戦争にも目的がある

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上岡 龍次

戦争全てを否定することは容易。
しかし、現実世界は良い戦争と悪い戦争が存在する。
この現実を無視し、全ての戦争を否定すれば
自分の人権も否定することになる。

国家の戦争目的
A:主権を護る
B:覇権を争う
C:利権を争う
D:主義・宗教を争う
E:国内権力を争う
F:植民地争奪
G:略奪

人類の戦争観では、植民地争奪戦と略奪が目的の戦争は
悪い戦争と見なされた。
しかし、他の戦争は良い戦争として見なされている。
良い戦争の典型が「主権を護る」目的の戦争。
何故なら、国家主権が国民に人権を与えているから。
国民は国家主権を失えば無人権になる。
だから、主権を護る戦争は良い戦争になった。

全ての戦争を否定すれば、自らの人権を否定することになる。
さらに革命も独立戦争も否定するから、
国に対する闘争も否定することになる。

平和論者は、革命と独立戦争を経験した国を
否定していることに気付いていない。
戦争は善悪論ではなく、国民の人権を軍隊で守る強弱論。
国民の人権は国家が与えるから、
国家は滅びないために戦争する。
国家の戦争目的は、国民を無人権にしないため。
国家に戦争するなと言うことは、
「私を無人権にしろ!」と言うことになる。

こういった勘違いは、エンジンオイルのOEMには
持ち込まないようにしよう。

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Life shift

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リンダ・グラットン教授(ロンドンビジネススクール)

今日の日本で生まれる子供の半数以上は
少なくとも107歳まで生きる。

これまでの人生は20代まで勉強し、
60代まで働き、老後生活に入る
3ステージだった。

それが今後は80代まで仕事をしたり、
趣味やボランティアに生きたり、
また仕事に戻ったりのマルチステージになる。

エンジンオイルのOEMも、
まず80歳までやろう。

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イチロー選手の姿勢 

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僕は、子供の頃から自負がある。
それは、人に笑われた事を、常に達成してきた事。

バッティングセンターでは、
「あいつ、プロになるつもりか」と、いつも笑われていた。
だが、僕は実際にプロ野球選手になった。

アメリカ行きが決まった時、
「首位打者になりたい」と言って笑われた。
しかし、これも2度やってのけた。

「常に人に笑われてきた歴史、悔しい歴史が、僕の中にある。
これからも、それをクリアして行きたい。」

彼は、笑われた事や悔しい思いをしてきた事を、
怨むでもなく、忘れるでもなく、
そうした逆境をバネにして、力を蓄えてきた。

どんなに人に笑われようと、決してブレない。
むしろ、苦境を自らの力に換えて、
信じる道を、ひたむきに突き進む。

いざというとう時に、力を発揮できるように、
人知れず努力を重ね、日々の鍛練を怠らない。

エンジンオイルのOEMにも、こんな前向きな
好い根性を持って仕事したい。

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映画「マネーボール」より

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米国メジャーリーグ球団、アスレチックスの
ゼネラルマネージャーのビリー・ビーンが
統計分析によるコンサルティング手法を導入した。

ビーンは低賃金の球団で
効果的なチーム編成をするために、
統計手法を積極的に活用した。

チームの勝利に貢献する出塁率の統計指標が高いが、
従来の個人成績が低く報酬の低い選手を優先して
チームを編成した。

この結果、2003年にはヤンキースの3割の予算ながら、
勝利数は同じといった生産性の高さを示した。
米国では、そのために中小企業経営者の
カリスマとして有名である。

彼はスカウティングでコーチの直観に頼らず、
チーム勝利への貢献に関する
費用対効果の指標を重視した。

だが、野球人、特に監督やコーチは、
彼の現場主義否定に反感を持ち、
優れた選手が育成できず
真に強いチームを作れていないと批判した。

実際、彼のチームはワールドチャンピオンにはなっていない。
有力選手も彼の球団を敬遠した。

企業で言うならば、
現場主義の生え抜き管理職と、
コンサルティング手法を重視するトップとの
考え方の対立と同じだ。

エンジンオイルのOEMの営業にも、
統計分析を取り入れたい。

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