「グッドワークス」P・コトラー

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フリードマンが「事業経営者は、株主の利益最大化以外には、何の責任も持たない。」と論文を発表した。

そのおかげで、1970年代まで、世界的企業は、
企業の社会的責任(CSR)には、消極的だった。

今や、フリードマンに賛同する経営者は少ない。
むしろ、企業は社会に存在する解決すべき諸課題に
積極的に関与する事で、自らの事業に好影響を
もたらそうとしている。

それには、善意だけでなくて、マーケティングの活用が
有効である。
社会的な貢献に向けた企業の主義主張であるコーズを、
戦略的に取りいれて行くべきだ。
これは、企業や、そこで働く人に達成感を与え、
企業の社会規範の確立へと繋がる。

ペットフードメーカーの犬の里親探し、
損保会社による10代ドライバーの安全教育などは
良い事例である。

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