グローバリズム

Pocket

世界のビールビジネスの競争は、これまで規模拡大の競争だった。規模経済の追求により利益率を上げる。そこから生まれたキャッシュフローで買収を繰り返して成長してきた。

ところが、ここ数年、先進国では特徴あるクラフトビールの台頭が著しい。この様子は、世界の情勢とも似ている。

資本主義の行く末である規模拡大型のグローバルビールメーカー。これに対する、地域密着や文化・伝統を背景にする特徴あるビールメーカー。グローバルリズムと反グローバリズムを見ているようだ。

グローバル化で、かえって民族・宗教の対立は先鋭化している。異文化と共存できなくては、正しいグローバリズムではない。ビールは趣向の違いだから共存は簡単だが、後は、そうはいかない。

エンジンオイルのOEMの仲間の勉強塾より

Pocket