『自分を鍛える!「知的トレーニング」生活の方法』

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ジョン・トッド

刺激がないと動かないような頭脳の持ち主は、何をするにしてもその刺激を待っていなければならず、生涯ほとんど何一つ達成することはできない
謙虚な人のほうが、生意気な人間よりも、同胞からはるかに思いやりや善意を受けやすいものである。その謙虚さがゆるぎないものであるためには、それは正しい自己認識に基づいていなければならない。そして、これこそ勉学の成果であろう

二つのうち、どちらを先にやろうかと絶えず迷っている人間は、どちらもやらずに終わるものだ
服装は簡素で清潔であること、上着も帽子も靴も肌着に至るまできちんとしていること。しかし、これが人生の一大事だなどと考えてはならない。肉体は魂の器にすぎないのだから、容姿をあまり重要視しすぎてはいけない

「速く行なう」より「入念に行なう」クセをつけよ
「心の猛獣」を自由に扱える人こそ本物の英雄
復習の積み重ねは「信じられないほど効果的な進歩を生み出す」(ヴィッテンバッハ デンマークの古典学者)

自分の生活様式を堕落させるような友だちとはつきあわないようにするのと同じく、自分の文体を損なうような本は、読まないようにすることである

セネカはいみじくも言っている。『時間に強欲になることは美徳である』
頭脳を休め、活力を早く取り戻すには、他の勉強にとりかかること
手をつけてはおしまいまで完全にやり遂げないような習慣を身につけてしまうと、その害は一生を通じてますますひどくなる

たとえその集まりが多人数の集まりであれ、少人数の集まりであれ、そこにいない人の悪口を言えば、間違いなく相手の耳に全部とどく
“自画自賛”は聞いている人の心を逆撫でする

仲間の間ではけっして感情をむき出しにしないことだ。たとえ意地悪をされたり怒らされたりしても、そこで興奮してはならない。どんなに大声で怒りを爆発させたくとも、完全に冷静を保ちなさい。
「冷たい刃ほど切れる」のだから、必ず論争に勝てるはずである。挑発に対して冷静に立ち向かう人のほうが、必ず仲間の支持や尊敬を集める

人生において大事なことは、知ることよりも行うこと。

エンジンオイル、OEMの仲間の勉強塾より

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