「何故、分かっていても実行できないのか」フェファー

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計画だけでは、未来はやってこない。
なのに、多くの組織が話し合っただけで
行動した気になってしまう。

問題点を綿密に話し合い、全員が賛成するまで
徹底的に議論を重ねるうちに
問題が解決したような錯覚に陥る。

意思決定した内容が、実現したかどうかを確かめる
メカニズムが欠けているからだ。

意思決定を現場の行動に、確実に繋げるために
知識もあり、仕事もするリーダーが必要だ。

リーダーが伝える原理原則は、単純明快な方が良い。
組織が大きくなるほど、
明快な方が末端まで確実に繋がり、実践可能なものになる。

過去のやり方に拘ると、積極的な行動ができない。
人も組織も、成功体験を重ねると、
満足して学習意欲を失いがちだ。

将来の行動を、過去照らして判断していたのでは
革新的な製品やサービスは生まれない。

前例を乗り越える勇気を持つ事。
組織がそれを許容する雰囲気を持つことが重要だ。

 

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組織力を発揮する採用戦略

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得意分野を持った人に適材適所で活躍して貰う。

専門家としての経験だけでいいのに、
全体的なバランスまで求めるから、人材が採用できなかった。
ここで割り切る必要がある。
受け入れる側で必要なスキルが合致すれば、
その他は、ある程度は目をつぶる。
人物的に問題が無ければ、苦手な所は会社でカバーする。
そうすると、みんなの得意なところの合計が会社の力となる。

会社は、できるだけ社員の強みが生きる人事をする。
アベレージが60点の人よりも、1教科90点の人を集め、
それぞれの分野で活躍して貰う方が、人も組織も活性化する。

ドラッカー
「強みにフォーカスする」
組織の役目は、人の強みを成果に結び付け、
人の弱みを中和することにある。
あらゆる者が、強みによって報酬を手にする。
弱みによってではない。
常に問うべきは、我々の強みは何か?である。

 

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