土井善晴
日本人の多様性は、
日本の四季で育まれた感性と他者によって育まれる。
人はどうやって料理をするかというと、
これまでの経験と、季節と、家族の好み、予算、
そして「今」という時間ですよ。
急いでいるのか、いないのか。どれだけの時間がとれるのか。
そうしたことを総合して、作るのが料理なんです。
だから、料理が「できた」と私たちは言うでしょ。
作ったとは、言わない。
結婚だって「結婚します」ではなく、
「結婚することになりました」と言って
挨拶するじゃないですか。
「ことになりました」って、
自分のことやのにと思うかもしれませんが、
それは、周囲の理解や後押しがあって、
という意味を含んでいるんです。
つまり、日本人の多様性というのは、
自分以外のものとの関係性の中で、
幸せを見つけるこということなんです。
エンジンオイルのOEMも、これは必要です。
周りとの良好な関係の中で仕事を進める。