山口揚平

「解を問う」20世紀の教育から

「問いを問う」教育へのシフト、

「あるべき姿」へ向かう問題解決から

「対立」を解消する問題解決へのシフト、

中央から地方へのシフト、お金から信用へのシフト、

「労働」から「貢献」へのシフト、

「生存」から「創造」へのシフト、

「個」から「関係性」へのシフト…。

「解を問う」のが20世紀の教育だったならば、

「問いを問う」のが21世紀の教育

問題を解決したければ一度立ち止まり、

まずは対象から距離を置く

「できる人」は常に代替案を用意している

やるべきことはあくまでも

意識をより高い次元にスライドさせること

コミュニティは基本的にヨコ社会だ。

そこでの言語は従来のお金ではなく

価値観や信用・貢献・品位

お金という中間物と社会的な欲求は、

どちらかを増やすとどちらかが減ってしまう

トレードオフの関係にある。

そんな世界において人々は、より社会的欲求への純度を高め、

結果としてお金を使う機会を減らしていく

中央集権的な社会構造が弱まると、人は地方へと回帰していく

21世紀、人が一番お金をかけるのは、

プラスのピアエフェクト(好影響)を与えてくれる人材を

側に置くことだ。

あと10年以内で人々が一番お金を払う対象は

「臨在(仏教用語で優れた人のそばにいること)」になる

個性は信用主義社会においては

「天才性」という言葉に置き換えられる。

人生の幸福を決める要素の50%は自分の天才性に

気づき、それを発揮しているかどうかだ。

残りの半分は人によっては快楽かもしれないし、

安らぎかもしれないし、アドレナリンかもしれないが、

少なくとも50%は「天職」に就けているかどうかだ

個人の権利や所有を前提に私たちは生きてきたし、

アイデンティティもそこにあった。

しかし「関係こそが生命の本質である」と

前提が変化した時代には、

価値はつながりや物語そのものになる。

その世界では今の貨幣のような数字で文脈を分断する

お金などのツールは意味を持たず消滅する。

そのときがお金という概念のなくなる日である

変化の本質で見えてくることは、

孤独という最大の災害をなくすための「所属の人権化」、

マルチコミュニティや関係経済(ピア経済)が

中心になったときに価値観で人がつながってくという

「意識の階層化」、そして「個人の崩壊」、

最後には自分という概念が

世界やコミュニティに溶け合っていくという

「自己の拡張」だ

幸せとは物量のことではなく一体性のこと。

人と心がつながったとき、

もしくは期待と実態が一致しているとき、

人は幸福を感じられる

今は、努力して成果を挙げる能力より、

最小限の力で効率的に成果を挙げる

「コスパ力」が求められている。

そして、あと少ししたら努力もコスパも意識せず、

今あるもので満足する「期待値コントロール力」が

主流の時代になる

◆天才性の拠り所となる4つの領域

・ロジックや構造化を司る「算数」

・自然との調和を司る「理科」

・コミュニケーションを司る「国語」

・真善美の追求や創造を司る「社会(哲学)」

エンジンオイル、メーカー、OEM仲間の経営塾より