『ヤバい心理学』

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神岡真司

仮説思考とは、筋の良い仮説を最初に立て、解決策を考えて実行し、必要に応じて検証する、という考え方です。
人間のしぐさや言動から相手のタイプを見抜き、どう対応すれば正解かを示した、心理学読み物。
話している相手の瞳孔がパッと大きく開いたら、その話題が相手にとって気になるものだということ

ウソをついた人は、実際あったことの記憶をたどる右脳ではなく、左脳をフル回転させて架空の出来事を構築しているため、右上に視線をそらせるということになります。つまり、「昨日は家で何してたの?」という質問に、視線を右上に向けた人はウソをついている

目と口が同時に動いて笑顔になったという場合は、“つくり笑い”疑惑が濃厚です。楽しいことがあったとき、人はまず口元をゆるめ、次いで目の表情を崩していくというのが普通

相手の発言が一段落するたびに目を見ると、あなたの内心はどうあれ、「わかってくれてる!」という印象を相手に与え、自分を認めてくれたあなたへの好感度は一挙にアップ

考え事をしているときや、なんとなく会話が盛り上がらないとき、その場の空気が停滞したときなど、口元に自然に手が──こうした人は、精神的に他人に依存したがる傾向がある
頬に手のひらをあてたり、耳たぶを指でつまんだり。話ながら頬や耳を触るというクセのある人は、サービス精神旺盛で話し上手、周囲を惹きつける能力に長けており、ナルシストが多い

何人かが話をしているとき、「このなかでプライドが高いと思う人は?」と問われたら、あなたはどんな人を指しますか? 正解は、「アゴが目立つ人」。生来のアゴの形状ではなく、アゴを突き出すようにして話の輪にいる人です。それはズバリ「この場の誰よりも優位に立ちたい」との自己顕示欲の表出にほかなりません
それまで普通に話していた相手が、何かをきっかけに、アゴを引いて上目遣いをするようになったら、何か反論があることを示しています

「いちおう」を多用するのは、慎重でプライドが高く、固定観念の強い、変更を嫌う頭の堅いタイプが多い

「えーと」を使いがちな人は、依存心の強いタイプ「えーと」で無意識に自分に注目を集め、今の状況を相手に共有してほしいという幼稚製の表れです

緊張しているときや遠慮する気持ちが強いとき、人はイスに浅く座る傾向があります

集中して会議を進めるコツは、あえて狭い部屋で行うこと

相手が激怒しているときには、特に低く落ち着いたトーンの声で対応する

バーなどでひとりで飲んでいる異性に声をかけるなら、閉店間際が有効

エンジンオイル、OEMの仲間の経営塾より

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