トヨタとマツダの資本提携

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電気自動車(EV)の実用化に向けたグループ作りと
大手メディアは書いている。
トヨタの発表通りに書いたのだが、
どう考えても、それはおかしい。

マツダは、EVを捨てて、内燃機関に注力、
スカイアクティブを完成させたメーカーだ。
トヨタが狙っているのは、低燃費エンジンの
スカイアクティブ技術である。

EVへの流れは大きくなった。
トヨタは、2040年までに
HVで、稼げるだけ稼ぐ方針だと思われる。
HVの燃費向上を渇望するトヨタにとって、
マツダのエンジンは心強い援軍である。

トヨタ関係者
「いくらEVが二酸化炭素を排出しないとはいえ、
発電所からは出ている。
HVの燃費が、これからも向上し続ければ
Well-to-Wheel(燃料採掘から車両走行まで)の観点から
EVよりもHVの方が環境に優しいと評価される
可能性もある。」

なお、トヨタがEVの為に開発している
「全個体電池」について、
業界は、すぐに実現するのは不可能と見ている。

 

 

 

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時間を大切にする

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欧米では、自分の時間を大切にする。
そして、時間に関して特有な感覚がある。

エルメスでは、革の原価よりも、
制作にどれくらいの時間を掛けたかで、
バッグの値段を決める。
時間に敬意を払い重んじる文化がある。

何かを企画する際に、
「時に、必要な時間を与えよう」とか
議論が行き詰ると、
「時が、熟するのを待とう」という言葉を耳にする。

やみくもに結果を急がない。
時には、解決を時間に委ねようという考えだ。
今の時間を、けっして無駄に消費しない。

エンジンオイル、OEMの㈱櫻製油所でした。

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仮想通貨で資金調達

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IPOは、新規株式公開。企業が上場する際に新株を発行し、
広く買い手を募って資金調達をする。

IOCは、イニシャル・コイン・オファリング。
企業が株の代わりに、独自の仮想コインを新規発行して
個人投資家などから買い手を募る。

世界的なIOC人気は、ビットコインなどの仮想通貨の値上がりから来ている。
短期の利ザヤを狙う投機熱が高まってしまった。

それに乗じた詐欺や発行企業の破たんが相次いでいる。
投資家が、悪貨の横行に懲りれば、一過性のブームに終わる。
一方で、IOCが正当な選択後に、良貨として広がれば、
従来の資本市場を補い、起業家の育成を促す触媒となる。

自由と規制のバランス、利用企業の良心が必要条件だ。

エンジンオイル、OEMの㈱櫻製油所でした。

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間違ったインフレ策

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インフレが期待されたら、将来価格が上がる。
それなら、借入してでも、今から消費や投資をしよう。
家計や企業が、こう動いてくれたら需要は拡大する。

ところが、そうはいかない。
今のインフレは、円安の為に輸入コストが上がった。
その為にコストが価格をプッシュした悪性のインフレだ。

この先も価格が上がるのなら、
永遠に購入するのは辞めようと、
支出の抑制が始まっている。

インフレになるから、今、消費や投資を行え。
輸入コストが増大するから製品価格に転嫁せよ。
社員の給料も上げろ。
こんな形で、家計や企業を追い込む政策は、
当然上手く行かない。賃金所得が

第3の矢で、企業の売上を増やす。
その結果、家計の賃金所得が増え、総需要が拡大する。
そんなデマンドプルのインフレを起こして欲しい。

エンジンオイル、OEMの(株)櫻製油所でした。

 

 

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債務超過でも融資して貰える

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金融庁の検査マニュアルが改定されている。

今まで、銀行は財務諸表を見て、債務超過、連続赤字があれば
不良債権と判定し、融資は行わなかった。

改定により、銀行が企業の現場まで行き、
回復の可能性があると判断出来たら
正常債権として融資しても良いと明確にした。

もう、銀行は債務超過だから融資できないとは、
言えなくなっている。

エンジンオイル、OEMの(株)櫻製油所でした。

 

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長期成長を考える

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最近の米上場企業のCEOの退任は、
5分のが1解任によるものだ。
経営者は、回転ドアの様に目まぐるしく、
入退場を迫られるのを恐れ、短期主義にすり寄る。

企業の視野・展望の長短を測る
「コーポレート・ホライズン」という指数で、
米上場のグローバル企業615社を見る。
2001年から14年までに長期経営企業が
増やした売上高は、1社の平均が1.1兆円を越えている。
これは、短期企業を47%上回っており、
利益の平均でも、長期企業が36%大きかった。

