『何をやっていても、 貴重な自分の命・時間・人生は消耗される』

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斎藤一人

人は何度でも生まれ変われる…。
私はそう、思っています。
だから、今世でできないことがあったら、
来世でやればいいんです。

でもやっぱり、今世は一度限りです。
そんな一度限りの人生を生きる思いを表したのがこの詩です。

〇『絶対なる肯定、絶対なる積極
いつでもどこでも命がけ』

人間は生まれたら必ず死にます。
ということは、生まれた瞬間から
人は死というものにどんどん進んでいくんです。
だから、この原稿を書いている今も、
私は命がけで書いているんです。
つまり、命がかかっているんです。
温泉に入っているときは、命がけで温泉に入っています。
勉強しているときでも、命をかけています。

命というのは時間なんです。
だから「いつでもどこでも命がけ」というのは、
その時間をかけているという意味なんだよね。

それで「絶対なる肯定、絶対なる積極」って
どういう意味ですかっていうと、
私たちの命はつねに前へ前へと進んでいます。
必ず一秒一秒前進しているんです。

だから、ものごとを否定的に捉えようが、捉えまいが、
時間は前にしか進みません。
「肯定的に捉えたら時間が逆戻りしました」
っていうのはないからね。
私たちはつねに前に向かって進むしかありません。
死に向かって前進しているんです。

人は横を向きながらでも前進するし。
後ろを向きながらでも前進しているわけだよ。
私たちは、前へ前へと絶対的に進む生きものなんです。

それが後ろ向いたり、横向いたり、あっち向いたり、
下向いたりしている人がいるけど、
みんなどこを向こうが、前にしか進めません。
だから、どうせ進むなら肯定的に前を向いた方が
安全なんだと、私は思っているんです。

そして、どんなときでも命がかかっているんだから、
目の前の人にやさしくして、自分も楽しく生きる。
それが私の思いであり、覚悟なんです。

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

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