『理系に学ぶ。』

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学生時代、ゼミの担当教授に言われたことは、
「市場と技術なら、迷わず市場を選べ。
技術はカネで買える」ということでした。

しかし、現実を見ると、最近活躍している経営者には
技術者、理系出身者が多く、彼らの能力は希少なため、
カネで買うのは極めて難しい状況です。

こうなると、多くの文系出身者には、
理系コンプレックスが生まれて当たり前。

「世の中のことは20%くらいは違っているかもしれない」と
疑ってないと、えらいことになりますよ
(養老孟司)

ロジックで組み立てた話は、
だいたい結論が同じになってしまう。
論理的な議論として非論理的なことをやるというか、
非合理的に見えることをやるのが
結局合理だということじゃないですか
(川上量生)

映画に限らず、佐藤さんは広告でも、
「作り方を作る」ところから始めている印象があります
(川村元気)

CBGBって「AB A’B’」という構造をしているんです。
例えば『ぐりとぐら』とか『キットカット』も、
CBGBの形をしている。
それで、「次にネーミングかキャッチコピーを作るときは、
AB A’B’でいこう」と思っていて、
そこから生まれたのが『バザールでござーる』です
(佐藤雅彦)

ディープラーニングで
画像認識が高いレベルでできるようになると、
次は「身体能力の向上」「言語技術への適用」という
順番で進化していきます
(松尾 豊)

人を笑わせるということは、
人工知能でもいけるかなと思っています。
特に一発芸的なものは、
ディープラーニングが
どんどん自分で試行錯誤しながら、
精度を高めていくはずです
(松尾 豊)

芸樹的に美しいとか、
人間の進化の過程で
いろいろなパラメータとして作り込まれた部分に
依拠する感情を
人工知能が模擬するのは、すごく難しいと思います
(松尾 豊)

クローズドだからこそ余分なものは排除したかったんです。
例えばメールで言う「件名」も要らない。
LINEのチャットの部分は
日本では「トーク」となっていますが、
まさに会話をするようにLINEを使ってください。
そうなると、既読かどうかが分からないと、
リアルタイムでぽんぽんと会話は成立しない
(舛田 淳)

最近気づいたのは、人間が誰かを求める感情をすべて
「恋愛」という単語にあてはめようとすると、
どうしても無理が出てくる。
今は価値観が複雑な時代になって
「あなたと私」の生きている宇宙に
隔たりができてしまっている。
だから「恋愛」はもう、
みんなにとって共有されるものじゃないし、
危ういなと思ったりもしています
(川村元気)

あんまり分けちゃいけないよね。
数学も文学もそれぞれが一つの言語で、
言語によって表現できることや考えることが違うだけ。
アーティストだけがアーティストなわけじゃないし、
物理学者だって芸術家だってこと
(伊藤穰一)

ロジックで組み立てた結論は、みな同じになってしまう。
当たり前ですね。
エンジンオイルのOEMfは、そんな落とし穴に落ちないようにしよう。

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