない。
これは経営者の質問に答えていましたが、
例えば会議で意見が出ない時、
経営者は「意見がないならこれで終わり」と
会議室から出てしまえばいい。
そうすると、次回から意見が出るようになるはずなど。

試合中のコミュニケーション”金曜日の居酒屋”

ただ意味のない声を出すのではなく、
大切なことを周りに知らせるため
お互いの声を出さないといけないということ。

具体的には誰にディフェンスを仕掛けているのか、
どこにボールがあるのかを明確にして声を出す。
私も経験があるのですが、
ディフェンスをする時はなかなか声がでません。
(密集したりすると、意外と声は出るのですが、
それ以外の動いている場合出す余裕がありませんでした)
実際、映像でも最初はディフェンスの場面では
声が出ていませんでした。

そこで如何に意識して声を出すかということ。
誰にアタックしているか周りに知らせることで、
その他の選手にも何をしようとしているのか分かって、
もし抜かれたとしてもカバーする準備ができる。

これ、会社の中でも同じだなと思って見ていました。
よく大事なことは抜けていて、
どうでもいいことに拘っている場面に出くわすことがあります。
何をどうしようとしていて、現状どこまで進んでいる。
会社ではこんな感じでしょうか。

これが大事な場面で抜けてしまったりして、
ラグビー用語での”ホスピタルパス
(病院直行のパス=パスされた瞬間に相手のタックルを受けて
撃沈・・・):
会社で言えば、もうどうしようもないところまで
進んでしまっての報告や相談”となるのでしょう。
もっと早くに言ってくれれば何とでもしようがあったのに、

何で今なの?って感じですね。
まあ、そこまで放っておかせてしまうことの
反省もしないといけないのでしょうが。
やっぱり、コミュニケーション、大事です
如何に、言いにくいことでもちゃんと言い合える環境、
これを作っていかないといけませんね。

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

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