エクスペリエンス・マーケット

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●モノを売るな!ニーズを聴くな!
必要なモノを既に手に入れている消費者には欲しいモノは無い。
何が欲しいですかと聞いても、新しいモノなんて発想できない。
だから、ニーズを聴いてはいけない。
消費者が想像もできないモノやコトを、見せてあげる。
そして欲しいと思ってもらう。

●差別化するな、独自化せよ
差別化しようとするのは、お客様を見ていない証拠。
競合他社ばかりを気にして、消費者不在に陥りやすい。
貴方の価値を認めてくれるのは、競合他社じゃなく、お客様である。

●お客様は神様ではない
お客様を、お客様扱いしていると上下関係ができてしまう。
お客様と思うのではなく、仲間や友達と思う事が、これからは大事になる。

●ロジカルシンキングするから成功しない
今の時代はロジックやデータよりも、直感が大切になっている。
一見ロジックでは説明できない事が、商品やサービスの価値になる。
商品開発も同じだ。企画書では売れる商品は開発できない。
情熱や好きだという感情こそが大事だ。

●顧客満足させてもリピーターは増えない
顧客満足とリピートには相関関係が無い。
どうして二度と来店してくれない、利用してくれないかというと
忘れさられてしまうから。
リピーターを増やしたいのなら、コンタクトを取ることが大事。
ニュースレターやブログなどのメディアで発信して関係性を築く事。

●ONとOFFを分けるな、公私混同せよ
成功している経営者やビジネスパーソンは、
24時間仕事が頭から離れない。
家族と過ごしていても、遊んでいても、眠っている時だって、
仕事のコトを考えている。それが成功する条件だ。
だから公私混同なんです。
24時間仕事をしている人と、8時間しか仕事していない人では、
結果が3倍以上違ってくるのは当然です。
だから、仕事を好きになる事。
遊びのような仕事、仕事のような遊びが必要だ。

●綿密な計画よりも、大雑把で臨機応変な計画を
綿密な計画を立てても、世の中の変化は激しい。
無駄なことである。
5年計画を出せ、なんて言っているようでは経営者は失格。
5年先なんて、誰にも想像できないSFのような世界になっている。
そんなのは計画できない。
大雑把な計画を立て、臨機応変にJAZZの即興演奏のような
経営をするのが、今の成功する経営。

●ビジネスは戦いではない、戦略思考を捨てよう
何かにつけて、戦争用語を使う。
そういうビジネスをしていると、いずれ消費者から見放されてしまう。
戦略思考を捨てる事。

●どちらが儲かるかではなく、どちらが楽しいかで選ぶ
楽しい会社、楽しい店、楽しい人。
人は楽しい所が好き。楽しい人が好きです。
だから楽しい店が繁盛する。
SNSが普及して、隠し事のできない時代です。
隠しても伝わってしまうのです。

●関係性が重要
人は同じ商品を買うのなら、関係性の深い方で買う。
これは、真理。当たり前のこと。
だから、関係性を築くことが大切です。
既存顧客を死ぬほど大切にする事。
そうしていたら、新規客も増える。それが現れ原則です。

エンジンオイル、OEMの(株)櫻製油所でした。

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