『世界のVIPが指名する 執事の手帳・ノート術』

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新井直之

中でも印象に残っているのは、
ある大富豪の「分厚い手帳」です。
その手帳が、どれくらい分厚かったかというと、
英和・和英辞書くらい。
およそ10センチ弱はあったのではないでしょうか。
おそらく特注で作らせたもので、
中身は、1ページあたり1週間の、
12年分のカレンダーでした

「人生80年というよね。
たとえば、この手帳を20歳から使い始めたとして、
1冊目を使いきると32歳、2冊目を使いきると44歳、
3冊目を使いきると56歳、4冊目を使いきると68歳、
そして5冊目、いや、6冊目を使いきるころには、
おそらく、この世から自分はいなくなる。
そう考えると、時間の大切さがわかるんだよ」

カレンダーに「分ける」要素があるとすれば、
それは「公と私」ではなく、「緊急性と重要性」です。
私は、この2点にしたがって、
次のような色分けをしています。
・ピンク──緊急かつ重要な予定(現在の仕事の打ち合わせなど)
・赤──緊急ではないが、重要な予定(将来の仕事に
 つながりそうな人との会合など)
・黄色──緊急だが、重要ではない予定(人に代わって
 もらえる作業など)
・青──緊急でも重要でもない予定(仲間内の飲み会など)

1年分のカレンダー(昨年)を
プリントアウトして並べてみると、
どこが繁忙期でどこが閑散期だったかがわかるため、
次の1年の見通しが立てやすくなる!

「MFクラウド経費」は、領収書を撮影し、
勘定項目などを選んで登録するというもの。
スマホの機種によっては、
Suicaなどの交通系ICカードと連携させて、
交通費を一気に読み込む設定も可能です。
個人の場合、領収書をスマホで撮影するだけで、
経費管理もしてくれるので、圧倒的に効率がアップします
(月300円~)

「Eight」のいいところは、
前に登録した人が、配置換えや転職によって
新しくなった名刺を登録し直すと、
自分のところにも「◯◯さんが名刺を更新しました」と
お知らせが入ること

「外出日」と「内勤日」を決めて移動時間のロスをなくす

外出日と内勤日を分けると、集中力にも差が出てきます

「打ち合わせ1時間病」を治療するには、
アポを「15分スタート」にするのも効果的

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

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