「過去は変えられる」

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斎藤 一人

過去に起きた出来事が「不幸だった」「つらい経験だった」と思えばそうなるし、あのおかげで「自分は成長した」「今の自分がある」「だからすべてがよかった」と思えばそうなる。
見方一つ、考え方一つで、過去は変えられる。「幸福は、不幸の顔をしてあらわれる」何かが起きたその時は、「嫌なことが起きてしまった」と一瞬思う。しかし、少したってみてそれを考えると「あのことが幸せを運んでくれたんだ」と思えることは多い。ただし、「不幸の顔」があらわれたときに、文句や不平不満、グチ、泣き言を言ってしまうと、後から「幸福」はあらわれない。
なぜなら、口から発した言葉は現実化するからだ。
つまり、文句や不平不満、グチ、泣き言をいえば言うほど、もっと言いたくなるような現象があらわれる。

その悪い循環を断ち切る言葉はたった一つ、「ありがとう」という感謝の言葉。
嫌なことがあったとき、はじめに「ありがとう」と言ってから言葉を続けると、後の言葉はすべてポジティブに変わってくる。

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

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