『頭に来てもアホとは戦うな!賢者の反撃編』

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田村耕太郎
「賢者の反撃編」というタイトルが付いていますが、あくまでアホとは戦わないのが著者の基本スタンス。

アホになってしまうことは、個人や組織の戦闘力を落とすことにつながる。アホが跋扈する組織には有能な人材は近づかない

Don’t fight every battle.

戦わないためには武器を持って目的に集中することだ。アホを含め、誰に対してもリスペクトを持って、楽しく、親切にし続けるのだ

アホを自分から遠ざけるためには、つけいる隙を与えないことも大事だ。そのために必要なのが「余計なことを言わない技術」である

徳川家康もブッダも言っていたが、人生には苦労しかない。しかし、キレて投げ出したら終わりだ
世界共通で高い評価を受けるには、「あいつはいつも感情が一定」と思われること

敵をつくったりするのは愚かなことなので、あくまで表面上は友好的に、しかし無駄に利用されないことが必要

アホと戦わないために、思い通りの転勤や社外でキャリアアップできるモビリティを得るためには、社内でコツコツとした準備が必要

人は社会的な生物ではあるが、今際の際を迎える時は一人である。その瞬間を、自分の意思で生きてきたと振り返れる人間こそが賢者だ

正面からやり合う戦いは、勝っても負けても後味が悪い。そこでオススメするのが、戦略的にちょっとだけキレることだ

わかり合えない人こそが自分の認知能力を拡張してくれる

どんな成功を成し遂げていようが、間違っても「俺はすごい」オーラは出さない。言葉遣いも相手が年下であろうが、自分が上客であろうが、丁寧に敬語で対応する

変化に適応できない人間はアホへと落ちる可能性がある

自分を律しないで一見楽な道を行くと、お金がなくなったり、信用を落としたり、健康を損なって大病して時間をなくしたり、結局苦しい道を行くことになる

エンジンオイル、メーカー、OEM仲間の経営塾より

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