「競争優位の戦略」マイケル・ポーター

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優位性が、事業活動のどの要素からもたらされているのか。
ポーターは、つきとめようとした。

例えば、主活動のどれを内製し、どれを外注するか。
これは戦略上の重要な意思決定になる。

テレビを生産する場合、液晶パネルの製造能力に
競争優位の源泉があると考えるのならば、
液晶バネルを内製する。
逆に、液晶パネルの製造は、台湾メーカーなどに外注し、
自社では別の活動(ブランド・マーケティング)などに
競争優位の源泉を見出す選択もある。

企業が複数の事業部で、同様の原材料を購買している場合、
購買の強みが各事業部の競争優位の源泉になっている
可能性もある。

バリューチェーンの下流であるアフターサービスの分野で、
優位性を得ている企業もある。
アフターサービスを通じて、
顧客との接点に、優位性を得ることが出来ると
好業績を持続しやすくなる。

エンジンオイル、OEMの櫻製油所でした。

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