笑顔は体を強くする

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幸福な笑顔が遺伝子に及ぼす影響は、遺伝子解析で確かめられている。

目標を達成して幸福感を持っている人は、炎症を起こしにくく、
ウイルスや細菌に強く、病気になりにくい遺伝子の発現形式に変わっている。
幸福感があると、2万個もある遺伝子体系であるヒトゲノムに影響を与える。
NK細胞が高まり、病気になりにくくなる。

おかしいモノを見て、ただ笑っているだけでは、
享楽的幸福なので、楽しいという感覚が同じだけ。
遺伝子の変化までは起こらない。

遺伝子を変化させるためには、次の2つだけで十分だ。
まず、アミクダラ・パニックを起こさないように心掛ける。
次に、心から本当に良い事を伝えて、感動すること。

ストレスが来ると、脳内の扁桃体(アミグダラ)が不快か、快かを判断する。
快だとスルーするが、不快と認識するとパニックを起こす。
アドリナリンが高まり、交感神経が刺激される。これがアミグダラ・パニックだ。
これが頻繁に起こると、記憶の中枢である海馬が委縮する。

笑いが体に良いとはいっても、他人を嘲ったり、
人を叩いて笑いを取るブラック・ジョークはアミクダラ・パニックを起こすので
避けたい。

 

 

 

 

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イジメ

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イジメは、異分子の排斥だ。

寄らば大樹の陰、付和雷同、
空気を読んで流れに乗っていれば安心、
見て見ぬ振りをするのが得といった根性から生ずる。

イジメが多い少ないは、その社会の自由さを測る
リトマス試験紙だ。
小手先の対策で済まそうとするのなら、
それは、リトマス試験紙の色を塗り替えて安心するようなことだ。

多様性、独創性、個を尊重することが、
遠回りに見えるが、イジメを減らす王道だ。

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