「堂々と立つと脳が自信」

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日経産業新聞「新実践コミュニケーション改革」

国際会議などでの記念写真。
座っている場面ではなく、立っている場合。
居並ぶ各国の首脳写真たちの姿勢はどうなっているか。

ビジネスパーソンも新年会や企業のイベントなどで
並んで写真を撮ることがある。
その時、どのような姿勢をとるだろうか。(あなたはどうか)
100種類ほどの集合写真を見ると80%ぐらいが
手を前にしてもう片方の手のひらに乗せるスタイル。

さて、首脳たちの写真はどうか。
大半の首脳は、ほぼ体の横に垂直におろしている。
なぜ手を交差させないのか。

彼らはどのような姿勢が好ましいかを教わっている。
姿勢はある種のメッセージを包含している。
手を交差するのは「守り」の姿勢と見られるし、
体を小さく見せているとも受け止められる。
両手を下におろすことで胸をそらすことができ、
堂々とした姿勢になる。
一国を代表しているのだから堂々としていないといけない訳だ。

「金田正一物語」
プロ野球400勝投手の金田さんの物語を
漫画で紹介していました。もう30年以上も前のものです。

その中でお母さんが少年金田さんに言った言葉が
強く印象に残り、
今でも実践していることがあるのです。
それはお母さんが「正一、胸を張って歩け。姿勢が良くなる。
そうすると体が大きくなる」
そんな感じの言葉で、それまで前かがみで
頼りなく歩いていた金田少年は
胸を張り堂々と歩くようになって、体も大きく成長した・・・・
私は子供の頃体が小さく、大きくなりたい一心だったので、
この言葉を強く意識したのだと思います。

それから、なるべく歩く姿勢には気を付けてきました。
特に精神的にまいる時、体力的にしんどいときなど
猫背になりがちですが、
そこでも姿勢よく歩くことに心掛けます。
姿勢よくすると不思議と少しましになるような気がします。

「堂々と立つと脳が自信」とありましたが、
偉そうにするのではなく、
姿勢をしっかり保つことで、
精神的にも安定するのではないかと思います。
写真に写る姿勢にも気を付けていきたいと思います。

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

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