そろそろ循環に帰ろう

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 本間貴裕

そもそも人間は自然現象だから、何をしても自然の一部だと思うし、自然と対立したいなんて思ったことは無い。自然は大きすぎて圧倒的で、人間の理解を超えている。宇宙の次元から見るならば人間の叫ぶ環境問題は、やはり人間の都合。それでも今、人類は初めて自然を感知する時期が来ている。

都会は楽しいし甘えさせてくれるけど、自然の無限の魅力に、こうしちゃいられないと駆り立てられた。

ドラスティックに資本主義の仕組みを変えずとも、ゴールの設定を少し変えれば社会は変わる。正邪を問えば、必ず敵を生んでしまう。

それよりも、朗らかに一緒に楽しめる仲間を探したい。人類がいなくなっても、空や海は残る。地球は老いる、それも仕方ない。永遠じゃない。

だから、老い方、終わり方は美しくあって欲しい。

自然って都会とか田舎とかの問題じゃない。本人の中に好いバランスを保って、常に変化しながら個の輪郭を持つ。何処を切っても周囲と上手く循環しているのが自然ということだ。

楽しく生きる ! がいい。

エンジンオイル、OEMの仲間の経営塾より

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