秘書から見た一流のリーダー

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1.飛行機やホテルの予約を自分でしない

細かい仕事まで抱え込まずに、部下に任せる。 
そんな時間があるのなら、大事な意思決定の時間に当てる。 
マイレージを貯めたいから自分でするリーダーが多いが、 
外国人はマイレージの管理まで秘書に任せている。

2.誰よりも早く出勤し、誰よりも早く退社する。 
そうして部下に背中を見せる。

部下は行動するリーダーの背中を見て、その背中に憧れる。 
だから、定時の5時になれば、いの一番に颯爽と帰って行く。 
部下も5時を過ぎたら決済を貰う上司がいないので、 
5時までに必死に仕事を澄ませるようになり、 
全員が朝方になり、残業は無くなった会社がある。

3.部下気を信頼して仕事はどんどん任せる

業績を上げるためには、 
部下の適性や強みを見つける事が大切になってくる。 
stretch goal、つまり達成できるレベルよりも 
少し高めの目標、あともう少し手を伸ばせば、 
更に大きな成果に届くゴールを与える。

どうすれば部下が成長するのか、を考える際に 
大切なのは、部下をコントロールするのではなくて、 
マネジメントすること。 
部下をコントロールするリーダーは、 
すべてが自分の思うどおりに進まないと気がすまず、 
小さなことばかり気にする。 
そのため、部下を信頼できずに 
自分で仕事を抱え込んでしまい、 
どんどん忙しくなっていく。 
その結果、自分の忙しさを部下にも強要するようになり、 
コミュニケーションも減り、 
不信感が募っていくという悪循環に陥る。

5.リフレッシュするために休暇は必ずとること

6.オフィスは考える場ではなく、 
指示をする場であること

重要な案件についてオフィスでは考えない。 
移動中や家に居る時に考えている。 
出社すると実戦部隊が待っており、 
すぐに指示を出せなければならないからだ。

会議は原則として30分以内に済ませる。 
外国人は日本の会議事情に呆れている。 
連絡事項はメールで十分。 
会議は報告の場ではなくて、意思決定の場である。

7.部下の都合と予定を優先する

リーダーは決して自分の時間を優先しない。 
部下の都合や予定を優先しながら日々仕事をしている。

チームのメンバーのサポートがなければ、 
自分一人では目標は達成できないと知っているからだ。 
部下の都合や予定を優先させれば、 
部下は気持ちよく仕事を引き受けてくれる。 
部下のモチベーションも高まる。

つまり一流のリーダーは、 
いかに自分の為に部下が時間を使ってくれるかを 
考えている。 
その時間が多ければ多いほど、その人数が多ければ多いほど 
達成する確率は高くなる。 
その為には、部下に気持ち良く働いてもらう。 
部下の予定を優先させる姿勢が大切だ。

一流のリーダーは、仕事をしない。 
部下が仕事をしてくれるからだ。 
リーダーは、部下に成長して貰うにはどうしたらいい? 
部下を喜ばすにはどうしたらいい? 
と考えているので、部下もリーダーの為に頑張る。

一流のリーダーと部下には、常に好い関係がある。

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