長期経営に優れた企業ほど、
実はベンチャー企業並みに機敏で大胆。
資本や人材の配分も上手い。

GEの大規模な事業の売買は、
一見すると短期主義的な企業行動に見えるが、
数十年先を見据えた長期ビジョンを土台にしている。

米デュポンは100年委員会、独シーメンスはメガトレンド、
スイスのネスレはニューリアリティーと呼ぶ会議体を持つ。
未来の世界情勢やマクロ経済、人口動態、
技術の進歩などについて話し合う場だ。
そこで示された予測やビジョンを、
経営上層部で共有する習慣、風土が定着している。

新しいトレンドを探り、それが本流になると判断したら
大胆に舵を切る。

エンジンオイル、OEMの(株)櫻製油所でした。

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勤勉だが受け身の日本人

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厚生労働省の調査によると、日本人の年次有給休暇の取得は少なく、平均年間総労働時間は2026時間と主要国の中では突出して長い。
この数字を見る限り、日本人は相変わらず勤勉そうである。

ところが、ワーク・エンゲージメント(仕事に対する熱意)の
調査では、日本人の仕事への熱意は最も低い水準にあった。
日本人の仕事に対する受け身で消極的な姿が浮かび上がる。

労働生産性の国際比較では、日本は1990年代に順位が
低下し始めた。92年以降はOECD主要7か国の中で
最下位が続いている。
最も高い米国と比べると6割強しかなく、
その差は、まだ拡大している。

国際競争力のIMD調査では、92年の1位から急低下し、
現在も浮上の気配が見えない。

日本の順位が下落した時代は、IT革命が起き、ソフト化、
グローバル化が進行した時期と重なる。
経営環境の変化によって、社員に求められる意欲・能力が
大きく変わった。

日本企業の特徴である集団的なマネジメントと、
勤勉だが受け身の働き方は通用しなくなっている。

エンジンオイル、OEMの㈱櫻製油所でした。

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表情を明るく

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ストレスの軽減などを目指す認知行動療法では、
外から内へという考え方もある。

私たちは、内容が充実していれば、
それが自然に外に滲み出ると考える。
心と体の関係についても、
気持ちが元気だからきびきびと動けるし、
楽しいから笑顔が出て来ると考える。
これが内から外へ、
つまり、心から体への波及効果だ。

一方で、外見に表れた事が
心に影響する事もある。
きびきびと動いていれば気力が湧いてくるし、
笑顔でいれば気持ちが明るくなって来る。
きちんとした身づくろいをすれば、
それだけ気持ちに張りが出て来る。
行動や表情、姿勢によって気持ちが変わる。

外から心を元気にする。
これは、とても有用な事だ。

エンジンオイル、OEMの㈱櫻製油所でした。

 

 

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「成功の要諦、稲盛和夫」より

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性格は変わる。
心の中で、どういう思いを抱いているかによって、
変わっていく。

芥川龍之介
「運命は、その人の正確の中にある」

小林秀雄
「人は、自分の性格に合った事件にしか遭遇しない」

良きことを思い、良きことをすれば、いい結果が生まれる。
そういう思いを、ずっと抱いて行動していると、
それが、その人の性格を形作っていく。

また、大変不幸な事件に巻き込まれたとすれば、
それは、自分の思いが不幸を呼んだ。
自分の性格が不幸を作ったのである。

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「自助論」サミュエル・スマイルズ

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謙虚な姿勢は、感謝の気持ちを持つことから始まる
天は自らを助けるものを、助ける
自分の死にざまは、自分で決める
自分の場所に立つ事、すべてはそこから始まる
汝自身を敬え
紳士とは、背筋を正して歩み、義を行い、
 真実を心より語るものである
勇気と希望と自尊心があれば、その人は豊かである
世界を動かしたければ、誰よりも先に自分が動け
有能な人物には、才能、勉強、実践がある
一歩、前に踏み込めばよい
 短い剣に不満をぶつけている暇はない。
 一歩前に出れば、剣は相手に届く
 一歩前に出れば、自分の景色も変わる
 一歩前に出るから、勝つ事が出来る
自分の最大の敵は、居心地の良い今までの自分である
よりよく生きるために、人には次の3つが与えられている
 それは、時間、自分、そして仲間だ
人間関係が上手く行ってない時は、
 話すことと行動に不一致が生じている可能性がある
人間の義務は、与えられた責任を全うする事
直感に従って生きる
練習が不可能を可能にする
天才とは、自分に火を点けられる人
時間厳守は、最高位の礼儀
礼儀が、人と人をつなぐ
誰にも、果たすべき使命がある

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